Neetel Inside 文芸新都
表紙

プロット企画会場
パターンA by チンコ野郎

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僕の姉は病弱だ。理由はよくわからないが、数え切れないくらいの病を患っていて、何かを食べに行くとアレルギー、服を着るにもアレルギーで、外食にも行けないし服さえもまともに着れないような体だ。アルビノとかいう体質らしく、髪は金髪で目は紅く、雪のように真っ白な皮膚はまるで病人だ。いや、病院なのだが。しかも太陽光に当たると倒れるらしい。まさにゾンビとしか言いようが無い。

そして、それが原因でいじめられたらしく、学校には去年の夏、つまり姉が高二の時から行っていない。その結果、今のような平日の昼に、僕が占領するはずだったテレビを観ているゾンビのような馬鹿がいるわけだ。

「姉ちゃん、僕モンハンしたいんだけど。」と僕が言っても、「ダメ、今いいとも観てるから。」と返される。テレビではくだらないテレビが延々と流れている。このサングラスの中年は深夜番組なら面白いのに、昼になると駄目だ。僕はこんなくだらない番組は見たくない。けれど、テレビのある部屋はここだけだ。ここを離れては、モンハンが出来ない。

僕は、「モンハンしたいんだけど。」と繰り返す。が、姉は、「無理だって。」と言うだけだった。僕も最初は我慢出来た。姉が病気で辛い思いをしているのは知っていたし、僕も最初の内は、素直にテレビを渡すことが出来たが、今は別だ。毎日毎日テレビを取られて、モンハンやその他のテレビゲームは出来っこない。以前はPSPのモンハンをしていたからというのも大きいが、新作の出た今となっては、テレビを使わないわけにはいかない。

「モンハンしたいんだけど。」と、三度目の要求を口から吐き出すも、返答はやっぱり、「無理。一時からすればいいじゃん。」だった。

     

弟がさっきから「モンハンをやりたい。」と騒いでいて五月蝿い。私はいいともを観ているし、一時になったら交代すると言っているのに、ずっと騒いでいる。しかも、平日の昼間に。私は弟が自律神経なんたら症とか、強迫性障害だとか、そういう類のものを発祥しているのは知っているが、そんなのは甘ったれているし、私のお昼のこの時間をあげるわけにはいかない。

私だってこの時間は学校でみんなと話していたい。けれど、みんなが私と話していたがらないから話せない。だから学校に行けない。それなのに、弟はどうだ。学校には話してくれる友達がたくさんいるのに、自分からそれを拒絶する。ただの贅沢だ。しかもそんな状況になってまで家に一台しか無いテレビを使わせろという。精神障害者だからって、そこまで甘ったれられると腹が立つ。

私は、「1時っていってるじゃん。それまで部屋に戻ってPSPでもやってなよ。」と言ったが、弟は、「今からモンハンやりたいんだよ。」と返した。「今からじゃなきゃだめ?」と私が返しても、弟は、「駄目。」としか返さない。これが強迫性障害なのかどうかは解らないが、とにかくしたくてたまらないのだろう。

テレビの中では、電話のコーナーで明日のゲストに電話がかけられている。次のゲストは今売れてる歌手の人らしい。友達が居なくなってから、J-POPはめっきりと聴かなくなってしまった。流行に乗るのが疲れたからか、どうだかは解らないけれど、CDは全て売った。売った金で私の本当に好きな音楽のCDを買った。今思えば、友達に合わせていただけなんだろうと思う。ただ、それが無くなってから、たまに寂しさを覚えるようになった。カラオケとかにも、行きたかった。

     

電話のコーナーが終わりCMに入る。姉が無言で立ち上がり、少しよろめきながらトイレへと向かった。その姿は、完全にバイオハザードに出てくるような、ゾンビの姿そのものであった。

ふと、電話のコーナーの後には特に何も無かったことを思い出した。姉に確認したいところだが、姉はトイレに行って出てこない。とりあえず、姉が握っていたリモコンを持ち、テレビをプレステの使える状態へ切り替えた。

電源をつけてしばらくして、OPをスキップしてデータをロードする。今日は赤フルを狩る予定だが、何せ一回データを消して装備が弱いままなので厳しい狩りになりそうだ。

そう考えていると、突然テレビの電源が切れた。「まだ最後のコーナーがあるでしょ!どうして待てないの!」と、怒号が響き渡った。

     

「別に最後のコーナーくらい観なくてもいいじゃん。最後糞つまらねーじゃん。」と、弟がひねくれたように言っている。最後のコーナーのミニゲーム的なそれは、頭についた針で投げられた風船を割るゲームだが、これを見なければいいともを観た気にはなれない。

結果が出る直前に、テレビが「フュン」と音を立て、異世界へと画面が切り替わった。弟は、「つまんね。」と小さな声で言った。甘ったれている。親がやってきたように一度頭を叩いてやりたいところだが、今の私がそれをすると、手の骨が持っていかれるかもしれない。病気のせいで骨はスカスカだ。この前のように転んだだけで3ヶ月歩けないのも嫌だからやらないが、私には言葉の暴力がある。今までに浴びせられてきたような、言葉の暴力が。

