Neetel Inside ベータマガジン
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「ドラゴンズペニス」
http://neetsha.jp/inside/comic.php?id=17529


和田駄々先生の新作。
3月13日に更新されていた分が最早どこまでだったか分からないほど更新速度も尋常ではないw
だから早く感想書かないと宿題がどんどん溜まっていくプレッシャーを感じていました。
でも読み出したら最新更新分まで一回も止まる事無く読み終えてしまった。
まさにポルナレフ状態!
いやー面白すぎますわ、ドラペニ。
変態で馬鹿馬鹿しい事を真剣にやっている。
だから問答無用に面白い。
私の大好きなHVDOに通じるところがありますね。
そんな小説です。

■ストーリー粗筋
失ったちんぽの代わりにドラゴンのちんぽを手に入れた主人公の軍人グラーグ。
生き延びる為に他に選択肢がなかったとはいえ、ドラゴンとの契約は…。

>「わしの児を作れ。100匹でいい」

かくして、グラーグ本人が望むと望まざるとにかかわらず、ドラゴンの意思によって女を孕ませレイプしまくる重厚なファンタジーが幕を開ける。
敵国の捕虜となっていたが、ドラゴンズペニスの力で脱出したグラーグ。
しかし無傷で戻ってきた事からスパイの疑いをかけられ、国軍から追放される。
でもグラーグ本人としては軍に復帰して女王様の為に戦いたい。
そこで傭兵団を作り戦場で手柄を立てて軍に復帰する絵図を描く。
ただドラペニの意思により、女ばかりのハーレム傭兵団になる。
女達はグラーグにレイプされると心身共にグラーグの虜となるのだ。
団員を増やす為に夜毎レイプを繰り返すグラーグ。
敵国の姫様と魔女が追ってきたり、ライバル傭兵団も出現する。
ライバルとなるスヴェイル、彼もまたドラゴンの力を持っているようだが…?
というところまで読みました。(第一話11ページまで)

■地に足のついた世界観
テンポ重視で書かれているとあるが、世界観はしっかり練られている。
最初の拷問シーンからしてそうだが、ラノベにしては文章が重い。
雰囲気もダークでシリアスな展開が続く。
ドラゴン、魔女、ワーム、軍と傭兵団。
それらの設定は紛れもなく重厚にして王道ファンタジー。
でも主役はあくまでドラゴンズペニスであり、周辺の要素はドラペニを引き立てる睾丸ぐらいの存在感。
しかしながら、睾丸で産み出される精液が濃厚だからこそ、勃起に力が漲り、安心して貫き通して読める。
ジャンルとしては一応、異世界ハーレム物。
内容読まずに設定だけ聞けば普通にラノベ。
タイトルの破壊力も抜群だし、本当に商業化できそうなぐらい完成度は高い。
MF文庫あたりどうですか?

■シリアスとギャグの両立
バランスが良いという以上に、どちらも引き立っている。
グラーグまた意外にも実直な軍人。
一方、ドラゴンのマズブラウフア(名前覚えられないから以降ドラペニと略する)は、軽口も叩くひょうきんな爺さん。
この二人は普通に会話しているだけで漫才になってて面白い。
グラーグ本人は真剣に軍の為に戦おうとしている。
でもドラペニの意思によりうんざりしながらも孕ませセックスする。
ドラペニパワーで大勃ち振る舞いする。
ドラペニを使わないといけないせいで常時下半身丸出しの変態状態。
これを真剣にやってるのだから、実に秀逸なシリアスなギャグが成立している。
設定だけで既に大勝利。
うん、HVDOで見たやつだw
大好きです。
やっぱりちんぽには勝てないよ。
悔しいけど感じちゃう。

       

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