Neetel Inside ニートノベル
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 この島に来て最初の決闘が始まった。まずはデッキをシャッフル(決闘盤
が自動で)し先攻後攻を決める(これも自動で)。お互いの決闘盤が交互に光った
後こちら側で光が止まった。俺が先攻だ。

「チッ」

 相手が舌打ちをするが、気にせず5枚のカードを引く。なかなかの初手だ。

「俺の先攻。ドロー、メイン、モンスターをセット、うお!」

 地面から少し浮いて裏を向いたカードが現れた。予想はしていたが本当に
立体映像が出て来たのを見るとどうしても驚いてしまう。相手の方を窺うと
こっちを見てニヤついている。

― 今ので虚勢を張ってたのがばれたか。だが構わない、もう決闘は
 始っている。今はただカードを信じて戦えばいい。 ―

 最初は相手を見てビビってしまったが、決闘が始ってからは自分が相手を
さほど恐れていないのに気付く。やはり自分は決闘者だ。決闘になれば
多少おっかない相手でも冷静に表情を観察できる。気を取り直して
メインフェイズを続行する。

「さらにカードを一枚セット。ターンを終了する。」
 
 定石通りのプレイング、無難に第一ターンを終了した。次は向こうの
ターンだ。

「俺のターンだ、ドロー、終末の騎士を召喚。」

 相手のフィールドに漆黒の戦士が姿を現した。当然ながら裏側表示のカード
とでは迫力が段違いだ。

「効果発動。レベル・スティーラ―を墓地に送る。さらにおろかな埋葬を発動。
 二枚目のスティーラ―を墓地に送る。」

― レベル・スティーラ―を二枚、上級モンスターを多用するデッキか? ―

「バトルフェイズだ!終末の騎士で守備モンスターを攻撃!!」

 伏せられていたモンスターはジャイアントウィルス。紫色の球体は
終末の騎士の剣を受けてはじけ飛んだ。

「この瞬間、ジャイアントウィルスの効果発動。相手に500ポイントの
 ダメージを与え、デッキから同名モンスターを可能な限り特殊召喚出来る」

 ウィルスの飛沫が相手に向かって飛び散ってダメージを与え、その一部が
増殖して新たな二つの球体になった。

「チッ、小賢しい真似を。俺はカードを一枚セットしターンエンドだ。」

「俺のターン、ドロー、スタンバイ、メイン。」


 第二ターン

 佐藤 LP7500 手札 3枚
        □□■□□
        □□①□□□
        
       □□□②③□
        □□□■□
 葉柴 LP8000 手札 5枚

 
①終末の騎士 攻撃表示 ②ジャイアントウィルスA 攻撃表示
③ジャイアントウィルスB 攻撃表示

― 上手いことジャイアントウィルスを殴って来てくれた。
 攻めるなら今だな。 ―

「俺はジャイアントウィルスをリリースしてダーク・パーシアスを
 アドバンス召喚。ダーク・パーシアスの攻撃力は墓地の闇属性モンスターの
 数×100ポイントアップする。よってパーシアスの攻撃力は
 200ポイントアップ。バトルフェイズ。パーシアスで終末の騎士を攻撃!」

 半人半馬の黒騎士が終末の騎士に突撃する・・・・・が突然現れたバリアに
パーシアスの攻撃は阻まれた。

「させるか!罠発動!聖なるバリア-ミラーフォース!
 砕け散れダーク・パーシアス」

― ミラフォか。先制ダメージを与えておきたいし通せないな。 ―

「チェーンして速攻魔法我が身を盾にを手札から発動!1500ポイントの
 ライフを払いミラーフォースを無効にする。」

「なにぃ!!」

 我が身を盾にの効果でバリアが砕け散り、パーシアスの剣戟が終末の騎士を
切り裂いた。

「クッ」 

「終末の騎士を破壊した時、ダーク・パーシアスの効果発動、墓地の
 ウィルスを除外して1枚ドロー。さらにリバースカードオープン、
 闇次元の解放除外されているジャイアントウィルスを帰還。
 ウィルス二体でダイレクトアタック!」

