Neetel Inside 文芸新都
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文藝・ニノベ版 作者インタビュー
硬質アルマイト先生へのインタビュー

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硬質アルマイト先生へのインタビュー

後藤健二:こんにちは!

硬質アルマイト:良かった良かった無事起きれたw

後藤健二:いやいや、ようこそおこしになられましたw 今日はお時間取ってもらってありがとうございます。

硬質アルマイト:いえいえ。こちらこそ呼んでくださってありがとうございます。一生懸命答えさせていただきますw

後藤健二:顎男さんの紹介でしたね! ツイッターでも仲良しさんみたいですよねぇ

硬質アルマイト:しょっちゅうツイッターで話してますねー。なんだろうやっぱり話しやすいんですよ彼w とりあえず友達を紹介って聞いてじゃあアルマイトでwってなったのがちょっと嬉しかったなとw ああ、友達と認識してもらえてるのかぁってw

後藤健二:ですねw 同世代同士だしで、仲良しってうらやましい。あ、それでは定番の質問ですが、自己紹介っておねがいできますか?

硬質アルマイト:ああ、はい^^ ええと、文藝新都で「深淵の瞳」「涙雨」「アンダンテ&スタッカート」「良夜の気まぐれ夢幻劇」「Pure and Easy」を書いている硬質アルマイトです。よろしくおねがいしますー。

後藤健二:完結もしっかりされてるし、新都社でのキャリアは長いですよねぇ。

硬質アルマイト:長いですねー。思い返したらもう四年か五年かな?w

後藤健二:新都社とはどういうきっかけで出会ったんでしょうか?

硬質アルマイト:実は特定の作品ってわけではなくて、2ちゃんねる経由で来ました。元々別の創作サイトで活動をしていたのですが、そこから別にどこかないかなーって適当に探してて、意外とSSとか多いしvipとかで検索したらかかるんじゃないかなーって検索したら「新都社」と出てきてw

後藤健二:なるほど~。雰囲気が性に合ってた感じですか?

硬質アルマイト:あの空気は他にあんまないですからねw あとはコメントもちょっとあります。

後藤健二:そのコメントですが、文芸やニノベはコメント少ない少ないと嘆かれておりますが、余り気にはされてない感じ?

硬質アルマイト:うーん。元々それほどコメントに執着もなくて、更新した後にもらえたら嬉しいなーってスタンスなので、あまり気にはしてないですねー。これで沢山コメントをもらえてる作家だったらかっこいいんですけどね(笑)

後藤健二:いやいやw アルマイト先生はキャリアも長いし、一定のファン獲得されてるじゃないですか!

硬質アルマイト:あうあうw ありがとうございますw

後藤健二:というわけで、読者からもこういう質問きてます

硬質アルマイト:はい

後藤健二:★新人作家の参考のために、文藝はこんなところだよ~って教えてください。(コメ少なくても創作へのモチベがあがるように)

硬質アルマイト:結構色々と考えたんですけど…うーん。

後藤健二:(←新人作家で、コメ少なくてモチベダウン中!)

硬質アルマイト:文藝はわりと読者さんは多いと思うんですよね。ただやっぱり文章の指摘とかそういったところまでをしようとすると読み込みが必要になっちゃうから、結果「おもしろい」や「期待」って言葉に落ち着いちゃうだけで…。コメント少ないからこそ純粋なコメントだと考えると、その一言がとても大きく見えてくると思います。

後藤健二:ですね! コメントの質は高いと思います。新都社。ちなみに、このインタビューは新都社作家向けにやっておりますが、アルマイト先生はブログやツイッターなどもされてます。

硬質アルマイト:はい、やってますー。

後藤健二:でも、もうちょっとだけ突っ込んだ作者の一面を知ってもらい、作品に興味を持ってもらうと共に新都社作家同士の交流にもなればなと思ってやっております。

硬質アルマイト:うんうん、このインタビュー企画は本当に素敵だと思います。

後藤健二:他の人の創作へ対する考えとか、中々聞けませんしね。

硬質アルマイト:やっぱり作品だけだと、どんな人なのか分からないし、それこそ声をかけにくかったりするので…。

後藤健二:ですね~。アルマイト先生はこんな人だよと親しみが湧くようなお話を引き出そうと思っておりますがw

硬質アルマイト:ww

後藤健二:次の質問です! twitterではお酒の話題が多いようですが、何歳なんですか?

硬質アルマイト:21歳です。今年の十月で22かな?

