Neetel Inside 文芸新都
表紙

文芸新都で短歌よもうぜ企画会場
ナチュラルに/夏目ギンヒト

見開き   最大化      

 窓辺にて 夜空を眺めて 明日を請い 月の青さに 抱かれ眠る


 花は待つ 僅かばかりの 雨を待つ 風に揺らぎ 花片散らして  


 憧憬は 今も昔も 変わりなく 希と絶を 描くのみ


 幽霊か トイレの電気が 勝手につく 請求書を見て さらにゾッとし  


 グーグルで ええいああと打つと 出てきてしまう しかしどうして ゴボウ巻きなのか


 破かれた 褪せた写真に ある笑顔 アイツの前でも していたんだね


 コアップガラナ 北海道だけしか 無いなんて 知らずに旅行で 恥をかく


       

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Neetsha