Neetel Inside 文芸新都
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■コラム 第3回~ラスティネイルについて~


◆使用するウィスキー
 作中で書き過ぎるとコラムのネタがなくなる。ジレンマ。なので今回は作中の説明はそこそこにして、この場でしっかり書いてみようかなと思います(このコラムをなくせばいい、という案は置いておいて)。
 さてラスティネイルのことですが、これも作者が好きなカクテルでして。どうもミントなどのハーブ系、ウィスキー・ブランデーベースのものが好きなようです。
 ドランブイの歴史は作中で簡単に触れていますが、詳しいことはググってください。wikiにも書かれていますので。
 今回、ベースとなったウィスキーのことはまったく書いていません。だいぶ偏った内容になりそうだったのでこの場で書くことにしました。

 ラスティネイル。その色が錆びた(Rusty)釘(Nail)。イギリスの俗語で“古めかしい”。ちょっとあんまりなネーミング。
 ベースはスコッチウィスキーと作中では書きましたが、作者個人の好みを言わせていただくこと、この2つ。

 ・ボウモア
 ・タリスカ

 いろんなベースのものを呑んでみましたが、この2つがしっくり来ます。特にボウモア。書いてはいませんが、作中のラスティネイルはボウモアがベースです。ボウモアの場合は作中の通り。1口目は少々辛いのですが、2口目からは甘い感じ。
 タリスカがベースですと、それ自身が塩辛いというのもあって非常にスパイシー。2口目以降もコショウのような辛さが続いて、ボウモアと違ってガツンと酔いが回る感じです。

 初めてラスティネイルを頼んだとき、ベースのウィスキーについて訊かれました。そのときに出されたウィスキーが、この2つでした。
 タリスカーはスカイ島で作られています。。同じくドランブイもスカイ島生まれ(王家が逃げた先の土地で生まれたことになっているらしい)なので、タリスカーで作られることが多いらしいです。
 ボウモアはアイラ島で作られていて……たしか聞いた話しだと、王家が生まれた土地だとかなんとか? すみません、詳しいことは思い出せないです……しかもググっても出てこないし。
 なお、作者はボウモアがベースのラスティネイルが好きです。

 他ではジョニーウォーカー赤ラベルでオレンジピールを落としたものもいただきましたが、それはそれで良かったです。ただ、果汁は入れないほうがいいかなと……
 ウィスキーさえ変えてしまえば味は様々なので、好みのラスティネイルを探すというもの面白いかもしれませんね。


◆負け犬の酒
 ドランブイをディスってるわけではないんですが、ドランブイの歴史を聞いたとき、作者もこのように考えました。
 さすがに人前では言えないので登場人物に言わせてみました。書きたかったことの1つだったのでけっこう満足です。


◆ラスティネイルを調べていると
 X JAPANにそういうタイトルの歌があるらしいですね。

       

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