Neetel Inside ニートノベル
表紙

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一行はアジトについた。
そこは普通のビルのような出で立ちだった。

中に入ると薄暗く、何もない。

「すんませーん」

「あいよ」

そこにいたのはスパイダー男、随分待っていたようだ。

「よし、ほなコイツの相手はうちがしたるから、みんな先に行きな」

「面白い、階段ならそこにある。いきな」

その言葉に戸惑うも染川を早く救うため従う。

「無理すんな」とモテ男。

雄二は微笑みをみせた。

それを見て安心したモテ男は前に走り出す。



階段は長い、螺旋。
階段が終わるとそこは小部屋。

「いらっしゃい」

そこには例の黒づくめの男。

「おい、染川はどこだ」

「この奥ですよ」

その答えにモテ男はすぐさま奥へ向かう。

「おっと、待ってください、そう簡単にはいかせませんよー」

黒づくめの手には拳銃が。

「ふふ、なら貴様の相手は俺だ」

持薬が拳銃を出して黒づくめを制止する。

「さぁ行け、正義のために」

「すまない」

そう言うとモテ男とルリは奥へ向かった。
そこにあるのは希望か絶望か。


次回、最終回
『千代田の中心で愛を叫ぶモテ男』

物語はグランドフィナーレへ。

       

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