Neetel Inside ベータマガジン
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「席にいなければ、うんこです」
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何て酷いタイトルw
蝉丸先生、お久しぶり。
実は感想を書くのは3作目ですね。
最初の「からっぽのアクアリウム」は難解なSF物。
次は長期連載「Angel Knights」は、厨二病丸出しというか、スイーツ(笑)なロリ少女のエログロバトル物。
そして今回。
もうタイトルだけでクソ小説って分かりますwww
毎回毎回、バラエティ豊かなネタ振りありがとうございます!w

■第一話 会社でうんこ
朝、誰もいない静まり返った会社のトイレでの排便。
同じシチュエーションで、女子トイレでオナニーすると気持ちいい。
それと同じ事が言えるでしょうね。
(※オナニーマスター黒沢参照)
素晴らしい排便描写で、主人公の気持ち良さがダイレクトに伝わってきます。
オナニー、セックス。
いずれも男にとっては射精、即ち排泄にあたります。
そして排泄には強い快感が伴います。
例えば、アナルオナニー。
アナルには前立腺による快感と、排泄感による快感の二種類があります。
アナル奥の腸壁ごしに前立腺を刺激すると強い快感が得られます。
でもアナル奥までバイブなどを突っ込むのが難しい・怖いといった初心者の方だと、まずはアナル周辺をさわさわするだけでも気持ち良いし、アナル入口を指などで出し入れするだけでも排泄快感が満たされて気持ち良い。
アナルは性感帯の一つでもあるので、主人公が排便の快感にハマっているのはごくごく自然な事なのです。
加えて、排便には腹の中の重たい物から解放されるという「荷物が軽くなった」という安堵感もある。
「食欲が満たされた」のと類似した「排便できた」という本能的欲求の充足。
食欲、性欲、睡眠欲に次ぐ第四の欲求が排便欲ですね。
グルメ、セックス、夢。
そういった本能的欲求テーマの小説は多いのに、なぜ排便がないのか?
排便は恥ずかしい事じゃありません。
誰しも1日1回は…いや、便秘気味の人は3日に1日とかでしょうけど。
とにかく、何十年もの人生で数千、数万と繰り返すであろう身近な行為。
アイドルだってうんこをするんです!
うんこしなけりゃ人間は生きていけないんです!
人生に不可欠なんです、うんこは! 
UNKO Is Beautiful.
それなのに作品化されないなんて、逆に不自然なくらいです。
幸腹グラフィティがあるなら、幸門グラフィティがあってもおかしくない。
「神龍のようなうんこ」
「風のような排便」
「なじみ深いうんこの香り」
どうでしょう、この表現。
まるでグルメ漫画のようではありませんか?
それはそうと、他人が来たからといって排便の音をごまかす為にトイレの水を流すって女子に多いですけど資源の無駄遣いですよね。
その点、TOTOは「音姫」という流水音を奏で節水に役立つ高機能トイレを開発して素晴らしいと思います。
ハッ…まさか、これはTOTOのステマ小説だったのでは!?
いやいや、まさかね…。
純粋に排便を楽しみましょう。

■第二話 隣と探り合い
排便バトルが始まりました。
「そして俺はカレーを望んだ」って文芸小説がありますね。
それと似たような排便への強いこだわりを感じます。
うんことカレーって近いし。
他にも「発汗のワンダーランド」とい大人気サウナバトル漫画にも近い部分が。
あれもサウナ(発汗)という欲求に人は抗えないという事を如実に表しています。
発汗も新陳代謝という排便と似たような本能的な欲求がある。
おっさん臭い汗の匂いが漂ってくる「発汗のワンダーランド」
馴染み深いうんこの匂いが漂ってくる「席にいなければ、うんこです」
第二話を読んで確信を持ちましたが、排便をテーマにしたバトル要素が膨らまされたら実に面白そうではありませんか。
何気に排便だけを描写し続けるって難しいでしょうけど。
淡々と排便し続けるだけの「孤独のグルメ」形式でも良いですけど、「ドラゴンボール」のように排便天下一武道会とかやっても面白そうです。
今のままだと三話ぐらいですぐネタ切れを起こしそうですが、どうでしょうね。
是非、どこまでも行って欲しいところ。
名作の予感がします。
次の話も腸期待しています。

       

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