「あと数分も待てないの?それって早漏って言うんだよ?あ、勃起不全のそーたには解らないか。」と笑いを含めて弟に向かって言った。私の顔の横を、鋭い勢いで何かが飛んでいき、金属が衝撃を与えられた時に出る音が、部屋に響き渡った。

     

プレステのコントローラーを思いっきり投げつけた。もちろん当てるつもりは無いので適当な場所へ投げた。鋭い金属音が響き渡り、カーテンレールが折れた。

昼間の太陽が部屋を明るく照らすと同時に、姉の体が床へと倒れこんだ。そうするつもりは無かったが、やってしまった。姉が太陽に弱いというのは知っていたが、まさか気絶するまでとは思わなかった。

とにかく、このままではマズい。親からは「太陽に当たり続けると死ぬから。」と言われていたが、あれは本当だったのだろうか。とにかく、連絡を取っている暇は無い。海外旅行中の親父と母さんに電話するのは時間がかかりそうだし、とにかく暗い場所へ運ばなければいけない。

姉の体を引きずる。軽い。アバラは骨が浮き出しだったし、もちろん胸も無い。尻にも肉はついてるはずも無く、成長期に投薬されたせいで身長は小学生クラスだ。しかしそれが幸いして、今は運ぶのが便利なわけだが、どこに運ぶべきだろうか。

暗い場所と言えば姉の部屋くらいしか思い浮かばない。僕の部屋は夜に空を見れるように天窓付きだから論外。親の部屋は鍵がされている。僕が以前に留守の間に金を盗み出したことが原因だろう。

姉の部屋の前に姉を引きずり、置いた。ここでも若干太陽が当たっているので、とりあえず僕の服で隠すことにした。そして、ドアノブに手をかける。が、何故だか鍵がかかっていた。こんな時に。

しかしこのままでは姉が死んでしまう。あとに光の当たらない場所といえばどこだろう。外を覗けない場所。外から覗けない場所。トイレだ。

トイレがあった。それを完全に忘れていた。姉の体をトイレまでずりずりと引きずる。もしかしたら骨の一本や二本折れてそうだが、死ぬに比べればマシだろう。呼吸はしているようだし、ひとまずトイレに放置しておくことにする。

しかし、姉は眠っていると美人である。自然な金髪の髪と、異様なまでに白い肌は、どことなく高貴な西洋のお姫様を思わせる面もある。体系は完全に幼女体系なのだが、僕にとってはむしろ大歓迎である。

少しムラムラしてきた。というか、正しく言えば勃起してきた。姉にEDだと侮辱されたが、そんなこともない。ただ、早漏を指摘されて、異様に腹が立った。また思い出すと腹が立ってきた。勃起も止まらない。ならば一発、オシオキをすればいいだけの話だ。

起きないことを願う。とりあえず、起きているか確認するために顔を揉んでみる。頬を掴み、グニャグニャと動かす。表情に一遍の変化も無い。完全に寝ている。失神しているのかどうかは解らないが、とにかく目覚める気配は無い。次に腕をつねる。爪で腕の肉を掴み、ひねり上げる。少しも表情を変えない所を見ると、痛みは感じていないのだろう。

つまり好機だ。服に手をかけて、思いっきり上へと上げる。すぐさままな板とも言える胸が現れた。貧乳。しかし、それが僕の興奮をそそる。乳首にゆっくりと触れて、上下に動かしてみる。姉の乳首が、ゆっくりと硬くなり始め、姉の乳首も勃起した。

そして僕は、それに舌を当てて、また、上下に動かす。それと同時に、僕の陰茎を手に握り、上下に擦る。気持ちいい。しかし、舐めているだけではつまらない。

姉のゴム紐のズボンを下ろすと、白い、小学校低学年向けの下着が現れた。たまにオカズにしているので知ってはいるが、やはりサイズ的な問題だろう。ロリコンの僕としてはむしろ嬉しいところだが。

そのパンツの上から、姉の恥部を撫でると、少し姉の体が動いた。少し驚いたが、問題は無いだろう。起きたとしたら、無理やり犯すしか無いが、今はとにかく撫で続けるしかすることは無い。

撫で続けると、少し感触が変わってきた。感じているのか、生理的な反応なのか、少し、水気を帯びてきた。パンツを脱がせると、案の定、糸を引いていた。

鼻を近づける。少し臭気は帯びているものの、なんというか、魅力的な臭いがする。どこかで嗅いだことのあるような気がするような、そんな臭いだ。舌を当てると、また少し体が動いた気がした。が、そんなことはどうでもいい。今重要なのは、今からクンニをして、自慰をして、射精する。それだけだ。

舌を這いまわしていると、少し硬いものに当たった。これがクリトリスというそれであろう。たしかに陰茎に見えなくもない。舌で舐めると、今度は姉の体が反り返った。完全に感じている。それにあわせて僕の手の速度はましていく。もちろん、舌の速度も。

クリトリスを徹底して刺激すると、姉が小さな呻き声を上げた。その瞬間、僕の顔に、水が噴きかかってきた。黄色く、臭いの強い水、尿。

そして僕は、口を開け、姉の尿を口で受け止めながら、射精した。少し塩みのある妙な味が、舌を刺激した。そして僕は、姉を僕だけのものにしたい。と、真剣に思った。

     

