Neetel Inside ニートノベル
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家の前の通りを右に曲がって、違う景色あると思って後三度曲がるけど、やっぱり元に戻ってたり。


とかいうnowheregirlみたいなことをしばらくしていたが、なんかめんどくさくなって
左に曲がってみた。
そこに近所のお爺さんが倒れていた。大変だ。
「大丈夫ですか?」と、とりあえず訪ねてみた。
「……………。」
「…………………………。」返事がない。意識不明の重体だった。
先を急ごう。


二つほど十字路を突っ切っていくと、
そこに巫女装束の人が倒れていた。
またか、と思いつつ
「大丈夫ですか?」と、とりあえず訪ねてみた。
すると、腕がぴくりと動いて
「…ぅう……………銀杏お化けが………ぐふっ。」
と言って本当に動かなくなった。
俺の中の『面白いもの』の条件を満たしているので、
家に持ち帰った。

       

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Neetsha