Neetel Inside 文芸新都
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黒歴史短編集"環"
晩御飯

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 エジソンは偉い人ー。
おなかがすいたなぁ、なんて考えながら、今日もまたいつもと同じ曲を口ずさみながら、廃墟を進む
エジソンが何かも分からないし、この曲の続きだって私には分からないが、
これを歌っていると、子供達が寄ってくる
いつもは周りを警戒していて隠れ潜んでいる彼ら・彼女らが、この曲を歌うと顔を出してくれるから、
私はとてもこの曲を気に入っている
ただ、一度歌うと、同じ場所でもう一度歌っても出てこなくなるらしい
 ここで歌ったら、次はあの大きな石の向こうに行こう。
食事をしながら、次の目標を決めた
カラカラカラ、と、音に振り向く
横たわった三輪車の補助輪が、宙を空回っていた

       

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Neetsha