天井の光がまぶしい。狭い個室だ。ここはトイレだ。そして私は、便座に跨って、座っているようだ。気絶していたんだろうか。それはよくわからない。思い出せない。

もしかしたら自慰でもした後に寝てしまったのだろうか。確かに股間は濡れている。けれど、私は服を全て脱いでからしか自慰が出来ない体質だから、それは無い。ましてや道具抜きには出来ない体質だ。

確か私はいいともを見ていた。そこは覚えている。電話のコーナーで人気の歌手が出て、トイレに鼻をかみにいったら、鼻血が出てきて止まるのに二分ほど費やしたんだった。

それで確か部屋に戻って、弟がゲームをしていたから切り替えた。そしたら弟が怒って何かを投げてきた。これもうろ覚えだが記憶にはある。その後金属音がして、カーテンが落ちて、そこから記憶が無い。

たぶん日光に当たったからそれで気絶したんだろう。それで、弟がここまで連れてきた。そんなところだろう。しかしそうだとしたら若干疑問が残る。どうして股間が濡れているのか。だ。

私は生まれてきてから何度も気絶を繰り返しているので知っているが、気絶した後に股間が濡れていることはまず無い。少なくとも今までには無かった。エロい夢も見ていないし、理由には欠ける。

もしかしたら弟がやったのかもしれない。弟が私の下着で度々自慰をしているのを、私は知っている。私も弟の下着で自慰をすることがあるのだから別に問題は無い。例え犯されたのであっても問題は無いが、少なくとも私の股間から血は流れていないので、処女は無事であろうと思う。

とりあえず、今日はいつものことをする気にはなれない。部屋に戻るしかない。と思ったので、とりあえずトイレのドアを開けて、向かいにある自分の部屋のドアを開ける。鍵がかかっている。

一応部屋の中には誰にも見せたくないから鍵はかけているが、していなくても誰も入ってこないだろう。弟は使用済みパンツにしか興味が無く洗濯物には手をつけたことが無い点を見ると部屋に置いてあるのも同じだろう。

部屋を開けると、いつもの窓の無い部屋につく。電気をつけて、扉を閉める。そして、鍵をかけた。机の引き出しを開けて、デジカメを取り出す。さっきから弟のことを考えていると、やけにムラムラとしてきたので、自己処理をしないといけない。

デジカメのファイルは、弟のデータで埋め尽くされている。三年間、つまり弟が11歳の時から貯めておいた画像と動画。風呂やトイレ、自慰まで、全てを撮影した、弟のデータ。

それをポケットに入れて、引き出しを閉じる。そして、机の上の筆箱に置いてある粉薬をポケットへと入れる。そして、いつものように部屋を出る。部屋を出て、キッチンへと向かう。カーテンは幸いにも直っていて、弟はゲームに熱中していた。

弟に気づかれぬように、冷たいお茶を入れて、ポケットから粉薬を取り出し、お茶に混ぜる。白い粉薬は、みるみるうちにお茶に溶け出し、雪のように、あたかもただ水に戻っただけのように、自然とお茶と一つになった。

後はこれを弟に渡すだけである。私の股間は既に、私が起きた時以上にびしょ濡れだった。既に、パンツを履いていることすら煩わしい。ズボンにまで湿気が広がっていないか心配だ。

弟の所まで歩いていき、「さっきはごめん。はい、お茶入れたから。今日暑いから喉渇くでしょ。」と言って、先ほどのお茶を渡した。弟は、「ありがとう。僕のほうこそ悪かったよ。ごめんね。」と言って、お茶を飲み干した。私は、「それじゃ。」と言って、部屋へと戻った。

もちろん医者から処方された強力な睡眠作用と麻酔作用のある、夜中に寝る時に体が痛くて寝れない時のために使う薬なのだが、今となっては弟と遊ぶためにしか使っていない。一方的な遊びだが。それでも私の欲求さえなんとかなれば、それでいい。

五分後に試しに外に出ると、案の定、弟は熟睡していた。こうなってしまうと七時間は嫌でも起きれないので、早速弟のジーンズのベルトを抜き取る。最初は戸惑ったが、今はものの数秒で外せるようになった。そして、ジーンズの一番上のボタンを外して、ジッパーを降ろす。

ボクサーパンツの上から弟の陰茎を撫で回す。やわらかい感触が、興奮を誘う。私はズボンとパンツを一緒に下ろした。糸を引いてるのがわかるくらい濡れている。

弟のパンツを降ろすと、柔らかく、若干大きめのサイズの陰茎が現れた。少しイカ臭いし、精液がまだ回りについている。先ほど自慰でもしたのだろう。見逃した。

そして、弟の陰茎を口に咥える。臭いが、それがまた良い。納豆やスルメを好きな人がいるように、陰茎を好きな人もいる。私のように。弟の陰茎にしゃぶりつきながら、自分で私の陰部を刺激する。音を立てながら刺激する。

