Neetel Inside ニートノベル
表紙

アンチヒーロー・アンチヒール
なぜなにアンアン2 ※8話までのネタバレ有り

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雛「影槍乱れ咲き」ズババババババババシュッ

双道「もぇっぷ」ザザザザクザクザクザクグチャッドビチャッ

雛「なんやねんラッキースケベって。気持ち悪いわー……死んだかな? ……ちっ、生きとるわ」

双道「ひ、一昔前の登場人物が作者に攻撃するラノベみたいに豪快に刺しますね……!」

雛「例えがわかりにくいわ。死にーや」ザクー

双道「りふじんっ」グサー

雛「《狂い咲き》じゃないだけありがたく思うことやね。わざわざやるのも面倒だからやらんけど。せや、魔剣とかナンバーズとか、今どうなっとんの? なんか色々出とったみたいやけど」

双道「そっすねー。情報も少しずつ出揃ってきたし、そろそろまとめといた方が報告も楽ですかねっと」





なぜなにアンアン③ ナンバーズについて




双道「今のところアフターペインの精鋭ニナカワである『ナンバーズ』に遭遇したのは雛ちゃん隊長&セン隊長、俺&白金組です」

雛「カイトも戦ったって言ってたなぁ。今の所討伐に成功したのはうちら……ってもほとんどセンがなんとかしたんやけど、それ以外は逃がしてるみたいやね。こちらもやられてないとは言え、戦果は上々ってわけにもいかんね」

双道「いやー俺の活躍見せたかったなー。量産型を一刀に切り伏せ、大将格との一騎打ち! 優勢ではあったんですけどあと一歩のところで」

雛「主観的意見はいらんわ」カゲヤリー

双道「ごめんなさグッフォ」ズバシュー



☆現在判明しているナンバーズ

(0):ジェノサイド・ゼロ 柏木壊人(かしわぎ かいと)
殺戮衝動を持つ高性能ニナカワ。
ナンバーズのプロトタイプにして旧『アフターペイン』を壊滅させた張本人。

1:ベルゼブル・ワン (コードネームのみ判明)
詳細不明。

2:カーネイジ・ツー 桜間塵(さくらま じん)
ジェノサイド・ゼロと同じく殺戮衝動を与えられ、全てにおいてプロトタイプを上回る性能を持つ。
カイトと交戦するも逃亡、決着はつかず。

3:インサニティ・スリー 奈良歪(なら ひずみ)
PK及びESPを使用する特殊な二ナカワ。クサナギ式の応用である確率が高い。
カーネイジ・ツーの逃亡をサポートし、彼と共に去った。

4:????・フォー (推測)
詳細不明。

5:ムーンライト・ファイブ 宮越輝刃(みやこし きば)
シュターゼンの技術を取り入れ、熱線すら切り裂くレーザーブレードを使うニナカワ。
双道と交戦後、白金に興味を示して去って行った。

6×:コネクト・シックス 穂村夏伎(ほむら なつき)
探知や情報統制に優れる、電脳技術を用いたニナカワ。
三人がかりで雛を追い詰めるも、センの前に敗れた。

7×:アルティマ・セブン 諸出梵(もろで ぼん)
戦う時間が長ければ長いほど加速度的に強くなる、細胞変質型ニナカワ。
三人がかりで雛を追い詰めるも、センの前に敗れた。

8×:リジェネレーション・エイト 火野譲治(ひの じょうじ)
プラナリアのように真っ二つに斬っても両方から再生する、細胞変質型ニナカワ。
三人がかりで雛を追い詰めるも、センの前に敗れた。

9:????・ナイン (推測)
詳細不明。

10×:ナチュラリィ・テン 和田自由(わだ じゆう)
変身する必要が無く常時怪人の力を持つ、試作型ニナカワ。戦闘能力は一桁のナンバーズに比べて劣る。
白金と交戦、追い詰めるも魔剣抜刀の前に為す術もなく敗北。



双道「こんな感じっすね」

雛「一桁はあと六人かー。センを考えなければ数的に不利やね……センがいればなぁ……」

双道「展開の都合を疑うレベルで出社しませんからねあの人……」





なぜなにアンアン④ 魔剣について





双道「変身中に更に変身分のエネルギーを解放することによる極超音速モード、『魔剣抜刀』を可能にするシステムっすね。開発したのは誰かって? 天才科学者にして超大物Youtuberのこの俺ですよ!」

雛「ナンバーズ、って言うかアフターペインの呼び方だと『高速化オーバートランス』って言うみたいやね。カイトもそう言ってたなぁ」

双道「スルーされた。魔剣を取り付けられるのはシュターゼン式……いや、厳密には『シュターゼン式の互換がある怪人』だけです。そう言えば柏木隊長は二つ変身の巨大化モードあったけど、あれ正直あんまり使えないって言ってたからナンバーズにはないかもですねー。まぁ、あったところで脅威じゃないとは思いますけど……」




☆現在判明している魔剣保持者

・柏木壊人【トゥー・レイト】/魔剣《ダーイン・スレイヴ》
魔剣No.0(双道が勝手に決めた)。
厳密に言うと魔剣ではないが、双道が命名したためここに記載。
ナンバーズのプロトタイプであると同時に、魔剣のプロトタイプでもある。
本人は剣の銘を覚えていないため、魔剣抜刀って言って欲しかったらまず誰か(双道)が伝えて思い出させる必要がある。
言ってくれるかどうかは不明だが、テンションが高い時ならワンチャン。

・桝田双道【エグゼキューター】/魔剣《レヴァンテイン》
魔剣No.1。
変身のエネルギーを熱に変換し、『導火線』として右腕から放出することができる。
対ニナカワにおいてアドバンテージをほんの少しでもタイミングを間違えるとオーバーヒートで自爆してしまう。
試作の魔剣だけあって扱いにくさはかなりのものだが、格上を喰えるポテンシャルを持っている。

・■■■■【■■■■】/魔剣《■■■■》
魔剣No.2。
詳細不明。

・白金信次【ストーム】/魔剣《ストーム・ブリンガー》
魔剣No.3。
オーバートランスの時間を小出しにすることによる至近距離での攻防を得意とする。
基礎能力の向上に加えて、拳打によって発生した衝撃波を二撃以降に重ねる事により、爆発的な瞬間火力を持つ。
性能的には四枚刃やナンバーズに劣る『ストーム』を強制的にその領域に引き上げるために精神の浸食はかなり激しく、誰かを殺したと認識するまで止めることはできない。

・ナンバーズ
一桁ナンバーのみ、魔剣の元システムであるオーバートランスを搭載している。



双道「魔剣No.2についてはここでバラすことでもないでしょ」

雛「まぁ、せやね」

双道「それにしても、雛ちゃん隊長は流石にロリすぎましたね。中学生ですしね」

雛「何の話や」

双道「そんなわけで、由佳さんに突撃してきます!」ダダダー

雛「帰りおった。はぁ……もう二度と顔みせんでええからね」

雛「由佳って言うたら、なんで影槍とか真似しだしたんやろ。PK使えるならうちの真似なんてせん方が効率的やと思うんやけどなー」



ドジュッドバシュッ


ギャァァァァァ


ザグンザグンザグン


雛「んー、ナンバーズも攻めてこないし、平和やねー。ベル姉にメールしよ」

       

表紙

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