Neetel Inside ベータマガジン
表紙

見開き   最大化      

「藤色アワー」
http://neetsha.jp/inside/comic.php?id=17025



更新タイミングが10/29 00:28:13でした。
更に、作者コメント:後藤先生の感想日を狙ったのに、書き上げた直後に寝落ちしてしまった。無念です(笑)

そんなラブコール送られたら…。
余力もあるので、感想書いちゃおうかと!


作者は柴竹先生。
私は知らなかったのですが、他のコメントを見るとこれはどうもリメイクのようです。
1.藤色の彼は空になる
暇な居酒屋を経営する店主・藤川圭一。
店主の目の前になるカウンター席は、圭一が聞き耳を立てる価値のある客しか座らせない。
馬鹿騒ぎをする大学生の集団などであれば奥の小上がり席に押し込んでいる。
そこへ、喪服の三十代後半~四十代ぐらいの五人組の客が現れる。
フジツボ、フジマル、フジナミ、フジウ、フジカタ。
名字に「藤」のつく五人の「藤組」
彼らの友人、空になったもう一人の「藤組」についての思い出話。

というあらすじ。
文章が上手く、内容がすっと入ってくる感じがします。
あらすじを見ても分かるように物凄く地味な話です。
名字が「藤」って事が共通点の六人のおっさんおばさん達が、居酒屋で思い出話するだけですから。
これをストレスなく読みやすく書き進めるには、相応の文章力が必要だと思います。
下手な人が書くと、登場人物の印象が頭に入らないまま話を進められてストレスなんです。
何気ない表現なんですが、地の文の書き方が上手いので、会話文は最低限で、複数の人物の雰囲気や人となりがすっと頭に入ってくる。
書き方も内容もこれぞ文芸!って感じですね。
好みの内容です。
藤組の思い出話は小学校時代の彼らの出会いから始まる模様。
長い夜になりそうですが、見届けたいところです。

       

表紙
Tweet

Neetsha