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「まきこまれライフ」
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10月1日になった直後1分も経たない内に更新、しかも新連載!
作者の桐山じゃろ先生のツイッターを見たら、この作品感想の企画に合わせてニノベデビューされたようです。
コニーの「ヨウジンデイズ」の作者さんですね。
私、新人コラボ時代にFA頂いた事もあります。
その節はありがとうございました。
さて、今回のニノベ作品の感想です。
よくある「平凡な男子高校生が非日常へまきこまれる」って系統ですね。
タイトルもそのまんま。
しかしこの主人公・大村庸次君、その平凡っぷりが実に徹底している。
・童貞
・彼女がいたことはない
・隣の家に住む幼なじみという存在はいない
・フツメン
・身長174cm、体重64kg
・気になる女子はいない
・男友達はそこそこいる
・趣味はゲーム
ですからね…。
本当にどこにでもいる男子高校生。
普通って没個性ですからね。
主人公の個性を抑えるのは、読者に主人公へ親近感を抱かせつつ、ストーリーやヒロインなどを際立たせる効果があります。
ただ「平凡」といいつつ、実はハイスペックだったり、一芸に秀でていたりするラノベ主人公が多いので、この普通っぷりは徹底して現実的です。
まだ物語は序盤も序盤、プロローグにしか過ぎません。
普通な主人公、でも一点だけ「ゲーム好き」が強調されていました。
ここがどういった意図を持って描写されているのかが楽しみです。
例えばゲーム世界にいきなり放り込まれた(これまた良くある設定ですがw)とかで、そのゲーム好きが役に立つとか?
異世界からトラブルを抱えた妖精でも現れたりとか?(またまたありきたりかなーw)
窓ガラスを破ってゲーム機をぶっ壊したものの正体は何なのか?
まだまだどう転がるか、どうとでもなる状態です。
何せ、ジャンルは「ファンタジー」ですから、何でもありです。
ぶっちゃけ、作者は何も考えていなくても、この感想を見てから方向修正もできちゃうぐらいですw
……と、割とありきたりな一般論&展開予想になっちゃうなー。
桐山じゃろ先生のニノベデビュー作がどのようになっていくか楽しみに見守りたいと思います。
「実験場」でも大いに結構かと思いますよ。

       

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