Neetel Inside ニートノベル
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「あれー?大人が子供に負けちゃうなんてねぇ」
  油断した。子供だから、女だから勝てるだろう。あわよくば……、なんて思ったのが間違いだった。所詮無名の、一兵卒が訓練を受けた忍者に敵うはずがなかった。
「服は脱がされちゃうし、手足縛られて張り付けられちゃうなんてねぇ、ずかしい格好になってるよぉ。お兄ちゃん大丈夫?」
「ならこれをほどいてくれよ」
  くの一はいたずらっぽく笑う。
「ダーメ!だってこれをほどいたらさっきみたいに乱暴しようとするんでしょ?」
  そう、乱暴しようとした結果こうなったのだ。なんて不運。くの一は裸になった俺をまじまじと観察してこう言いはなった。
「そうだ!殺す前にあたしが楽しんじゃお」
  そう言い出すといきなり俺の乳首を舐め出す。
「な、何をするんだ」
「だってぇこうすると男の人って喜ぶんでしょう?」
  確かに良いが、屈辱だ。
「あっ!今のでちんちん大きくなっちゃったよ。うわぁホントに大きくなるんだぁ」
  くの一は物珍しそうに、そそりたつそれを眺めている。
「エロイ格好してるくせにちんこをみるのははじめてなんだな」
「あらら、まだ自分の立場が解ってないのかな?まぁそうだよね。初めて戦場に出た敵にしかも女の子に言い様にされる人だもんねぇ」
  初耳だった。くそっ!俺はルーキーにやられたのか。
「ふん、そんな悪い大人にはこれだ!えい!」
  その掛け声と共に股間に暖かいものに包まれる。
「お、お前正気か?」
「ん?なんのこほ?」
  くの一は上目遣いで俺を見てくる。快楽で一瞬意識が飛びそうになる。
「ひんほっておいひいっへひいはへほ、ほんほはんはね(ちんこって美味しいって聞いたけど本当なんだね)」
  喋りながらも、くの一はしゃぶるのをやめない。ただ漠然と舐められてるだけのはずなのに生きるか死ぬかの極限状況故か、今までにない快楽が俺を襲う。
「あっイキそう」
俺がそれを口にした瞬間くの一は口を放した。
「あはは!残念そうにしてるお兄ちゃんってかわいいね!」
「くそ!ばかにしやがって」
「そんなこと言っていいの?気持ちよくてちんちんびくびくしてるじゃん」
快感を求めて脈打つちんこをくの一は根本から撫でる。
「!!!!??」
「きゃっ、可愛い声!」
今まで出したことのない喘ぎ声をあげてしまう。
「ねぇ?イキたい」
「……」
「どうしたの?イキたくないの?」
「……かせてください」
「なに?ちっちゃくて聞こえないよ!もっとはっきり言って」
「イカせて……ください」
  小娘に屈服した。もうなんだっていい。このまま終わりたくない。
「ねぇ、何であたしがお兄ちゃんをイカせなかったのかわかる?」
「……わかりません」
「なぜならね、お兄ちゃんがイッたら殺す予定だったからだよ」
言い終わった瞬間、再び股間が暖かいものに包まれる。
「へも、ひははなひへ。はっへほれはおひいひゃんほおれはひはほんへ(でも、仕方ないね。これがお兄ちゃんのお願いだもんね)」
イッたら逝く。こんな小娘にやられるのか俺は?
「あっ!頼むぅ、んあっ!や、やめてくれ!」
「らーめっ!」
  徐々に動きが激しくなってくる。それと共に股間に熱いものが込み上げてくるのがわかる。
「あああ!!やめてくれ、とめてくれぇ!」
  必死に暴れるが何ともならない。うごくたびに背中は木にすれて痛む。
「んはぁ、はむ、もぉっはひゃふいっひゃいひゃよー(もぉっはやくいっちゃいなよぉ)」
  死か快楽かの天秤が快楽に傾き始めた瞬間だった。何かの拍子で縛りから解放され、くの一に馬乗りになる形で倒れこむ。すぐさまくの一の口からちんこを引き抜く。倒れた拍子に喉の奥をついたためか、くの一は目に涙をため、咳き込んでいた。
「ゲホッゲホッ、何で?どうして?」
「なんだかよくわからないが形成逆転だな」
  くの一が反撃できないように両腕をがっちり抑える。
「イヤッやめて!」
「大丈夫だ。俺は殺しはしない。お前で思う存分楽しみたいからな」
 

       

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