Neetel Inside 文芸新都
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文芸新都で短歌よもうぜ企画会場
置き去り/観点室

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何事も狂気なしには為せないと書きものだけが君を狂わす


  *  *


弄ぶ冷たい髪が零れてく夢を見ていたきっとどちらも


「飽きたかな」彼女を騙すあの舌をわかっていても止めたくなかった


緩やかに褪せていくだけその色をいとしく思えた理由は分かる?


甘えてたけれど後悔しないはず摘み取る花を眺めるように


歌一つ記す度にちらついたあの人の影を胸に転がす


髪を梳くその感触を忘れたら次にはなにを忘れていこうか


袖を引く泣きそうな顔帰り道歩調を少し緩くしてみた


指先に触れる唇わらってる悪戯心を見透かせなくて


  *  *


花踊り舞うは春風透き通る遅咲き彼らに四季を巡らせ


       

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Neetsha