「ぐぉ!」

 ウィルスの攻撃を受けた相手が呻きを上げてよろめいた。本当に痛そうだ。
パーシアスの攻撃の時は演技かとも思ったが、どうやら仮想立体触感を
採用しているというのは本当らしい。

― パーシアスの攻撃の時よりリアクションが大きかった。ダメージによって
 フィールの威力も変わるのか?念のために守りを固めておこう。 ―

「メイン2、ジャイアントウィルス二体をオーバーレイ!
 二体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築。」
 
 二体のウィルスが渦を巻くように飛び交い光を放つ。

「エクシーズ召喚!現れろガチガチガンテツ!」

 渦の中心からいかにも屈強そうな人型のモンスターが現れた。

「さらにカードを一枚伏せてターンを終了だ。」

― よし、今伏せたカードはミラーフォース、これだけ固めればそう簡単には
 崩されないだろう。さて、どう返してくるか・・・・・・ーーーッ!? ―

 思考を止めて相手の方を見てみると、相手が、佐藤太郎が肩を震わせ鬼の
ような形相でこちらを睨みつけていた。

「貴っ様ぁ!!よくもやってくれやがったなぁ!ぶち殺してやぁるぅう!!!」
 
 佐藤が吼えた。その声量と怒りに満ちた目の迫力に髪の毛が
逆立つのを感じる。

― 何だ!?この迫力は!?いくらなんでも豹変しすぎだろ。 ―

「ドォロー!!俺は手札から聖刻龍-トフェニドラゴンを特殊召喚!
 トフェ二のレベルを二つ下げスティーラ―を二体蘇生!
 さらにトフェニをリリースしてエネミーコントローラ―発動!
 ガンテツをよこせぇ!!」
 
 佐藤のフィールドに現れたコントローラーのコードがガンテツに突き刺さり
奪い取っていった。

「さぁらにぃ!!トフェニの効果でデッキからエレキテルドラゴンを守備表示で
 特殊召喚!スティーラ―二体とガンテツをリリースしアドバンス召喚!!
 奴をぶち殺せぇ!!神獣王バルバロス!!」

 グオオオオオオオオオオオオオオオオオーーーーーーーッッ!!!!!! 

 佐藤のフィールドに呼び出されたのは盾と槍を携えた獣の王だった。

― バルバロス。確かあいつの効果は・・・・不味い!―

 その獣は一目でこれまでのモンスターとは格が違うと解るほどの威圧感を
放ち、その咆哮はこちらのフィールドを完膚無きまでに破壊しつくした。

「3体のモンスターをリリースして召喚されたバルバロスは
 相手フィールド上のカードを全て破壊する。
 さぁ、お待ちかねのバトルフェイズだ!ぶち殺せぇ!!バルバロス!!
 トルネード・シェイパァァー!!!!」

 獣王の槍が目の前に迫る。咄嗟に身構えるが、当然、モンスター相手には
意味がなく、ただ槍が心臓に突き刺さるのを眺めていることしかできなかった。

「かはッ・・・・・!!」

 獣王の槍に貫かれた瞬間、鋼鉄の壁に叩きつけられたような衝撃が
全身を襲った。あまりの痛みにその場に崩れ落ちた。

「ククク、良い様だな。メイン2、バルバロスのレベルを二つ下げて
 スティーラ―を二体蘇生する。」

 キレているようにみえても、頭は冷静なようだしっかり壁を作ってくる。

「俺はこれでターン終了だ。デュエルが終わればこの手で貴様を
 縊り殺してやる。」

― 体中が痛い。これが3000点分のフィールか。しかしあれだけの
 布陣を1ターンで破られるなんて・・・・・
 それに相手の様子が尋常じゃない。殺すとか言ってるし、本気か? 
 いや、脅しだとしてさっきの衝撃を何度も受けたらショック死
 しかねない。 ―

