Neetel Inside ニートノベル
表紙

RBR
Prologue

見開き   最大化      

たった一つ、大切なモノを護る為に全てを失おう。

それが他のモノの大切な何かを奪うことになろうとも、他のモノを全て否定することになろうとも。

自らの、たった一つ大切なモノを肯定するためだけに、自らの全ての行いを肯定する。

そして…奪い否定したモノ一つ一つが点となり、護り肯定したモノと一つになり、光となる。

その光は何よりも美しく、そして何よりも代え難い。

しかし、何よりも矛盾している。

否定したモノは闇となり、二度と戻ることはない。

肯定した光を引き立てるだけなのだ。

それでもその光を失わないためならば、他の全てを失おう…

その光を肯定するためならば、他の全てを否定しよう…

なぜならその光が、自らにとっての全てだから…

光だけが、自らの存在を照らし、肯定してくれるから…

     

さあ、『個』を解き放て!

孤独と暴力と死のみが支配する闇の中へ!

時は満ちた・・・・・・・・・

Real.Battle.Royal

開幕。」

――ジリリリリリリ!!!!


静寂の訪れた教室に、開幕ベルが鳴り響いた・・・

       

表紙

まる。 先生に励ましのお便りを送ろう!!

〒みんなの感想を読む

Tweet

Neetsha