Neetel Inside 文芸新都
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■コラム 第8回~LittleBARについて~

◆これは?
 コラムというか、あとがきです。

◆この作品について
 ある日作者はバーに行きたくなりました。その当時バーなんて行ったことがなかったので、知っているところがありませんでした。ネットで最寄りのバーを探して晴れてバーデビュー、めでたしめでたし。

 数日後、もう一度あのバーに行きたいなと思ったのですが、なぜかその日はそこに行けない。迷って迷って、行くことができませんでした。
 これは超常現象とかではなくて、方向音痴なので本当に迷っただけで別の日にちゃんとルート調べたら行けたんですけどね。

 そのときの蜃気楼的体験が印象に残ったのか、この体験を文章にしてみたいなー……と思って一年ぐらいが経ち、ようやく形にできたのがこれ、『LittleBAR』でした。

 商業の作品でもいろいろありますが、カクテルやウィスキーは創作意欲が刺激されるようなネタが多くありますね……まだいくつかネタのストックはありましたが、もともと長期連載するつもりはなかったのでこれぐらいで良かったかな? と作者的には思っています。

◆書きたかったこと
「07.閉店時間」の遊園地の下り。それはそのときのコラム参照。

◆したかったこと
 作者が抱いているコンプレックスに、「自分には人の心を揺らすようなものは書けない」というのがあったりします。というのも、作者は漫画や小説の登場人物に共感とか感情を重ねるとかをしたことがないからです。というか、できない。それ以外にも、音楽を聞いたり絵を見たりしても、特に何か考えたりとか心打たれたりとかがありません。そんな作者が他人の心を動かすようなものが書けるか、と考えたとき、それはどう考えたって、無理。
 無理っちゃ無理なんですが、いい加減これぐらいできないと上に行けない感じがしたので、今回はだいぶがんばってみました。
 その結果は……いかがでしたか?

◆一番最後に出ていた女性
 某作品のあの人です。本当は最後のためだけにキャラ考えようとも思いましたが、しっくりするキャラが浮かばなかったので出演させました。案外マッチしてて作者はお気に入りです。

◆次回作のこと
 よくわからないんだけど、生きてる文章、てのを書いてみたい。 脈動感がある? 色がついてる? 呼吸をしてる? よくわからない。
 このわけわかんないのが理解できたら、また向上できるんじゃないでしょうか。

 ジャンルは……そろそろラブコメですかねー。ストーカー物、擬人化物も案はありますが、悩むところです。塔からシリーズはもうちょい後。

◆最後に
 ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
 連載当初はコメントなんて来ないだろうと思っていましたが、思っていたよりもはるかに多くコメントがいただけて嬉しい限りです(とはいえ0コメとかだったら心折れてた)。
 しかも後藤健二先生、真純先生、ココ太先生、阿羅鬼格之進先生からはFAをいただけました。もうおどろきです、FA枚数が更新回数を超えるかもってときがあってドキドキしてました。
 ツイッター上でも読みましたと言ってくださった皆さま、この場を借りて、感謝。

 それでは、ごきげんよう。

       

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