Neetel Inside 文芸新都
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クソ小説アンソロジー
第三次大国戦記

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戦争ははじまった!!
空から落ちる核爆弾!

「ヤバイぞ…!あれは…!」
俺は田中義男(たなか よしお)。今は愛猫のロココと散歩をしている。
しかし、散歩中に突然第三次世界大戦のはじまりをつげる核爆弾の大きな声がした!

落ちた都市の生きとし生けるものすべては瞬発的に溶けてなくなった。
しかし、俺たちだけ、なぜか鈍発的に溶けている。
まだ生きているのだ。

「これは…ロココ!お前の力なのか!?」

「なぁに、100年生きれば猫だって喋るさ。今まで黙っててごめんぬ」

ロココは第二次世界大戦を知ってた。すべてのものがなくなる恐怖を知っている。



「戦争をとめにいこう。」
「俺たちなんかに戦争が止められるのか」

「やってみなけりゃ、わからないは」

こうして、おれとロココが、戦争を止めにいく物語が、スタートする。


ロココと俺は富士山に行った。

「ここで、富士山に話しかけることができる」

「私はロココ。富士山、私たちに神のご加護を」

「俺たちを、認めてくれてるのか…?」

空から降ってくる神の雨。まさにご加護だった

「世界大戦を止めたい。俺たちに、力を与えてくれたのか…」

山は答えた
「好きにするよい」

ロココと不思議なたびのはじまりだった


「クックック…感じるぞ…"富士"の持つものの力を…」

おらたちら、のちの大国との戦争のさらなる火種となるとは、予想だにしなかった。

       

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