Neetel Inside 文芸新都
表紙

オズワルド・Dによろしく
二話「懺悔編」

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懺悔の回

僕は高校になったころから父親に医者か薬剤師にならないと生きていけないといわれて育った。

親父はk大卒で、今思えば自分のすごさを示そうとしていたんだと思う。

なんでお前は勉強ができないんだ、俺は勉強ができるのにお前は勉強ができないのか!勉強ができれば幸せになれるんだ

俺はお前のために言ってるんだ、お前にいいことをしているんだと…お前が家の足を引っ張っている、勉強できる医者か薬剤師の資格を持つ

エリートしかうちの子供には必要ないということだ

うちの兄弟は全員医学部を受けているそして全員落ちて全員薬剤師になっている。

じいちゃんの葬式の日、親戚のおじさんたちはそれぞれこれからの人生について言っていたのに、親父だけは

うちの子供たちはみんな薬剤師で私は本当にがんばりましたと言っていた。要するに自己顕示欲を示したいということだ。

親父の家庭は貧乏でばあちゃんがかろうじて看護婦の資格を持っていたのでそれで食いつないだ、親父は死ぬほど血反吐吐くまで勉強して

k大に受かった。そして金持ちになった。けど恐怖にとらわれていた、医療系の免許がないと生きていけない、食っていけないという意識が

頭にこびりつき子供に死ぬほど勉強させた。うちの兄弟の周りからの感想はなんかかわいそうだった、みんな言われている。

親父は内に受験用タコ部屋とかいって参考書とか赤本とかが死ぬほどある部屋を作って、子供が高3になるとそこに入れた。

兄貴は「くそ親父がぶっ殺すぞ!」と言って薬学部に受かった、姉貴は精神を病んで薬学部に受かった、

そして俺はあの最高に追い詰められて

「おれは勉強できる、お前らも勉強したら幸せになれるんや!これはお前らのためにいっとるんや!なんでできへんのや俺はできるから

すごいお前はできへんからすごくない、お前も勉強したら俺のようなすごい人生を送れるんや!」という巧妙な

自分の価値観を上げ、相手の価値観を下げるトリックに引っかかった。


正直そこで「くそったれ!このくそ親父!ぶっ殺すぞ」と言ってそこで受けたストレスを親父に返して勉強すればよかった、しかし僕は

完全に気力を奪われ何もできなかった。そして本来親父に「ぶっ殺すぞ」と言わなければならないのに親父とまともに戦うのが怖くて親父に精神的ダメージを与えるには無視すればいいという結論を出した。そのせいで男とまともにかかわらなくなった。

そしてその時受けて溜まっていくストレスを精神が病んで何の抵抗もできなくなっていた姉にぶつけることで自分の精神を保った。

姉ができないことで僕ができることを無理やり探しだし「年でお前はこれができないんだ、俺はできるのにお前はできない!やれよ!」

と言って完全に追い詰めた!尾根の精神は完全におかしくなった、部屋で変な声が聞こえるとか言ってドアに鍵を何個もつけたりした、病院で薬ももらっている

統合失調症になった。全部ぶっ壊れた、それでもみんな平気で暮らしていたわけが分からなかった、何もできなかったしそんなことが平気で行われているのはおかしいのに

誰も気づかなかった。僕が原因なのに誰も僕を責めなかった。誰も気づいていなかった。そしてその状態のまま時は過ぎた。

     

懺悔2

僕は完全にダメになっていて、誰も友達がいなかったし、かなり自己中で嫌われていた。でも自分は人気者だと思っていた、ほんとは手を差し伸べてくれる友達もいたけど

全部自分の自己中で払いのけた、なんか自分よりおとなしいやつを見下したり、強いやつに媚びたりした。なんか母親としかしゃべってなくてオカマみたいなコミュニケーションの仕方しかできなかった

誰の気持ちも考えなかったし自分ばっかり調子に乗って相手の気持ちを考えなかったし考えるえる方法もしらなかった。

ダメになっていて居場所が完全にないのを同情して、こいつは俺とおんなじやからシャアないって仲間に入れてくれた奴もいた、でも僕は完全に何も考えずに自分がだめで何の人間的魅力がないのを

無理やり頭から消して自分が人気者になったと思って調子に乗った。それを認めると精神がおかしくなるから現実をゆがめて受け入れないようにして価値のない自分を無理やり人気者だと思い込んだ。