弟の陰茎が勃起を始めた。ゆっくりだが、口の中で段々と膨らんでいくのがわかる。すかさず口を離し、デジカメを使い、撮影をする。口から手に切り替え、すばやく何度も何度も擦る。そしてその様子を、もう一方の開いた手で撮影する。デジカメが動画を撮りはじめ、陰茎は肥大化していく。

撮影しながら舌で亀頭の先端を舐めると、少しずつ汁が出てきた。臭い汁。精液。カウパー。だが私の欲しいものは我慢汁では無く、本物の精子だ。舌を動かす速度をあげる。もちろん片腕は自慰に使う。もう片方は撮影で忙しい。

傍から見れば滑稽だろうが、性欲さえ満たせればそれでいい。弟の陰茎が脈打つのがわかる。射精の前兆。私は自慰の速度を速め、カメラをしっかりと構えて、舌の動きをさらに加速させる。

その数秒後、私は口に大量の精子を含みながら、イった。カメラはバッチリと、撮影をしていた。その後すぐに、私は弟の精液をふき取り、弟を元通りの状態に戻し、部屋に戻った。

そして、机の上にカメラと薬を置き、イスに座った。冷静になると、馬鹿なことをやっているなと思う。こんなことのために弟を道具にするなんて、私は最悪だ。弟の意思は皆無だし、私は頭がおかしいんだと思う。

冷めた気分を治すために、適当に棚からCDを引き出し、コンポへと挿入する。URIAH HEEPの3rdアルバム、Look At Yourself。ジャケットの鏡が私を映し出す。白く金髪の、やつれたどうしようも無い女だ。

コンポから音楽が流れてくる。恐れるな。自分を見つめるだけだ。という歌詞を、独特のコーラスで歌い上げるのが印象に残る。脳内でその言葉が何度も繰り返される。

実際、私が学校に行かなくなったのは体のせいじゃなく、弟と少しでも時間を共有したいからだ。友達がいないのは確かだったが、それは我慢できた。ただ、弟と会えないのが、いつの間にか辛かった。

だから学校に行くのを止めた。そして、弟がいる日は弟をおもちゃにして遊んでいる。完全なる依存。このままでは、いけない。依存をしていて何になるんだろう。このままの関係は、続けられない。続けたとしても、耐えられない。

ずっと、寝ている弟を犯すだけの生活なんて、虚しいだけだ。だからどうする。私は依存を断ち切りたい。自由になりたいだけだ。つまり依存をするには、弟から離れなければ行けない。

学校へ行こう。

     

今日、久々に姉が学校へ行った。どうしてかと聞くと、「もう、そーたに直接見る必要が無いから。」らしい。"そーた"は僕の名前だが、姉は何故か"そうた"と発音が出来ない。まあ、可愛いからどうでもいいが。

しかし、姉の言葉の意味が掴み辛い。そもそも僕は姉が学校へ行かなくなった理由とは全くをもって無関係のはずである。しかも、直接見る必要が無い。というのがまた意味が解らない。学校は徒歩20分の高校だから帰宅時刻は早くて午後四時か五時のはずである。つまり、帰宅すれば僕に会えるわけだ。

そして、"直接"という言葉がついつい引っかかってしまう。敢えて"直接"と言ったのであれば、直接的で無いものは未だ見る必要があるはずである。つまり、間接的には見なければいけない。そういうことだ。

そして何だ、どういうことだろう。少し解り辛いが、どうすればいいんだろう。とにかく部屋に入って、音楽でも聴きながら考えることにする。

部屋に戻ると、手紙が置いてあった。手紙を開けると、「もう私の下着でオナニーしないで。」と書かれていた。バレていた。最悪だ。いつバレてしまったんだろう。

下着は毎日使用した後に洗濯機に放り込んでいたはずなのに。どうしてバレた。これでもうオナニーは出来ない。つまり、どういうことだ。唯一の楽しみが、無くなってしまった。

ならばどうするか。別にオカズは姉のパンツで無くてもいいのだが、あの生地がいいのだ。それが無くなるとなると、寂しい。しかもバレている。どうすればいいんだろう。盗んだものを一枚でも取っておけばよかった。

そして、いつバレてしまったんだろう。僕がオナニーをする時は常に風呂場だ。しかもパンツにぶっかけは一度もしたことが無いから、まずそれでバレることは無い。ドアも完全密室で、姉の病気への対策として、外側からの光は一切遮断されているはずである。

つまり、外側から覗くことは出来ない。これだけでほとんど完全犯罪なはずだが、それならバレた理由が残らない。風呂場を見るしか無い。

風呂場の扉を開けると、完全に密室である。脱衣所には洗濯機とカゴ。ここから下着を取り出しているが、この時点でどこからも光が入ることは無い。ためしに電気を消すと、隙間からすら光の入らない、完全な暗闇だった。

つまり、外から見ることは不可能。次に浴場。ここも同じく、電気を消せば暗闇だ。ここでオナニーをしているから、ここで見られる可能性はある。けれど、方法は皆無だ。

外側からの監視は無理。つまり、内側からならどうだろう。盗撮。それだ。それが一番怪しい。特に、姉の持っているデジカメ、あれをコンセントに繋いでおけば、数GB、おそらく一時間程度の動画は撮る事が出来るはずだ。

