「お前ら、がんばれよっ。」
そぉ言ってコテツは、都会ティガーに旅立った。
寂しい表情も見せたが、常に明るく装っていた。
それももう数ヶ月前のこと。
「ポパイ、おはようっ♪」
コリン同様地元民間団体『レオ』に所属したポパイ。
今日もコリンと共にに早朝から修行に励む。
-トレーニングルーム
CPU
キューブタイプ
チップ:ヒート
:アイス
VS
コリン
リボン
チップ:ヒーリングα布紙
:ヘビー+10Kg
キューブがヒートボディーでつっこんで来る!!
「リボンっ、相手の風圧に乗って舞い上がってっ!!」
リボンはふわりと舞い上がった。
「ヘビーチップ発動!!ウエイトアップ。」
キューブの真上にいたリボンの重量が増して、一気に降下していく!!
ドンッ!!!!
キューブはくだけ行動不能となった。
「どぉ?私達ずいぶん上達したでしょ?」
コリンは得意げにポパイに話した。
「うんっ☆」
ポパイもコリンの成長には目をうたがっている。
ドルフィーナではコリンは戦闘実習に関してはあまりいい成績ではなかったからだ。
「おつかれさん。でも、まだまだ全然だそ。お前ら。」
レオの隊長レオンがやってきた。
「入隊したてのわりにはお前らはよくやっていると思う。が、お前らはトイで戦うという潜在意識が強すぎる。一緒に戦う事ができないと、所詮戦闘ごっこだ。」
レオンの厳しい言葉がつきささる。
「お前達は人間の潜在能力というものを知っているか?都市ティガーの研究所では眠っている各々の潜在能力を呼び覚まさせる装置が開発され、一流のトイズたちは皆超人のような能力でトイと共にみずから戦闘に加わってる。お前達にもその装置で眠った能力を呼び覚ましてきてもらう。」
潜在能力・・・
超人的・・・
ともに戦う。
「僕にそんなもの眠ってるのかな?」
-その頃・・・コテツ
ティガーの大型団体『ファルコン』に所属している、コテツ。
入隊時に手に入れた接着剤トインアルファーで小さない石だったロックスターにペタペタと岩をつけたし、サッカーボールサイズまで強化された相棒と日々精進していた。
別れたばかりの親友との再会がちかづいていることもまだしるはずもない。