当然ムカつかれたし嫌われた、本当にむかつくしダメなやつだけどそれも込みで自分もダメなやつだからと、はっきり言ってかなりいらっとするけど、受け入れてくれた。

でも僕はそいつも家族から勉強しろと追い詰められて、精神が参ったせいで、居場所がないきつさを知っているから同じような境遇でダメになっている僕の気持ちが分かったことに気付かずに

相変わらず自分の精神を守るために自分がだめなことを認めないで、そいつがかまってくれるのを自分が人気者になったと思い込んだし気付かなにいようにした。。

最近ほんとにキレられた、「きみ俺のこと友達やと思ってんの?なんで俺が君にやさしくしとるかわかっとるん?君ははっきり言って誰にも好かれてないし人間的魅力も0なんやで!もういいわ、本間に失望したわ」

って言われた。分からんごめんごめんって言ってその場を逃れた、マジでどうすればいいかわからんかった。本間にわからん。たぶんそんな風に接して他人に居場所を作れる人間が人が親分という物なんだろう。

         
             「自分と同じ境遇に同情でやさしくしてくれる親分に礼儀のある対応をする仕方が分からない。」


完全に男の世界から逃げてお母んに甘やかされて育ったせいで、男の集団の生き方が分からんくなっていた、何やってもお母んがかばってくれたから、今考えると悪寒が走る(お、やっべ韻ふんじゃった!)

なんか女にもてたいというよりも、お母さんの代わりになるような甘やかしてくれる女を探しているように思う、学校でも男の友達を作らないで、なんか女の方ばかり見てるきもい。孤独をエロでごまかそうとしている。

きもい甘ったれた感じで女の同情を引こうとしている、女がこっち見ただけで自意識過剰に自分はもてていると思っている、現実を認めると自我が崩れるからまた現実をゆがめて妄想に走っている。自意識過剰の恥さらし。

なんか死ぬほど本読みまくって斉藤一人の本読んで幸せついてるうれしい楽しいありがとう感謝してますとか言ったら運がめぐって書いてあったから、高3のタコ部屋時代にもう打つ手なしじゃわいって思って

今までずっと言い続けてきたら最近になって異様に効果が出始めてきた、とにかくいい悪いは別にして、頭の中の発言の声が死ぬほどでかくなった、なんか一気にいろいろ来た、友達がキリスト教の教に誘ってくれてそこでなんかやさしくされた。

聖書読みまくったらさらに頭の中の発言と思考の声のでかさが大きくなった、いい悪いは別にして。

でもそこにも心がやんでる人がいて、でもその人はやさしい感じの人で女の子からすごいもてていた、僕はいらっとして無意識にあれをやった

そう親父から受け継いで姉貴の精神を崩壊させた例の「なんで君はこれができないんだ!俺はこれができるのに君はできない!君の幸せのために言ってるんだ!俺は君の幸せのために言ってるんだよ!俺はできるからすごいお前もおれの教えたこれをやれば

俺のようにすごい人間になれるんだ!」そのひとは教会にほとんど来なくなった、僕は逃げた、今全然行ってない。

最近全部ほんとの真実のことを全てぶちまけたらすべての人間が行動をしなくなるのに気付いて、


親父に全部言った、お前は「なんで君はこれができないんだ!俺はこれができるのに君はできない!君の幸せのために言ってるんだ!俺は君の幸せのために言ってるんだよ!俺はできるからすごいお前もおれの教えたこれをやれば

俺のようにすごい人間になれるんだ!」そしてその時受けたストレスを親父に返して勉強するべきだったのに、そのストレスを何の抵抗手段も持たない姉貴をいじめることに使ったと全部洗いざらいぶちまけた。

そったら姉貴はちょっとだけ一緒の部屋にいても緊張感を出さなくなった<-今ここ

おしまい




     

懺悔3

自分の弱さとおんなじ弱さを持っていることで同情してくれた人間に対する礼儀のある対応の仕方は

もし、能力がなくて社会から孤立している自分のことを社会に必要だと言ってくれるのならば

もし完全に社会から孤立している自分も社会の一員ならば


「あなたは僕という社会から孤立している一番小さい単位の社会ではありますが、僕も一応社会なのであなたは社会から必要と思われている人間ですよ」ということだろう

後は居場所をもらったんだから駄サイクルにおちいらない様にひたすら周りで成功している人をねたむことに力を使わないで

自分の居場所を作るためにひたすらとげをかき分けて歩き続けておんなじ方向に歩いてる人がいたらチッスって挨拶しようそれだけでいいや。

できれば(僕がやったような)誰かの横やりでとげをかき分けて進む力のない人におんなじようにできればいいと思う。

知らない





       

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