Neetel Inside ベータマガジン
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「みんな毎日何考えて生きてるんだろう」
http://neetsha.jp/inside/comic.php?id=17480



感想を書きづらいと言われやすい詩です。
テキストではなく画像データに縦書きで書かれてますね。
そんな事しなくてもニーテルには縦読み機能があるのに…。
作者はまたまた初見、頭川 類先生。
他に何か書かれているのでしょうか?
初見の作者さんをお見かけすると毎回思います。

■色々の事
冬の情景を描いたものが多いですね。
実家に帰省した年末年始あたりを思い浮かべました。

■鳥
鳥って中々人間には懐かないような気がします。
猫に近いというか、都会のカラスや鳩なんて野良猫と似たようなもの。
可愛いと思う反面、自由気ままな格好良さも感じられる。
そういったものが伝わってきました。

■芋
芋ってのが深いな。
様々な父を亡くした子供達が語られる。
総じて貧しい関係性。
芋って貧しい土地でも沢山取れるから、飢えをしのぐために栽培されてきたって歴史がある。
芋なんて貧乏人の食うもの。
つまり、芋とは沢山いる割に甲斐性の無い子供達のことを表しているのではないか?
個人的にはこれが一番ぐっときました。

総括します。
上手く言語化できず、これが精一杯の感想なんですが。
なんかいいですね。
それこそが詩ってもんでしょうけど、短いながらも感情を揺さぶられます。
詩集というのは余り積極的に読む気はしません。
でもこういう機会があって、たまに読んでみると面白い。
楽曲の歌詞の方だってそうですよね。
意味を深く読みこんでみたら興味深く感じられるし…。
自分でもたまには書いてみたくなる。
まぁ、やはり興味のないジャンルでも面白く思わせるのは、その作品が魅力的ってことです。
文体がやや古めかしいので、国語の課題を解いているような気分でしたけどw
おかげで高校生に戻った気分でしたw

       

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