Neetel Inside ベータマガジン
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「プリズム」
http://neetsha.jp/inside/comic.php?id=17135



作者はepocheⅡ先生。
もう一つ登録されてる「ウォーカー・エバンズのカラー写真」も読んでいましたが…。
詩のような小説ですね。
こっちも同じ作風。
つまり、詩が苦手な私には、感想が書き辛いw
ずっと情景描写が続きます。
綺麗なコトバで紡がれます。
とりあえず誤字が一つありました。
「低農」って何だよと思って、エコロジカルっぽい雰囲気もあったからそういう専門用語かと思ったが「低脳」の間違いですよね?
②でようやく登場人物が出て来ますが、ずっと三人称神視点で語られます。
いや、何でも見透かしている神という訳ではないんですよね。
断定的表現で語っていないので。
ということはこれは誰の視点か。
恐らく作者の視点なんだろうけど、はっきりしない。
③で廃墟マニアが喜びそうな情景描写。
バブルの残り香って各地にありますしね。
④で下品な田舎の少年少女って描写。
色んなキーワードが出てきているけど、詩のように書いている。
ただ、描写したい物の単語を羅列しただけの書き方は、詩としてもひたすら読み辛い。
その単語をどういう意図をもって出したのか分からないから。
何を強調したいのか、何を書こうとしているのか見えてこなくてモヤモヤする。
淡々とした書き方だけど、かえってテンポが悪く感じる。
自分には合わないというか、この程度の短い文章でもうお腹いっぱいというか、続き読みたいとは思わないですね。
詩が別に嫌いという訳ではないんですよ。
先日、感想を書いたハトヤ先生の「モレスキン、プレーン、ラージ、ベータ版。」は読みやすくて綺麗で良いなと感じたし。
やっぱり詩を書ける人は凄いと思わされた。
ただ、こちらは少々難しかったのです。

       

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