 痛みと相手の迫力に決闘が始ってから薄れていた恐怖が蘇ってきた。
パニック寸前だ。だが負けるわけには行かない。落ち着かなければ。

「2、3、5、7、11,13・・・ スぅ~~、ハぁ~~~~~~。」

 素数を数えて深呼吸をし、呼吸を整えると、多少は冷静な思考を
取り戻すことができた。自分と相手のカードがしっかりと見て考える。

― さて、状況を整理しよう。今のところ枚数は互角だが、相手の場の
 四枚中三枚は壁か素材、生贄にしかならない。実質的な戦力はバルバロスと
 一枚の手札、そして次のターンのドロー。それに対してこっちのには手札が
 四枚。悪くはないがあの化け物を始末出来るカードは無い。相手のデッキは
 恐らく生贄召喚系、生贄は揃ってるし次のターンに帝でも出されて
 バルバロスと一緒に殴ってきたら今のライフじゃ耐えられない・・・・・
 ・・・・・・このドローでバルバロスを倒せるカードを引くしかない。
 でなければ・・・・・・いや、やれる。やるしかない。 ―

 状況は確認できた。あとは必要なカードを引き当てるだけだ。
己を鼓舞し、デッキトップに手をかける。

― 目の前にいるのはなんだ?絶対に倒せない化物か?
  違う!ただの効果を使い終わったファッティだ。破って見せる。 ―

 意を決してカードを引き抜いた。

「ドロー!!よしッ、いける。」

 
 佐藤 LP4800 手札 1枚
        □□□□□
        □①②③①□
        
       □□□□□□
        □□□□□
 葉柴 LP3500 手札 5枚
 
①エレキテルドラゴン 守備表示 ②神獣王バルバロス 攻撃表示 
③レベル・スティーラーA 守備表示 ④レベル・スティーラーB 守備表示


「スタンバイ、メイン、ジャンクシンクロンを召喚。その効果により
 ジャイアントウィルスを墓地から特殊召喚。
 レベル2ジャイアントウィルスにレベル3ジャンクシンクロンを
 チューニング!殲滅者よ、正義の名の下に敵を討て!シンクロ召喚!」
 
 ジャンクシンクロンより生じた光の輪が道を作り、ジャイアントウィルスが
そこに入り込み、星となって輝く。

「機動せよ!A・O・Jカタストル!」

 二体のモンスターの光が合わさり、その中から白く禍々しい破壊の機兵が
生み出された。

「カタストルだとぉ!?」

「バトルフェイズ。カタストルでバルバロスを攻撃!」

 カタストルが敵に向かってビームを放つ。獣の王は防御するべく盾を
構えるが・・・・・

「カタストルの効果発動。闇属性以外のモンスターと戦闘を行う場合、
 ダメージ計算を行わずそのモンスターを破壊する。」

 ビームが盾ごと獣を貫き、大きくぶれたかと思うと、バラバラに
切り裂いた。

「チッ、相変わらず厄介な効果だ。テメェもオトなしクしネばいイものヲ。」

 佐藤が悪態を付く。少し発音がおかしい。呂律が回らなくなるほど
怒っているのか?

「そりゃあ死ぬのは嫌だからな。足掻かせてもらうさ。」

― 取りあえずバルバロスは倒せた。相手のハンド次第ではあるが恐らく
 次のターンで残りライフを削り切られはしないだろう。一伏せで
 良さそうな気もするが問題は次に高威力のフィールを食らったとして
 俺が立っていられるかどうかだ・・・・・・・・・無理っぽいな。
 やはりニ伏せだ。大嵐警戒とか言ってられない。 ―

