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「『欠』能力者バトル」
http://neetsha.jp/inside/comic.php?id=16727




作者は滝杉こげお先生。
また君かw
感想を書くのは2作目となりますね。
わっかりやすいゲーム型ファンタジーに突如放り込まれた主人公サトシ。
ゲームの特徴は3つ。
1、ゲームだが現実のように体感できる。
2、プレイヤーは複数いて、ランダムで役職が振り分けられる。
3、プレイヤーにはひとつ「欠能力(ディスアビリティ)」が課せられる。欠能力とは、「何かができなくなる」というもの。「体力回復できない」とか、「武器を装備できない」とか。
なるほど分かりやすい。
この辺の説明、展開、実にスピーディー。
文章はとってもライト。
児童誌にあるような分かりやすい漫画を読んでいる感覚というか。
一本道のゲームブックを読んでいる感じですね。
下手に小難しい文章表現をこねくり回さないで正解でしょう。
作者がノリにノって楽しんで書いている様子が感じられて好感が持てます。
物語は徹頭徹尾、RPGゲームのように進められています。
で、まずストーリー進行役の「ノーサイド」が実にウザイw
スキップボタン連打したくなりました。
さて、パーティーメンバーに「タイヨウ」が加わって滞りなくゲームは進行していく。
最初のダンジョンに進み、強そうな牛モンスターと戦う。
「ウシトラ」という獣使いのプレイヤーとも協力して撃退に成功。
第四話の最後、運営側(ノーサイド?)の様子が少し描写される。
というところまで、割とさくっと読めました。
そこまで読んだ感想としては…。
昔懐かしい「無料で遊べるFantasyVip」を思い出しました。
または、長門は俺先生の「ムリゲー」や、ひょうたん先生の「塔から脱出するゲーム」とか?
ノーサイドは全然頼りになりませんが、そこまで理不尽なゲームではなさそうですね。
ただ、タイトルになっている「欠能力」が余り重要そうに書かれていないのがマイナスかな。
タイトルにするぐらいなんだし、この先意味を持たせてくるとは思いますが。
今のままだと、粗製乱造でありふれた異世界転生モノで終わっちゃいます。

       

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