Neetel Inside 文芸新都
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受け継がれる意思

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私は手紙を開けた…

美咲がこの手紙を読んでいる事は俺はこの世にはいないと思う
俺が後悔した事は、美咲のコスプレが見れなかった事だ
コスプレの衣装は二階の消化器入れの中に入れといたから着といてくれ
あぁ後もうひとつ、仮面の話を覚えているか?
あの話は実話でまだ未完成だからお前が続きを作ってくれ
この手紙は大事に持っとくか燃やしてくれ
小桜 美咲に聖なる翼あれ
            安田 一郎



「馬鹿じゃないの?」
遺書にコスプレが見たかっただって
それにしても最後の冗談はひどすぎる
私は車イスに乗って二階に行った

消火器入れの扉をあけると
やっぱりコスプレ衣装が入っていると思われる袋があった
部屋に戻り私は袋をあけた
袋の中身は以外と普通の服で
薄い紫色の水玉模様のシャツとデニム生地のショートパンツが入ってた
何かのキャラの衣装かな?
私はその服を着てみた…

普通だ
本当にこんな普通の服を着たキャラなんているのだろうか?
私はポケットに何か入っているに気がついた
取り出してみるとお札が出てきた
お札の後ろに先生の字で(おん!と言え)と書いてあった
「おん?」
私が(おん)と言ったら
お札から光が出てきて、その光に私は包まれた

多分、気を失っていたのだろう
目覚めたらいつもの部屋ではなく知らない白い部屋だった
車イスがなくなっていて私はただ白い部屋を這いつくばって進んだ
すると目の前に黒いノートパソコンが浮いていた
私は黒いノートバソコンを開いた

       

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