後藤健二:顎男先生と同じ年なんですね! で、東京の大学生と。今年、就職活動中のようですが、どうですか? 順調でしょうか

硬質アルマイト:…(´ω`

後藤健二:苦戦中とw どういった方面に進もうと考えてらっしゃるんでしょう?

硬質アルマイト:一応がしがしと就職活動はしてますが、やっぱり厳しいですねー…全然決まらないw 一応は出版とか広告とかそっちに行けたらなーとか思いながらやってます。少なくともやりたくないことを無理に決めてしまいたくはないので、慎重に。同い年の顎男くんはなんか「養って」とか言ってましたが、嫌ですw

後藤健二:なるほど~。やっぱり文章を書く仕事につきたいとブログでもおっしゃってましたね。商業への挑戦というのはされてるんでしょうか?

硬質アルマイト:商業は考えてます。やっぱり自分の作品が本になって書店に並ぶ光景に憧れはありますので。挑戦はまだできてないので、なんともいえませんが。

後藤健二:具体的に賞への応募ってのはされてないんですね。

硬質アルマイト:応募はまだないですね。去年やろうと思ったのですが、出来上がったものがイマイチすぎて没にしてしまいましたし…

後藤健二:★ミステリーがお好きなようですが、なにかきっかけなどありますか? また、自分の文章について自覚している持ち味と課題について教えてください。

硬質アルマイト:うーん、中学のとき読んでたのが上遠野浩平とか乙一っていうのもありますが、一番は貴志祐介の「青い炎」を読んだ影響が一番強いんじゃないかって思ってます。

後藤健二:なるほど。では、関連の質問を。★アルマイト先生の文好きやで。誰参考にしてるの?

硬質アルマイト:文章を好きって言ってくださってありがとうございます! 元々、上遠野浩平が好きだったので、そこが文章を書くに至っての大元になってます。そこから色々と変遷を経て、結果的に今は村上春樹フォロアーっぽいと言われてますが、元を辿るとやっぱり上遠野浩平さんじゃないかなーっと。
自分の文章に関しては、心理描写だったりその場の空気を作ることが一応できているのかなと。そしてその空気感に対して良い反応を頂いていたりするので、多分持ち味なんだろうと思っています。
ただ、課題に関してはとても多くて、表現の幅の狭さ、誤字は勿論、息をするみたいに読める文章。リズム感がよれ易く、描写をしても読みにくいんじゃ意味がない。あとは情景描写がとことん少ないから自分の文章で場面を思い浮かべても真っ白な時が多々。心理描写ばっかりでなく情景も絡めていかないと。
なんにせよ、色々と直していかないといけない個所は多いですw

後藤健二:ありがとうございます。そうですよね、私、アルマイト先生の作品はまだ「Pure and Easy」しか読んでおりませんが。

硬質アルマイト:いえいえ、ありがとうございます^^

後藤健二:バンド小説というのはこれまで読んだ事がなかったのですが、今、学園祭に向けて安藤さん、斎藤さん、蜜柑くんががんばってますね。

硬質アルマイト:はい。安藤さんをメインに据えた物語としてはここが一つ目の区切りなので、盛り上げないと…って頑張ってます。

後藤健二:で、心理描写は巧みだし感情移入はできるんですけど、情景描写は本当に少ないので、背景とが力が足りていない少女漫画のような感じがします。

硬質アルマイト:そう、本当にそこが申し訳ないです。登場人物がどこにいるのかが分からないんですよね…。Pure and Easyでは少しづつ直していこうと意識しているのですが、前作のアンダンテや深淵でもわりとそこがネックで…。心理描写に傾向する癖は特に課題となってます。

後藤健二:なるほど~。でも、ご自分で課題点をしっかり把握されてるわけだから、今後の作風に活かされていきそうですね。
あ、こんな質問きてますよw ★実は深淵の瞳が一番好きだった。あーゆーのはもう書かない感じ?

硬質アルマイト:深淵の瞳が好きとは…w ここ最近はあの方向性の作品は書いてないのですが、まだまだ書くつもりはあります。何より深淵の瞳に関しては反省点が多かったので、あの作品とは違うお話になりますが、あの反省を汲んだ上での作品は創作してます。

後藤健二:深淵の瞳で書きたかったことって何だったのでしょうか?(読んでないのでネタばれなしで魅力的に紹介して頂ければw)

硬質アルマイト:話の内容が、主人公とヒロインをメインにしつつ、異常殺人者と相対していくものなのですが、本当はその異常性にも愛であったり、理由があるんじゃないのかってのをさりげなーくテーマにしてたんです。結果的にそこから大陰謀モノのファンタジーになってっちゃったんですけどねw どうしてこうなったww

後藤健二:なるほどw 作者の思わぬ方向に話が進んでしまったようですが、プロットは立ててなかったのでしょうか?

