Neetel Inside ニートノベル
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電車はサラリーマンの鑑だよ。

時間はしっかり守るし、
命令されたことをきちんとやる。





いつしか父さんはそういった。
まだ小さかった僕には
首をかしげるしかなかった。

ものの見方ひとつで
電車がそういう風にみえたり
するのかと、
本が読める様になった頃に
とても感心した。



しかし今は違った。
僕の物差しでは、あいつは
間違いなく奴隷かパシリだった。



僕は死ぬまで、電車に対して
敬礼を続けるだろうと思う。

       

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Neetsha