Neetel Inside ベータマガジン
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「転生した世界はとんでもないところでした!」
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またまたノンストップ奴先生。
前回、四天王のピリアを仲間にしたあたりまでは読んでいました。
その後、夢魔カノンと対決。
その最中で主人公は現実世界の夢を見る。
ソープでカノンが相手をしてくれる。
このあたりの情景描写は流石風俗大好きノンストップ奴先生らしさ全開というか、リアリティがあって良かったです(笑)
そしてカノンにすっかり骨抜きにされそうになっていたところ。
主人公を異世界に召還したオージなる人物と会う。
ここで主人公の強さの秘密も語られる。(決して後付けではないらしい)
ニーテルのルビ機能を活かしまくった会話もノリが良くて爆笑ものです。
ただ主人公がやっぱり鬼畜。
徹頭徹尾、鬼畜。あと卑怯で下衆なのも若干。
それはそれで一貫しているので良いのかもしれませんが、ちょっと単調で飽きてきました。
今更なんですけど、主人公の心理の深いところが掘り下げられてこないですし。
感情移入がしにくいにも程があるんですよね。
途中、現実世界の夢を見るところで期待したんですが…。
すぐに目覚めてしまって勿体ないと思った。
主人公がこういうやつなので、ただでさえ読者は感情移入しにくいんです。
鬼畜なら鬼畜で良いから、読者を味方につけられるような魅力やバックグラウンドが欲しい。
それが見られない限り、ここらで私もギブアップです。
ネクロマンサーの回も流し読みしたけど変わらないようなので、これ以上読むのはキツイ。
挽回するとしたら…。
1、今更ですが主人公のキャラクターに深みを持たせる。
2、魔物側の事情をもっとクローズアップして、むしろ主人公や人類を悪役に仕立て、実は魔物側こそが正義だった!とする。
という改善案が思い付きましたが、どうするかは作者さん次第。
他にも良いテコ入れ策があると思います。
ここまで書いた以上は完結まであとちょっとでしょうし、頑張って下さい。

       

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