硬質アルマイト:この頃はプロット、まったく立ててなかったんです。昔書いてたところでもプロットを立ててなくても綺麗に終わらせることができていたから、大丈夫だろうとか思って。

後藤健二:なるほど…今の連載作品はプロット立ててます?

硬質アルマイト:今は立ててますw もうあんな失敗は二度としたくないので、物語の主軸とか、終わりまでの大体の流れであったり作ってます。

後藤健二:どこまでプロット立てるのかって問題もあるし、人それぞれですよね。そのあたりは。こういう書き方をしてますよっていうこだわりなどあれば教えて頂けませんか?

硬質アルマイト:書き方というか、物語を作る上での展開ですが、必ず始発点と終着点は物語を始める時に作って、それから「この登場人物だったらこうするんじゃないか」とか「そこで彼が動くとこうなるかも」と中身を作るやり方でやってる…とかですかね。

後藤健二:ふむー 私も同じような書き方なんですけど、作風ぜんぜん違うな。なんでだろうw

硬質アルマイト:ww その辺りにも何か大きな僕の欠点が潜んでいるのかもしれません…

後藤健二:私はそこそこ情景描写や説明は入れるほうなのですよね。

硬質アルマイト:ふむふむ

後藤健二:今、書いてる「魔女の詩」は歴史要素を取り入れたダークファンタジーなのですが、ファンタジーというのは好き勝手やれる反面、0から世界観を構築しなければならないと思いますのでかなり中世ヨーロッパのリアルな要素を入れようと、資料読み漁りながら書いてます。でも説明が多すぎるとくどくなっちゃうし、読者も興味持てないだろうから、プロットは立てて話を効率的に進めなくちゃと考えてやってますね。

硬質アルマイト:なるほど。すごく緻密に立ててるんだろうな…うん、参考にさせていただきます!!

後藤健二:作者インタビューなのに自分の作品について語ってしまった。すみませんw

硬質アルマイト:ww いえいえ、とても参考になるので^^

後藤健二:バンド小説の「Pure and Easy」しか読んでないので申し訳ないのですが、もしよろしければ、他の作品についても色々魅力を語って頂けませんか?

硬質アルマイト:そんな、読んでいただけてるだけで有難いです。そうですね…涙雨は今後も色んな方に読んで頂けるといいなと、特に思っています。

後藤健二:つばき先生との合作でしたよね。これは私も後で読まなくてはと思っていました。小説作家同士の合作なんて珍しいし。

硬質アルマイト:はい、男女二人の視点から、同じ系列の物語を書くという試みをやりたいと思ってできた作品でして。
つばき先生の女性側の視点と僕の男性側の視点で空気感も違っていたりと読み比べて頂けると嬉しいです。
少し特殊な合作をしてしまったので、一年くらい時間かけて出来上がったのもあるので…w

後藤健二:是非読ませて頂きたいと思います。打ち合わせとか大変そうですね、これ。

硬質アルマイト:多分20回以上の打ち合わせはしてたかと思います。

後藤健二:そんなにw 打ち合わせはスカイプとかですか?

硬質アルマイト:スカイプです。初めはチャットで打ち合わせをしつつ制作して、終盤は互いに原稿を送り合って通話で推敲作業をしてたかな?
どういう物語を書きたいかとか、登場人物はどうするかとか、とにかく二人でやると詰め込まれていく情報量がすごくて、一回一回の打ち合わせの密度がすごかったです。

後藤健二:うーむ これは相当なコミュニケーション能力も求められる作業ですね。コミュ障の多そうな新都社作家には真似できないぞ、これはw

硬質アルマイト:そんなコミュニケーション能力は高くないですww

後藤健二:アルマイト先生からどうしても漂うイケメン臭…イケメンですか!?

硬質アルマイト:イケメンじゃないです!!w

後藤健二:この予定調和のような回答に騙されちゃいけませんよ皆さん。絶対イケメンですよこの人。

硬質アルマイト:違うんだってば!!w

後藤健二:それはそうと、質問残ってました
★アルマイト登場まであと11カ月か…気長に待つぜ。あ、好きなビールの銘柄を教えて下さい!!

