Neetel Inside 文芸新都
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文芸新都で短歌よもうぜ企画会場
あいうえお短歌・征服/橘圭郎

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『ま』 「まあいいや」 そんな気だるい口癖が、いつの間にやら「もういいや」って。


『み』 ミノムシが飾り立てるは誰がためか。俺のためではないのは確か。


『む』 村雨か村正だったか間違えて、刀マニアに説教される。


『め』 《目立たない選手権》で優勝し、ワールドワイドに顔を知られた。


『も』 「もういいや」 口に出すたび指差され、果ては自分が言われる側に。


『や』 病み上がり。もう大丈夫と言うあなた。ほほに触れれば、ほらまだ熱い。


(い) 石集め。ママはゴミだと言うけれど、オンリーワンなボクの宝さ。


『ゆ』 夕焼けを見れば背中を思い出す。そんな親父がいたらよかった。


(え) 「永遠」は言葉だけなら短くて、掴み取るには余りに長い。


『よ』 四度目の採点されたラブレター。 ・゚・(д゚(O=(゚ω゚ )ナクンジャネェェ!! あともう少し。

       

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