Neetel Inside 文芸新都
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文芸クリスマス企画~あんち☆くりすます~
適当/yuki★★★

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2015年12月24日
世界は核の炎に包まれた。

「メリークリスマス」
みな涙した
それは最高で最悪なプレゼントだった。



話はちょうど4年前の
2011年12月24日に遡る


今日は性夜、クリスマスイブ
駅の東口は若いカップルで賑わっている。
その中でひときわ美男美女のカップルがいる。

2人は手を結び、幸せそうに会話をしながらデートをしていた。
映画を鑑賞したあと、レストランで食事をして、結婚しようとかいって指輪を渡したりしていた

そして最後に、これから情事を行うべくラブホテルに向かっている。


ラブホに到着、チェックインし
部屋を借りると二人は早速、情事に及んだ

「ん・・っく」
二人は舌を絡める

男はベットに女を押し倒した
そしてお互いの衣服を脱がしていく

「優しくして」
女は言う

男はそれを聞かないふりをした

男は乳首に吸い付く

「キャン」
女は声を上げる

そのまま
舐め回してると女の乳首が勃起する


「優しくしてって言ってるのに」
女は言う
「優しくしてるよ?男は言う」

男は女の下の口に
指を入れる

「くちゅくちゅくちゅ」

しばらくして
けっこう濡れてくると

男はでかい黒光りしたそれをあてがった

「いくよ」
挿入する

「ずずずずずず」
根元まで入った

最初はゆっくり腰を動かす

「く・・・ん・・」
女はそれを受け入れる



男は次第に
腰の振りを激しくする




「いく、」
男は言う

「いいよ」女は言う

ドピュドピュ
精液が膣内に、広がる。

女は恍惚そうな表情をしていた


しばらくして、
ベットの上で二人の会話

「赤ちゃんできちゃうかも」
女はいう

「俺はずっとそばにいるよ」
男はいった。



しかし、この情事があとあと世界を滅ぼす大事件を引き起こす
とは誰も予想できなかった!




―――事態はドミノのように倒れて、次から次に進行していく―――

どうして、こうなった??無理あるだろ??
誰しもが思うに違いない
作者も少し無理があると思う・・・

しかしそれは実際に起こってしまったことで・・・
きっとこれは神様のいたずらなのであろう。


事態は下のように展開していった




あのラブホテルで
おこなったセックス中の
男の腰の振りが

共鳴振動を起こし

下の階で物陰においてあった
盗撮用のカメラを落っことすに至った

落ちたそれを発見した
従業員は警察に通報
そして1ヵ月後犯人が逮捕される

驚くことに

その犯人は、北の国の王子さまで

身柄を引き渡すか引き渡さないかで外交問題に発展。


おこった将軍様はミサイルを日本に落とし、
東京一帯は焼け野原になった(^O^)

その結果、世界経済は麻痺し第3次世界大戦がおこる

そして最終的に、4年後の今日
それが核戦争にまで発展し世界は核による炎につつまれたのであった


「メリークリスマス」



2035年のクリスマス
あの日、世界を滅ぼしたカップルの
精子と卵子だったものが今や23歳の青年になっている。

核の冬の到来で、残された少数の人類は細々と地底の核シェルター生活していて
青年もその中の一人であった

「あー疲れた」

今日もシェルターを横に拡張する仕事を終え自宅にもどる。
アパートという名ばかりの、ただの穴ぐらであるそこで
ちゃぶ台を広げ、ゴムのような人口合成食料を頬張りながら
ただ一つある白熱球の下で一人寂しく生活している

「夢も希望もない・・・」


死んだオヤジやお袋が若かった頃は
まだまだ幸せな時代であった
いまや人々は少しの遊びも許されず「種の存続」という4文字のため奴隷のように働かざるおえなかった

また、あの時代あった「人権」というものはほぼ見直され
例えば、セックスは許されず子供は計画的に「生産」されるものになっており
70歳以上の老人はガス室で安楽死させる規定になっている

「ああ、それでも」
<生きている>、こういう時代だからこそ、それは幸せなことだと実感している

「明日に備えて今日はもう寝よう」
青年は布団の中に入った

「ピーンポーン」
ふとチャイムが鳴る

「なんだ人が今から寝るっていうのに・・・」
青年が苛立ちながら外に出ると警官がたっていた



青年は署に連行される
「一体何だというんですか?」
刑事は哀れ身の目で青年を見る
「先の世界大戦がおきた原因がわかりましてね
あなたのご両親セックスの際の腰振りがなかったら世界は終わらなかった。
まあ、それがなかったらあなたは生まれなかったでしょうがね」

「はっ?」

「まあ、話せば長くなる。短的にいえばあなたは存在自体が悪で死刑にしなければいけないということです」

「へ・・・」



電気椅子は笑うようにその部屋に置かれていた

「やだ、俺は死にたくない!!!!!!!!
理由はなんだ!!!!!!!なぜ俺を殺す!!!!!!!!!!!」
青年は叫ぶ

大男が5人がかりで電気椅子に座らせ、拘束具を青年の腕をや足胴体につけていく。
「うぐぐぐぐぐぐぐ」
「最後に言い残すことは」神父が聞く

「なぜだ!!!!!」青年は叫び続ける


その光景を画面越しに視聴するお偉いさんがいった
「そうしないと、私が許せないからですよ」


バリバリバリバリ、電気が流れる


青年の意識が遠のいていく

数分の空白のあとに

青年は死亡した



<あとがき>

すいません、ろくに文才ないのに
やっちゃいました。

ただ文芸新都でこの企画を見たとき参加したくなってしまって

半日かけて適当に書いてみました

内容は、あんまりクリスマスと関係なかったかもしれない(笑)

(2011年12月17日 yuki★★★)

       

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