もしそうなら、理由は解らないが、他に考えることの出来るのは、それだけだ。今から10分後に学校へ行かなければいけないが、今日もサボろう。単位なんかは、関係が無い。今大切なのは、姉だ。姉の犯罪だ。

なら今からどうするか、僕がすべきことは、姉の部屋へ入ることだ。しかし、もちろん姉の部屋には鍵がかかっているだろう。どんな鍵穴だったかは覚えていない。そもそも入ろうとしたことがあまり無かった。僕は脱ぎたてのパンツにしか興味が沸かない。

姉の部屋の前へと立つ。鍵穴を覗くと、本格的な鍵穴だった。10円玉で開くタイプをなんとなく期待していたのだが、やはり違う種類だった。まあ、新築だから仕方ないとは思うが。

合鍵はおそらく親が持っているだろうし、親の部屋は鍵がかかっている。つまり、開かない。ドアをぶち壊すのは無理だろう。後でごまかせない。窓の無い部屋への外側からの進入は無理だろうし、やはりここはピッキングだろうか。出来るかどうかは心配だが。

とりあえず、部屋に戻って、ノートパソコンを数年ぶりに取り出す。中学に入学した時に買ってもらったのだが、スペックの問題でモンハンのオンラインのやつが出来ないと知ってからはずっと使っていない。

googleを開いて、ピッキング やり方 と検索する。案の定大量にヒットする。針金が無いので、部屋から大きめのクリップを持ってくる。あとは、順序を追うだけだ。

そして、あまりにもアッサリと、鍵は開いた。幸い、開けるのは簡単だった。屋内用の鍵は他のに比べて作りやすいと書いてあったが、まさにそうだった。室内は真っ暗だ。光の一つ入ってこない。部屋の入り口に照明のスイッチがあるので、それを押す。光が姉の部屋に差込み、姉の部屋が明るくなった。

海外のよくわからないバンドのポスターが貼ってある。たまに姉の部屋から聴こえてくる音楽は、こういったバンドのものであろう。みんながみんなモジャモジャとした髪をしていたり、写真の映り具合から、20年か30年程前の物が多いと思われる。

机の上で何かが光っている。CDのジャケットらしい。ジャケットに、目が描かれていて、口となる部分に鏡がはめ込まれている。URIAH HEEP LOOK AT YOURSELF。 よくわからないが、海外のバンドなんだろう。古臭さがジャケットを越して伝わってくる。

ふと机の上に目を戻すと、あまりにもガサツに、デジカメが置かれていた。白い粉薬のような物と一緒に。

     

デジカメのデータを見て、僕は絶句した。一枚目に出てきた物は、日付が昨日の、動画だった。昨日は姉は外出していないはずだったので、何を撮ったのかが気になった。

表示されている画像は、最初、ブレていて何を撮っているのかは解らなかったが、再生して、全て気づいた。姉が、陰茎をしゃぶっている動画だった。

ギンギンに勃起した陰茎を、姉がしゃぶっている。ただ、それだけの動画だが、一抹の不安を覚えた。時間は15時46分から十分間。この間、姉は何をしていたか、それは覚えていない。

昼過ぎに、姉を軽く犯し終わったのが13時30分くらいにすると、姉が起きてお茶をくれたのはその二時間後。つまりこの動画を撮る直前。つまり、姉はこの間に外出をしたのか?いや、背景には明らかにこの家の物が映りこんでいる。

つまり、誰かが忍び込んで、姉とヤった。僕の横で。その可能性が一番高いと思うが、よくよく見てみれば違う。映っている陰茎の根元に映るボクサーパンツ、そしてジーンズ。それは紛れも無く、僕の物だ。しかも、昨日着ていた。

姉は、僕とヤったのだ。それが事実だ。僕から姉にヤった後、姉から僕にヤった。ならば大方この横にある薬は睡眠薬であろう。これを使って僕を眠らせて、その隙にヤった。それだけだ。

しかし、だからといって、眠っている隙にヤったのを赦すことはできない。その上、僕のオカズを奪っておいて、ソレは無い。つまり、仕返しだ。単純に、目には目を。歯には歯を。とか言った、昔の何かの言葉か法律か何か。それをするだけだ。

デジカメには、大量に僕の画像が入っている。16GBのメモリーも満タンである上に、四分の一程度を眺めていても僕の画像、もしくは動画しかない。脱衣所の動画もバッチリ撮影されていた。恥ずかしさと恨めしさで、メモリースティックを抜いた。

姉はパソコンを持っていない。だから保存できる媒体はメモリースティックだけのはずだ。そう思い、机の棚を空けると案の定16GBのメモリースティックが十枚ほど出てきた。

僕はそれを全てポケットに詰め込んだ。デジカメは敢えて残しておいた。そして、僕は、姉のタンスから下着を数枚盗み出し、部屋に戻り、姉の撮影した姉のフェラ動画を見ながら、姉のパンツを使って自慰にふけった。初めてパンツにぶっかけた記念に、タンスへと戻しておいた。

     

