Neetel Inside 文芸新都
表紙

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1.始まりは幸せだった

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僕らは知らない間に仮面をつけている
それは本当の自分を隠すように…
たとえば自分の意思に関係なくその仮面は自分を隠しつづける
そして仮面を付けつづけると本当の自分を見失う
自分を見失った者を無に還す存在それを0と言う

「これでやっと萌え画像をDLできる!」
僕はとうとう自分専用のパソコンを手に入れた
家にあるパソコンは、ほとんど親父が仕事で使っていて
使えるのは親父の仕事が休みの時だけだった
僕は深夜アニメや漫画とかが好きで好きなアニメとかの画像を見る事が好きだった
ずっと昔に親父のパソコンの壁紙をアニメのヤツにしたら
親父の右フックがものすごいスピードで腹に直撃した
その日から僕は親父のパソコンを使う事はなかった
しかし神様は僕に救いの手を差し伸べてくれたんだ!
学校の帰りに新品みたいなノートパソコンが捨ててあって
僕はそれを拾って家に帰った
「よし!電源オーーーン!」
するとモニターに文字がでてきた!
“あなたがこのパソコンを拾った事は運命です”
僕は画面に映っているのを見て驚いた
「どうして…拾った事が画面に…」
僕は窓をあけて周囲を見つめた
しかし誰もいない
パソコンからいきなり警告音がなる
“モニターに手を入れてください”
「はぁ?意味不明だし」
僕は危ない予感がしていたけど興味本位でモニターに触れた
っか誰でもやるだろう
すると水に手を入れるような感覚でモニターに手が入り込んだ
「スゲー!!!俺はマリックを超えたwwww」
そしてモニターの向こう側で何らかに掴まれた
僕はモニターから手を抜いた…
すると僕の手を掴んでる物を一緒に出て来た
・・・・
僕は一瞬、混乱した
いやまだ混乱しているのかもしれない
言葉がでなかった
まさかパソコンから裸の女の子が出てくるなんて…
あれだ!ほらリングの貞子とかそう言うヤツじゃね
あーそうだ俺は死ぬんだ
どうするよ
とりあえず僕は振り向いて考えた
ひぐらしの主人公みたいに手がかりでものこすか
僕が混乱してる間にパソコンから出て来た女の子がしゃべった
「ねぇ…とりあえず服をください?」
僕はやっと目が覚めた
これは現実なんだ、どうしよう
僕の頭の中に二つの答えがでた
ひとつは殺される前に殺すもうひとつは……
「あの~聞いてますか?」
とりあえず言い訳をして信用させたところで殺すか…
僕はとりあえず近くに置いてあった金属バットを持った
「あの~返事して下さい!」
パソコンから出て来た女の子が僕の服の袖を引っ張ってきた
        殺される!
僕は振り返ってバットで殴ろうとしたとき目があった

目で殺すってのがあるだろ…
今回の場合はさ、目で萌え殺されちまったんだよ
萌え尽きたよ…真っ白に…

つづく

       

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