Neetel Inside 文芸新都
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■コラム 第4回~今回は小ネタ集~


◆コウベハイボール
 詰まるところ、ハイボールっていうのはウィスキーを炭酸水で割ったものなので、レシピなんて言い始めたらキリがないのです。ですが中には個性的と言うか、独特な作り方のものもあるわけです。それがコウベハイボール。
 作り方は作中そのままです。サントリーホワイトを買って冷凍庫に入れて、ウィルキソンで割ればご家庭でも作ることができます。氷もいらないのでとっても簡単。
 カレー味のじゃがいものピクルスは、好みが分かれてしまうのもあれですので、そこはあえてこだわらずに自分の好きなアテを食べればいいのかなと思います。
 ちなみに、その昔神戸にスタンディングバー「コウベハイボール」というところの名物だったそうです。平成2年に閉店されているとのことなので、さすがに作者も行ったことはありません。

◆今思い出した変わり種ハイボール
 タリスカーというウィスキー(ラスティネイルの回でちょっと触れています)のハイボールで、最後にブラックペッパーを振りかける、というもの。タリスカー自身が胡椒的な辛さをしていますので、いろいろとピリピリするハイボールとなります。

◆せっかくなので作者の缶ハイボール(略して缶ハイ)レビュー
・角ハイボール
 缶ハイ界で最も硬派。ハイボールであってそれ以上も以下もない、ハイボール中のハイボール。レモン果汁入りのものもありますが、あれは作者的には邪道。ノーマルな角ハイボールこそ至高。でも気分にもよる。
・トリスハイボール
 ちょっと甘めで、どこかフルーティーな味。「今日はちょっと疲れているし、リラックスできるようなものが呑みたいな」ってときはトリスハイボールを選ぶことが多いです。
・ジャックダニエルハイボール
 真っ黒な缶のアレ。案外売っていなくて探さないと見つからないという印象。味は角ハイボールと比べると濃くて黒い味。「黒い味」と言ってもぜったい伝わらないというのはわかっていますが、黒いんです、味が。
・ブラックニッカハイボール
 オジサンが目印。あまり印象にないので普通なのかと。これの水割りもあるんですが、そっちのほうがおいしい。むしろ水割り界の中でぶっちぎり1位。
・竹鶴ハイボール
 角ハイ>竹鶴ハイ。申し訳ない、完全に好みなんだ。

 結論:雨降ってるときのハイボールはおいしいよ

◆ソルティードッグとブルドッグ
 ソルティードッグはわりとメジャーなカクテルですが、ブルドッグはあまり知られていないと思います(作者も知りませんでした)。
 ソルティードッグから塩を外すだけでブルドッグ。やや手抜き感もありますが、調べてみるとちゃんと由来があるのでそこもまたおもしろい。
 そう言えば、飲み放題のメニューやカクテルパートナー(缶入りのお酒)でもソルティードッグがあったような気がしますが、あれって塩がついているわけではないので、厳密にはソルティードッグとは呼べないような気がしますね。インスタントの焼きそばのように、いつどこで焼いてんねーん、みたいな。

       

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