久々の学校は、思ったより辛い物だった。前からいじめられていたのはキツかったが、今日は、朝から舌打ちをされたあげくに、「なんできたの?」と言われて、腹パンをされて嘔吐し、保健室で一日を過ごした。

確かに日光をさえぎるためとは言えでかい帽子にサングラス、マフラーを七月の朝からしていけば、気持ち悪いだろう。しかし腹パンは無いだろう。おかげで制服もゲロまみれだし、マフラーも捨てなきゃいけない。最悪だった。

最終的に日光を遮るために保健室の先生の車のトランクに入り込み、家のガレージで降ろしてもらったのはいいが、帰宅し辛い。

もちろん理由は弟のオナニーを止めるように指摘したからだが、まあ依存を絶つためだから仕方が無い。とりあえず、出来るだけ会わないようにしていきたい。意図的に避けるのは辛いが、依存を絶つためには仕方が無い。

ガレージのドアから家に入ると、家の中は真っ暗だった。弟の部屋から光が漏れているのは見えるが、それ以外は真っ暗だった。まあ、都合がいいといえばいいのだが。

とりあえず、弟にバレないように、しのび足で自分の部屋へと戻る。そして、ドアノブを引っ張り、ドアを開ける。何か違和感を感じる。ドアだ。何故ドアに違和感があるんだろうか。気のせいだろう。

ドアを開けると、真っ暗な部屋が広がっていた。いつものように照明をつける。いつもの部屋が広がっている。とりあえず、い辛いから、シャワーを浴びに行こうと思う。タンスから服を取り出しズボン、下着を取り出す。何かがいつもと違う気がするが、疲れているからだろう。学校は二度と行かないでおこう。


脱衣所で吐瀉物臭い制服を脱ぐと、案の定みぞおちの部分にアザが出来ていた。まあ仕方ないとは思うが、あばらにされていたらあやうく骨折して病院送りになるところだったから、これくらいで済んで逆にラッキーだろう。

浴場に入り、シャワーをゆっくりと浴びる。ゆっくりと、落ち着いてシャワーを浴びる。これが今日、一番楽しい時間だ。学校であんな目にあうくらいなら、一日中シャワーを浴びていたほうがマシかもしれない。

シャワーを浴び終わり、体を拭く。ゲロ臭い制服を洗濯機に放り込み、シャツを着て、下着を履く。ここで、違和感に気づいた。股間に液体が当たった。

     

パンツの中に手をやると、臭気の帯びた液体がついていた。精液。まさにそれである。違和感の正体が今になって、ハッキリと解った。タンスの中のパンツはの並びがめちゃくちゃだった理由も、今となってハッキリと解る。そして何より、入った時の違和感。鍵。

鍵をかけたはずだが、鍵はかかっていなかった。つまり誰かが開錠した。誰かとは、一人しかいない。私の弟。そうた。

下着を脱ぎ、シャツ一枚で部屋へと走る。電気をつける。タンスを開けると、下着の一枚一枚に、精液がかかっていた。気が狂っている。

薬は置いてある。その横のデジカメも無事だ。データを確認する。違う。無事じゃない。データが無い。メモリースティックが無い。おかしい。どうして。そんなハズは無い。何で。

引き出しを開ける。無い。やはり無い。つまり、誰だ。弟だ。盗んだ。そうだ。それしか無い。弟がやった。つまりどうすればいい。取り返す。違う。ならばどうするべきか。殺す。それは違う。捕まえる。妥当だ。それが一番の案だ。捕まえて、ハメる。それしか無い。目には目を、性には性を。それだ。

ならば夜まで待たなければならない。待つ。待つしかない。弟を捕まえるために。この部屋で可愛がってあげる。そうだ。それが一番いい。

     

姉が帰宅した。姉が帰宅する前に、僕は僕の精液を姉の下着につけた。夜には気がつくだろう。その後のリアクションが楽しみだ。姉はどうするだろう。僕とセックスをするだろうか。それなら一番良いのだが、そうはいかないだろう。強姦をしようかな。それが楽しみだろう。

期待のせいで勃起が止まらない。さっきからずっと、勃起と手淫、そして射精を繰り返している。精子の色も薄くなり始め、陰茎には痛みが走っているが、性欲がそれを全て包み込み、快楽へと導いてくれる。

今は姉の枕を犯している。姉の枕と、姉のフェラ動画をオカズに、5回以上枕に発射した。夜、これで姉が寝ると想像しただけで、手淫が進む。何度も何度も、手淫が進む。

扉の音がした。風呂場からだ。シャワーでも浴びるのだろう。そうなればやることは一つである。先ほど得たピッキング技術で、風呂場のドアを開けた。姉は既に浴場に入っているので、下着だけを盗み出す。使用済みと、これから履くものと、両方だ。制服からやけに酸っぱい臭いがしたのが気になるが、それは僕の性欲の糧にしかならなかった。

部屋に戻り、鬼のような速さで陰茎を、姉がさきほどまで履いていた温かみの残る下着で摩擦し、姉がこれから履くパンツへと、射精した。それを五分間で三回行い。また、元の場所へと戻した。そしてまた、枕へと射精する作業へと戻った。

