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「稀望の証明varヤーゲンヴォルフ」
http://neetsha.jp/inside/comic.php?id=16944




稀望の証明という題名で、同じ主人公・砲兵部隊を率いる東郷沙代子さんを扱い、異なるシチュエーションの戦場を描く。
ヤーゲンヴォルフ先生、どうしん先生による合作。
そのヤーゲンヴォルフ先生のバージョン。
ここで感想を書くのは初めてですが、更新されれば読んでいました。
■1/序
大天照帝國の海軍陸戦隊歩兵一個中隊(約百五十名)を率いる東郷沙代子中尉は、北中支軍との絶望的な戦いに臨む。
北中支軍というのはどうも中国共産党人民解放軍がモデルらしいのですが、戦車を多数保有している。
WW2当時の人民解放軍よりよっぽど手強いようです。
援軍が望めない状況、その戦闘は悲惨なものとなり…。
登場する兵器は高角砲。
爆撃機などを撃ち落とす為の対空砲であったが、長大な射程と威力なので戦車などを相手にしても有効だからと陸戦にも使われている兵器。
その詳しい兵器の名前や性能は語られていませんでした。
このあたりはミリオタでない人にもとっつきやすくするためかな?
■2/尖石島防衛隊 着任
負傷して内地の病院を退院した東郷沙代子。
新しく着任した尖石島は、重要ではあるが主戦場が離れたこともあり、防衛に兵力を割く余裕がない。
よって訓練不足の新兵達を率いねばならない。
前に率いていた部隊を全滅させてしまった沙代子はその新兵達を前に、プレッシャーを感じる。
今度は間違わない。
良いですね、このくだりは燃えます。
■3/聯隊砲小隊
尖石島防衛隊に配備され、沙代子が運用するのはやはり高角砲。
それも同盟国のフォルモリア邦国製のものらしい。
名高い8.8 cm PaK 43なのかもしれないですね。
高角砲というのは私も「大戦略」などのゲームで良く使うのでどういうものかは知ってはいますけど、実際の戦場での補給も含めた運用法なんて知りません。
このパートではそのあたりも詳しく説明されていて、流石だなと感じます。
また、陸海軍の摩擦についても書かれている。
まるっきり大日本帝国ですね(笑)
砲兵の訓練についても書かれています。
計測とか座学が多いようで、数学知識が必要でしょうし、理系の人が向いてそう。
と、ここまでが更新分でした。
砲兵はやっぱ地味だから新兵を死なせない為という指揮官としてのストーリーがメインになりそうですねー。

…って、総コメント2じゃん!!!
どっちも私だよ!!!www
ベータの軍隊講座はかなりコメントついてるのに何故か作品は読まれていないのか…!?
ヤーゲンヴォルフ先生が軍隊講座で語っている事の実際の例がここにあるのだから、もうちょっとコメントあっても良いとは思いますよ。
軍隊講座は資料のようなものですし。
自分でもミリタリー漫画や小説を書いてみたいと思った方は、ヤーゲンヴォルフ先生の小説も読みましょう!

       

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