これは作者インタビューの日付を間違えて4/14って書いてたから突っ込みうけましたw

硬質アルマイト:11ヶ月…だと…? www

後藤健二:で、お好きなビールの銘柄は?w

硬質アルマイト:家に帰って飲む時は必ずキリンビールにしてます。というよりもお酒に関して知識が少なすぎるので、友人に「ビールオススメ教えて」と聞いたらこれが出てきたので飲んでるんですけどねw

後藤健二:バーとか、ライブに行って飲んでたりするんじゃ?

硬質アルマイト:飲むんですけど、ライブ後の打ち上げとかは大体飲み放題とかなので、銘柄とか分からなくて…w

後藤健二:そして泥酔したファンの子をお持ち帰りしちゃうんですね。わかります。

硬質アルマイト:だからしないですよww

後藤健二:バンドやってて、お酒好きで、女の子の心情をリアルに描写できて。これでイケメンでないほうがおかしいですよ、みなさんw

硬質アルマイト:いやいやいやいやw 本当に女性経験全くないんですよ!!

後藤健二:と、いうことにしておきましょう。好きな女性のタイプは?

硬質アルマイト:高校時代までは女性に対して恐怖症で、敬語使って喋ってたくらいですからね!!w 
タイプは、黒髪でちょっと長い髪の子が好きです。あ、うなじの綺麗な子は良いと思います。あと、赤い眼鏡かけてる子には大体ドキってします。

後藤健二:ふむ。もしかして、眼鏡スキー先生のフレンズに出てきた…w

硬質アルマイト:ああいう子好きですねw もうちょっとおっとりしてたらかなりw

後藤健二:久下澄華さんみたいなフェチ心くすぐられる女の子は大好物ですよ、私も
Mですか? Sですか?

硬質アルマイト:んーどちらかというと、Mだと思います。ただ、好きな子に対してはSでありたくなるw なんだろう、答えになってないな…w

後藤健二:いやいや、わかりますよ。なるべくノーマルを装いたいその気持ち

硬質アルマイト:多分根本的な部分はSなんだと思います。

後藤健二:でしょうね。

硬質アルマイト:なんていうんだろう、自分を全部出せる人に対してだと、S的な行動をしたくなる。

後藤健二:というわけで、インタビューも基本的にソフトにやっております。褒めて伸びるタイプです。Sの子は。

硬質アルマイト:いつハードなのがくるのかドキドキしながら答えてますw

後藤健二:あ、そうだ。次の作者インタビューのお相手、どなたか紹介して頂けませんか?

硬質アルマイト:はい。誰がいいかなって考えてて二人程浮かんで、ずっと悩んでいたのですが…。つばき先生にインタビューをお願いしたいなと思います。
合作で一緒にやった作家さんであると同時に、大ファンなんでw

後藤健二:おお、つばき先生ですか。最近、体調悪いようでしたけど大丈夫かなぁ

硬質アルマイト:あー体調の面がありますね…
それを考えると、ちょっと遠慮した方がいいかも。

後藤健二:まぁ、聞いてみたいと思います。もし無理なら他の方いませんか?

硬質アルマイト:無理そうでしたら、ピヨヒコ先生に是非

後藤健二:了解です。では、お二人に聞いてみたいと思います。今日はありがとうございました!

硬質アルマイト:はい、お願いします。なんか二人になっちゃってすいませんw ありがとうございました!





インタビュー終了後、捕捉で追加の質問をしていました。





後藤健二:新都社作家で、ライバルとか思っている人とか、意識している作家さんはいますか?

硬質アルマイト:やっぱり同年代ってのもあるし、顎男先生ですねー。ちゃんと自分らしさを持っていて、読者も多いし、追いつきたいって気持ちはずっと持ってます。





インタビューを終えて…

アルマイト先生はやはりイケメンだと感じましたw
皆さん、覚えておきましょう。
新都社文芸作家でも随一のイケメン・アルマイト先生の事を…!
顎男先生を養う気はないそうですが、性癖はSなのでMの顎男先生とはお似合いかもしれませんねw

ツイッターをやっている作家さんばかりでインタビューが回っている感がありますが、もしかしたら途切れる可能性もあります。
その場合は個別にお願いするかもしれませんので、どうぞ宜しくお願いいたします~。








       

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