その数分後に、姉の走る音が聞こえた。きっと、パンツについた精液に気づいたんだろう。実に愉快だ。そして、僕は枕とのセックスに励み続ける。姉がこの部屋へとやってきたら、俺は姉を強姦するだろう。楽しみだ。

     

夜八時だ。ドアの開く音が聞こえた。そして、風呂場へと向かう音。姉だ。姉の部屋が、空になった。つまり、今から枕を置きにいける。また勃起が始まる。痛い。これを止めるためにはどうすればいいか。性欲を沈める。それが全てだ。つまり、やりたいことをやればいい。

枕を置く前に、風呂場でパンツを回収する。もう自室に戻ってオナニーをする気にはなれない。姉の部屋でオナニーをする。それだ。そして戻ってきたら、強姦をする。強姦をして、気絶した所を、精液にまみれた枕の上で眠らせる。枕の上で血と涙と精液が混じる。完璧だ。完璧な案。そうと決まれば、姉の部屋へと行くしかない。

姉の部屋は、諦めてしまったのか、鍵はかかっていなかった。精液まみれの枕をベッドへと投げつける。少しだけ精液が飛んで、ポスターに貼ってあるAEROSMITHとかいう猿男の顔に当たった。

そして、姉の脱ぎたてパンツを股間にかぶせて、自慰をする。気持ちが良い。これは凄い。意識が飛びそうだ。感覚が無くなってきた。ああ―――

     

案の定、作戦は成功した。脱いだ下着に大量の例の薬を水で溶かしておいた。まさか弟が私の部屋の中でオナニーをするとは思わなかったが、それは失敗ではなくて、むしろ幸運だ。

とにかく、サッとガムテープを口に貼る。一応息の出来るように穴は少しだけ開けておく。そして、手足もキッチリと縛る。あとは私が寝て、起きた時が楽しみだ。

その前に、服を脱いで、ベッドに横たわる。もちろんオナニーをするためだ。全裸でないとオナニーが出来ない。ベッドの上は精液でベトベトだ。しかもこの枕。あり得ない。精液で完全に包まれている。

おそらくこれは弟が投げたのだろう。部屋に、この枕が飛んだであろう軌跡も残っている。AEROSMITHのスティーヴン・タイラーの顔に精子がかかっているのが少し面白い。

ただ、段々と興奮してきたことは確かだ。私の股間は既に洪水だし、ベッドの上、そしてなにより枕の精子が私の性欲を掻き立てる。枕を股間に挟んで、腰を前後に動かす。

ヌメヌメとした感覚が興奮を誘う。指で淫核をひたすら刺激する。気持ち良い。ありえない。既にイってしまいそうだ。今までで一番気持ちの良いオナニーなのかもしれない。

淫核が勃起してきている。ベッドについた精液を舐める。腰を振る。精液が股間を濡らす。淫核を指で刺激する―――

     

目を開けると、僕は床に転がっていた。おそらくオナニーをしながら寝たのだろう。今から寝てる姉を襲ってセックスをしよう。僕はセックスをしなければいけない。もう、それしか道は無い。

が、おかしい。腕が動かない。脚もだ。口も動かせない。開いたままだ。目は開けられるが床しか見えない。どこだ。ここはどこだ。壁。AEROSMITH、猿、精液。姉の部屋か。

なら姉はどこだ。何故俺の手足は縛られている。どうしてだ。おかしい。手足が動かない。陰茎が勃起している。なんとかしないといけない。自慰をしなければいけない。自慰。オナニー。手淫。あるいはセックス。とにかく射精。それをしないと、しないといけない。なんとしてでも。

だけど手足が動かない。何も出来ない。姉はベッドの上か。僕の精液枕を使っているのか。わからない。わからない。何も解らない。叫んでも返事が返ってこない。

助けて。お姉ちゃん。助けて。助けて。セックスさせろ。はやく。はやく。遅い。ふざけるな。犯してやる。犯す。強姦だ。淫乱。僕をおもちゃにしやがって。ふざけるな。雌豚。ハメてやる。絶対にだ。逃がしはしない。絶対に。

陰茎が痛い。陰茎が一人でに射精した。気持ち良い。けれどまた勃起した。また射精しなければ。どうすれば射精するんだ。強姦だ。それしかない。けれどできない。どうすればいいんだ―――

     

朝起きて、床を見ると、弟が目を開けていた。口と手足はガムテープで固定されているから、まともに動けはしないだろうが、陰茎は立派に勃起している。射精をした痕跡もある。

ベッドを降りると、弟がなにやらもがき始めた。おそらく私に何か抗議をしているのだろうが、そんなことは知らない。これから弟は私のおもちゃだ。それ以上でも以下でもない。

弟の性器に足で触れると、弟はビクンと体を動かし、瞬時に射精した。足で3分ほどいじくり続けると、また射精した。これでもう一生弟は私のおもちゃだ。

唾液をガムテープの隙間から入れ込み、部屋を後にする。私はとりあえず朝のニュースを見ることにした。海外でジャンボジェット機が墜落したらしい。日本人乗客は72名で全員が死亡。今となってはそんなニュースもどうでもいい。セックスだ。それしか頭に入ってこない。