「メイン2、カードを二枚セット。ターン終了。」

― 次のターンになれば逆転できる。今度こそ凌ぎ切ってやる。 ―

「オれのターン、ドロー。ふん、良いモノを引いた今度こそ殺してやる。
 スティーラ―をリリースして邪帝ガイウスをアドバンス召喚!
 カタストルを除外さらにカタストルは闇属性だから1000ポイントの
 ダメージだ!。」

 邪帝から放たれた黒い球体カタストルが呑まれた。さらに獲物を食らって
大きくなった闇がこちらに向かって飛んで来る。身構えたが、当たっても
痛みは無かった。

― フィールは効果ダメージでは発生しないのか?それはともかくエクシーズ
 まで繋げさせる訳にはいかない。 ―

「手札の見習い魔女を捨てて罠発動、サンダーブレイク。ガイウスを
 破壊する。」

 サンダーブレイクの効果でガイウスに雷が炸裂し、立体映像が
 かき消えた。

― よし、止められた。もしもバウンサーを出されてたらヤバ「あアアあァ
 ああああああああアアァああアアアアア!!!!!!」

― 今度は何だ!? ―

「キッサまァ!なンでさっさとシなネぇンだ!!じゃまバッカリ
 シヤガッテよおおオオおォォォ!!!」

 またもや佐藤がキレた。いや、キレたというには異様すぎる。
目を血走らせ、表情は顔芸のそれになっている。発音もさっきまでよりさらに
おかしく、片言のようだ。極めつけに全身から黒いオ―ラのようなものが
噴出している。

― 何だあれは?どう見たってまともじゃないぞ。 ―

「コンドコソシコロス!オレハエレキテルノレベルヲサゲテスティーラ―ヲ
 ソセイ、サラニスティーラ―ニタイトエレキテルヲボチニオクリ、
 アルカナフォースEX-THE LIGHT RULERヲ
 トクシュショウカン!トウゼンギャクイチィ!!!」

 佐藤のフィールドに召喚されたモンスターは使い手の状態を象徴するかの
ような威容だった。その姿は二頭の竜のようであり、また、兵器のようでも
あった。まさしく化物と呼ぶに相応しく、その攻撃を受ければ自分が
どうなるかは容易に想像がつく。

「バトルダァ!!ライトル―ラ―デダイレクトアタック!!!
 ジ・エンド・オブ・レイ!!!!ヒャハハハハ、シネィ!!」

「死ねるかぁ!罠発動、銀幕の鏡壁!相手の攻撃モンスターの攻撃力を
 半分にする。」

 二つ竜の口が開き、そこから滅びの閃光が放たれた。鏡の壁がその威力を
弱めるが、それでも相当な衝撃が俺の身を襲った。

「ぐ、があッ。痛ぇ。だが、生き残ったぞ。」

 痛みはあるがバルバロスの時程ではない。なんとか倒れずにすんだ。
それを見た佐藤がさも忌々しそうに言う。

「マタシノイダカシツコイヤツメイイカゲンアキラメレバイイモノヲ」

 少し口調は静かになったものの、相変わらず片言で不気味だ。
何はともあれ奴のバトルフェイズは終った。

「チッ。スティーラーヲニタイソセイシテターンエンドダ。」

「俺のターン!ドロー、スタンバイ、コストを払わず銀幕の鏡壁を破棄する。」

 自分を守っていた。鏡の壁が砕け散った。もはや身を守る必要はない。


 佐藤 LP4800 手札 1枚
        □□□□□
        □①②③□□
        
       □□□□□□
        □□□□□
 葉柴 LP500  手札 2枚
①アルカナフォースEX-THE LIGHT RULER 攻撃表示 
②レベル・スティーラーA 守備表示 ③レベル・スティーラーB 守備表示


「メインフェイズ。俺はダーク・バーストを発動。墓地の
 ジャンク・シンクロンを手札に加え、そのまま召喚する。効果で墓地の
 見習い魔女を蘇生。さあ行くぜ、今度はこっちの番だ。速攻魔法発動!
 地獄の暴走召喚!!デッキから二体の見習い魔女を特殊召喚、その効果で
 フィールド上の闇属性モンスターの攻撃力は1000ポイントアップする。」

