Neetel Inside ニートノベル
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正直終わったと思った。「軽い生理だったらなんとかなる」って言って彼女とやる男はいるだろう。でも考えてほしい、こっちはお金を払っている。そしてこれは疑似恋愛だ。生理中の性交渉は。女の子に負担をかけることになるし、性病感染のリスクも高まる。いくら金を払っていても女の子に負担をかけるプレイはあんまりしたくないし、性病になりたくない。やる気があるのは結構だが、自分の体、相手の体に気を使ってほしいと俺は思う。それに俺が舐められなくなるしね。
  シャワーに入ったあとはお着替えタイム。だがここでも悲劇。
「この格好ってなんなんですかぁ?」
「あ、あれだよ。qmaのリ〇ルだよ」
「ごめーん。ゲームやったことないからわかんなーい」
なりきりモード、消滅。コスプレ店で最もあってはならないパターン。しっかりリサーチしなかった俺が悪いんだけど、それでも少しは勉強してきてほしかった。予約したんだしさ。
  それからも悲劇は続く。新人さんでしかも業界未経験。テクはあんまりない。フェラもくすぐったいだけだし、ここで初めて素股を経験するが、ローションを塗らずにやったのであんまり気持ちよくなかった。結局コスプレは脱いじゃうし。まぁ、結局口でイケたから良いんだけど。ただ、一生懸命さは伝わった。仕事人としての意識はまだ低いし、技術もない。でもこれから伸びてくれればそれで良いのかなとおもったよ。

  それから1ヶ月後、俺はこのお店に再チャレンジした。

       

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Neetsha