Neetel Inside ニートノベル
表紙

誰の声も無の向こう
商人剣士

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 あ・・・れ?
 ここはどこだ。ああそうだ洞窟だ。
 俺は商人剣士なのだ。キャラバンを護衛してのんびりやっていくのだ。
 エベルオンの剣を銀色のままにしておく。
 そうして魔物たちを倒していくのだ
 ずばしゅっ ずばしゅっ
 いい音を立てて俺は魔物を退治していく。
 宝箱から手に入れたアイテムを通りすがりのキャラバンと交換する。
 何かいいアイテムはないものかと思ったら毛皮を手に入れられた。
 あったかい。
 充分働いたので休みをもらった。毛皮にくるまって馬車の中で揺られて眠る。ときどきテントから手を出して魔法で魔物を焼いた。
 平和な暮らしだった。幸せだった。
 俺はビガル。伝説の剣士。
 ぽるるるるん
 アイテムゲット。レベルアップ。楽しいな。楽しいな。
 勇者の剣を抱いて眠る。

       

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Ψ漆黒のバルトダークΨ 先生に励ましのお便りを送ろう!!

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