「チッ、オレノデッキ二スティーラ―ハモウナイ」

「ピピッ 確カデス」

「そうかい。なら黙って見てろ、俺の切り札を。
 レベル2見習い魔女にレベル3ジャンクシンクロンをチューニング!
 瓦礫の海より生れし戦士よ、友の思いをその身に宿し、拳を以て全てを砕け!
 シンクロ召喚!!叩きこめ!ジャンク・ウォリア―!!」

 呼び出された戦士は相手の場からこちらを睥睨する異形の化物に比べれば、
ひどく小さく見えた。だが守るようにして味方の先頭に立ち、眼前の敵を
見据えるその姿は何よりも頼もしかった。

「ジャンク・ウォリア―の効果発動。自軍のレベル2以下のモンスターの
 攻撃力の合計分、攻撃力を上昇させる。さらに見習い魔女の効果も適用され、
 最終的な攻撃力は・・・」

「6900ダトォ!?」

「大正解。これで終りだ!バトルフェイズ、ジャンク・ウォリア―の攻撃!
 スクラップ・フィストォ!!」

 ジャンク・ウォリア―は竜の首を掻い潜りつつ敵の懐に潜り込み、その拳を
叩きこんだ。小さくとも凄まじい攻撃力を持った一撃は、当然のように
ライトルーラーの巨体を、佐藤のライフ諸共打ち砕いた。

「ピッピッピー 葉柴猛ノ勝利ヲ確認 デュエルヲシュウリョウシマス」

― やった。勝ったんだ。途中何度か危なかったけど、なんとか・・・・・・
 ・・・危なかった?そういえばあれだけの攻撃を受けた佐藤は!? ―

 勝利の余韻に浸れるのも束の間、佐藤の方を見ると、なんと佐藤は
立っていた。それだけなら良かったが、黒いオ―ラも消えていなかった。
さらに悪いことに目が合うやいなや飛びかかってきた。 

「ギァアア、デュエルノショウハイナドカンケイナイ!キサマハコロスゥ!」

「うわぁ!」

「ピピッ 初勝利ボーナスニヨリ フィニッシャー ジャンク・ウォリア―ニ
 エクストラスキルガ追加サレマシタ 適用シマス」

 その時、佐藤の体の像がぶれたかと思うと、思い切り、地面に倒れこんだ。
良く見ると体が透けている。

「ナゼダ?マダDPハノコッテイルハズ。ヌゥ!ナゼダカシラヌガ
 コレマデノヨウダ。キサマツギアウトキニハカナラズコロシテヤル」

 そう言い残して、佐藤は消えた。いや、あれは本当に佐藤だったのか?
途中からだんだん様子が変わっていって、最後はまるで別人だった。

― 佐藤といい、この大会といい解らないことだらけだ。さっきのあれは
 ルールブックに載ってた強制退去ってやつなのか?消えた後は無事で
 済むのか?一体この大会は何なんだ?そういえばさっき・・・ ―

 あの声がジャンク・ウォリア―がどうとか言っていたのに思い出し、
決闘盤に置かれている。ジャンク・ウォリア―を確認する。


ジャンク・ウォリア―
シンクロ・効果モンスター
星5/闇属性/戦士族/攻2300/守1300
「ジャンク・シンクロン」+チューナー以外のモンスター1体以上
このカードがシンクロ召喚に成功した時、
このカードの攻撃力は自分フィールド上に表側表示で存在する
レベル2以下のモンスターの攻撃力の合計分アップする。
このカードが与えた戦闘ダメージによって相手ライフを0にした場合、
相手の賭けDPを二倍にする。


どうやらこの『アイランド』は俺が思っていた以上に得体が知れないようだ。












 














 

       

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