Neetel Inside 文芸新都
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また、今日もあの不思議なお客さんが来たよ。
わざわざ指名してきてくれたんだって。

でも今日も何もしなかった。その分いっぱい話した。
お客さんは東京で働いていて、出張ついでにここに居るらしい。
夜一人でいるのに耐えられず、でもキャバクラのような場所は自分にあわず風俗を利用しているらしい。
前回私は、ただ何もしなくても居てくれたから今回もお願いしてくれたんだって。

お客さんは、3年前に奥さんを失くして以来娘と一緒に暮らしているんだって。
あ、どこまで書いていいのかな。まぁいいや。
最近娘が受験で大変だとか、なんか嬉しそうに話していた。
けれど、一息つくとくらーい顔にもどっちゃう。
ふと、涙ぐむときもあった。
また来ると言って、なにもせずに出て行った。

お客さんねー、いっぱい変な人も嫌なひとも普通の人もくるよ!
風俗を使わなきゃ女の人と接点がないような人から、使う必要なくない?ってひとから。
だから結構私はこの仕事すきだよー。昼の仕事もすきだけどね。給料がなー。

今日の秘密
そのお客さんが気になります。


コメント(1)
どんな感じのひとなの?

       

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Neetsha