Neetel Inside ベータマガジン
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「ドン亀のヨーチン」
http://neetsha.jp/inside/comic.php?id=16891



作者はヤーゲンヴォルフ先生。
一式陸攻を題材にした戦記小説「空飛ぶライターに火は点かない」は読んでおります。
ああいうのは私も好きだから書きたいけど、そこまでミリオタではないので書けない。
第二次世界大戦の架空戦記モノは「紺碧の艦隊」とか読んでて大好きでした。
高校生~大学生ぐらいの頃はハマっていたな~。
同時期、漫画でも「沈黙の艦隊」とかありましたよね。
「レッドオクトーバーを追え!」とか「Uボート」とかの映画も観ました。
潜水艦を題材とした小説・漫画・映画は結構あるもんです。
さて、本作はそんな潜水艦と潜水艦搭乗員を題材にした小説です。
架空世界のようですが、「空飛ぶ~」と同じ世界っぽいですし、主人公達は大日本帝国をモデルにした天照帝國所属のようですね。
ドン亀というのは潜水艦でしょうね。
駆逐艦に比べれば足が遅い・水中に沈んでいるというところからかな?
ヨーチンってのはまぁ、医薬品のヨードチンキの事でしょうね。
「空飛ぶライター」にしても、一式陸攻が米軍からワンショットライターという不名誉な渾名をつけられた事からによるものですし。
はてさて、このドン亀にしても、同盟国で一度沈められて乗員が全滅したものを、帝國軍が貰い受けたといういわくつきのもの。
で、主人公が女の子の新米看護兵でしょ…。
日の当たらない泥臭い兵器・兵科をヤーゲンヴォルフ先生は好んでらっしゃるようですw
物語はまだ始まったばかり。
派手さは望めそうにありませんし、筆力が求められそうです。
序章、駆逐艦をやり過ごそうとする潜水艦の緊迫した戦闘描写は中々読ませてくれました。
あれは潜水艦を題材とするなら誰でも一度は書いてみたいシチュエーションかと思います。
私が好みのジャンルというのもありますが、続きが楽しみな作品です。

       

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