部屋に戻ると、弟が頭と足を使いブリッジのような姿勢になっている。それを眺めていると数秒後、射精した。面白い。弟の性器を咥えてみる。数秒後にすぐに陰茎は大きくなった。舌先で刺激をすると、三秒くらいして射精し、また縮んだ。

私の股間を擦り付けてみる。挿入はしないが、しなくとも射精にかかる時間は5秒だった。楽しい。みるみる私の体が精液まみれになっていく。ただ、自分だけ奉仕するのは、フェアじゃない。舌が欲しい。口のガムテープを剥がそう。

口のガムテープを勢いよく剥がす。弟は、「お姉ちゃん、して。お姉ちゃん、して。」と連呼している。私は、「そーたがしなさい。」と言って、私の足を弟の口に持っていく。もちろん弟は足を舐めてきた。その瞬間、私はイってしまった。弟も、イってしまっていた。

弟は、「お姉ちゃん、してあげる。お姉ちゃん、してあげる。」と台詞を変えた。「いいわ。」と私が言い、手足のガムテープを外した。

     

ついにガムテープが外された。後は何をする。レイプ。強姦。それしかない。セックスだ。無理やりやるしかない。

姉の手を塞ぐ。簡単だ。身長の低い姉の手を塞ぐことなんか、容易だ。足を無理やり開かせる。姉は泣いているが、笑っている。抵抗はしてこない。陰茎を入れる。入れた瞬間、射精してしまったが、陰茎は萎えない。

深く差し込むと、血が出てきた。姉は「処女なの。」と言った。僕は射精した。そして、腰を振る運動を開始した。あとはただ、無理やり突き上げるだけだ。余計な言葉なんて必要無い。ハメて、ぶち壊す。それだけだ。

射精。また射精。止まらない射精。痛みが出てきても、射精は続く。出す。出す。出す。入れる。入れる。繰り返し。姉は「もっと」と叫ぶので勢いを増す。ずっと、ずっと、ハメる。壊れるまで。壊れても。

ずっと、ずっと。俺の物だから。ずっと思ってた。俺の物だから。 姉が「うれしい。」と言った。俺は声に出していたらしい。射精が続く。ハメる。ハメる。ハメる。

姉はイっているんだと思う。ただ、延々とハメ続ける。姉の目が閉じた。関係は無い。ハメる。精力尽きるまで、ハメる。死ぬまでハメる。それだけだ。気持ちいい。

射精、射精、射精、絶頂、絶頂、絶頂、精液が、出ない。陰茎が萎えていく。もう、ハメれない―――

     

二年後、私と弟は、二人で花屋を開くことにした。あの日、私とそーたが初めて繋がった日は、私達の両親が死んだ日だった。私が朝に見たニュースで墜落した飛行機、あれに、両親は乗っていた。

そして、残された娘と息子は、しばらくの間、そんなことにも気づかずにセックスに励み続けて、私は妊娠して子供を授かり、そーたは妊娠してセックスが出来ない間は水商売をして、金を稼いでいた。

けれど、私そっくりの、アルビノの女の子が産まれた時に、そーたは水商売を止めてくれた。その後にしばらくセックスに励み、お金が無くなった頃に、店を立てることを決意した。

そして、小さな小さなお花屋さんを、商店街に立てた。売れ行きは上々で、お金にはしばらく苦労しないだろうと思う。

嬉しいことに、今、お腹には二人目の子供が居る。私とそーたのように、アルビノの姉と精神病の弟なら、私達みたいになるのかと思ったりもするけど、それはそれでもいい。

そーたと私と娘、そしてお腹の息子と一緒に過ごせることが、私にとって一番の幸せである。

     

あとがき

どうも、チンコ野郎です。
特に考えもせずにエロそう!っていうだけでプロット企画の10に投票したらその一票がトップタイであみだくじになった挙句に決定されたのでどことなく責任感を感じて書きました。ちなみに僕の書いたプロット4は一位に一票差で0票でした。
結構時間食いました。途中で生き抜きにオナニーをしたんですがその後の賢者タイムが非常に執筆を妨害してきて困りました。


視点を切り替えるスタイルは初めてやったんですがどうも使い勝手が悪いですね。才能無いからなんですけどね。

あと、批判殺到であろうオチはハッピーエンドっていう条件があったので無理やりハッピーエンドにしました。
親死んでますけどね。

実はアルビノっていうのも特に知らないですし精神病っていうのも途中まで忘れていました。
適当に書いたんでモンハンとかもよく知らないです。実際持ってないですしフルフルとかそういう可愛い系のしかチェックしてません。チンコに似てますし。

文芸で連載中の"世界一巨大なチンコを持つ人の生涯"については書いたらコメントが二件だけついて寂しかったり頑張ってるのに文芸作家カタログに載ってなかったりで虚しかったりしたので更新停滞してます。
まあ、才能無いからなんですけどね。さっさと更新して完結させたいと思います。

あと、この企画自体過疎くさいんでみんなで盛り上げましょう!みんなでエロい話を書きましょう!

                          五月二日 チンコ野郎

       

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