Neetel Inside 文芸新都
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文芸新都で短歌よもうぜ企画会場
ぬるぬるぶくまん短歌 / bookman

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我が竿に絡まりたりき下(しも)の毛を解かむとしたる春は青しな

【現代語訳】
思春期に、皮を剥こうとして毛が皮に挟まって、
それを何とか外そうとしてたんやけど、痛かったなぁ…。




春の絵のいと恥ずかしを隠さむと暗き所をとぶらひ回り

【現代語訳】
昔は、「エロ本を手に入れたはいいものの、どこに隠したら良いか困る。」
みたいなことがあったんやろなぁ。




衣場(ころもば)に由々しき布のいかでならむわが身なりせばいと驚かむ

【現代語訳】
更衣室にパンツが落ちているのはなんでやろ?
気づくよな普通…。




太りつつ髭生やしたりつわものの御神酒(おみき)好むはいとなのめなり

【現代語訳】
ムキムキで髭生やしてるマッチョは、ホモに見える。




色好み髪薄かりてせむかたなし卵が先か鶏冠(とさか)が先か

【現代語訳】
エロい奴ってハゲるって言うけど、ハゲるくらい男性ホルモン強いから
エロいって言う解釈もできるやんな。




堕ちし後も安(やす)しと言えぬ終はりまでまい来るならん二度のそなひに

【現代語訳】
自家発電した後、油断してるともう1回したくなる。
でも気をつけないと2回目は疲れる。




ゆるゆるとあした驚き堅きもの行く末さえもゆめゆめ分からず

【現代語訳】
朝立ちしてる時におしっこしにくい。




らうたすぐ人より来たりかへりごと違ひき文にあれにもあらず

【現代語訳】
大好きな人とメールのやり取りしてるときにメルマガが来て
「何やねんメルマガかよー!」ってちょっと変な感じになる。




会うときは初めて会ふとこころへて別るるときは会へずと思ふ

【現代語訳】
待ち合わせの時は、初めて会ったときみたいな気持ちを忘れないように心がけて、
家に帰るときは、めいいっぱい、また会える時までの気持ちを分かち合う。




我こそはまばゆしやからそち覚ゆ言葉はよわし言葉はこはし

【現代語訳】
世の中に甘えて現実から逃げて悪態付いてても、そんな言葉に力はない。
もっとちゃんと生きてる奴の言葉は強い。と思う。

       

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