Neetel Inside ベータマガジン
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「まきこまれライフ」
http://neetsha.jp/inside/comic.php?id=16895



桐山じゃろ先生のニノベデビュー作。
感想は1話まで書いてましたが、個人的に2話までは読んでいました。
魔法少女が現れ、主人公・庸次の部屋がめちゃくちゃにされる。
でも相変わらず庸次は普通で平々凡々とした印象のまま。
話の内容も特に変わったところもなし。
とりあえずTOP絵は可愛い。

■3話 魔法の世界と世界の名前
異世界オルティアノから訪れた魔法少女ミル。
敵を追ってこの世界に来たと。
現実世界から異世界へ転生されるケースは良くあります。
逆に、異世界から現実世界に転生されるケースも。
ライトノベルの教本に載ってそうな筋書きの一つですね。
実に使い古された平凡な設定です。

■4話 おんなのことひとつやねのした
ミルはすぐにこちらの世界に馴染み、庸次の部屋でテレビゲームに興じるようになる。
異世界とこちらの世界とのカルチャーギャップが語られる。
一方、ミルは異世界の敵を探したりもしている…と。
うーん、まぁ、悪くはないんですよね。
展開・文章的には丁寧で読みやすいと思います。
異世界人が日本の文化に触れ興味を示すのは和みますよね。
最近の「日本はこんなに凄い! 外国人もびっくり!」ってなテレビ番組みたいで、ホルホルできますしね。
ただどうしても主人公の平凡属性が話全体に及んでいる。
冷静に考えたら異常な状況ですけど、実に良くある。ありすぎる設定なもんで。
「で?」という印象しかない。
ここまでの4話を短縮して1話にまとめても良いぐらい内容が薄い。
例に出して申し訳ないが、顎男先生の「滅神時代に生まれました」は、事実1話でそこまで書いていました。
じゃろ先生が未読でしたら、一度参考に読んでみても良いでしょう。
なので、そろそろ何か動きがあっても良いんじゃないかなーと思います。
初回が10月1日、4回更新でこのペース。
顎男先生の筆の速度は異常なので比べるのは間違ってますが、同じ日に始まった「滅神~」は17話で完結済み。
じゃろ先生はこの話をあとどれぐらいかけて終わらせるつもりなのか?
気が早い人は既に切っているでしょう。
私もそろそろきついかも。
まずはテコ入れが必要。
例えば、これまた良くある話ですが、魔法少女を脱がしてラッキースケベ発動させるとか。

       

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