Neetel Inside ベータマガジン
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「天に輝くものすべて敵」
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顎男先生ならきっと合わせてくれるものと信じていましたw
しかもおいおい、いつのまにか11話まで進んでいるじゃないの。
これは食いでがありそうだぜ、じゅるり…。

■01.転校生は兵隊さん
安心の顎ブランドですが、最初の赤木とくるみ先生の漫才は若干くどく感じました。
おいおいお前ら観客冷めてんぞ、もっとどっかんどっかんさせぇや! と、さんまの後釜になるだろうと将来嘱望されていた「ぜんじろう」みたいにつまらんツッコミしちゃいそう。
そういえばぜんじろうって最近全然見ないけど今頃何してるんだろう。
…と、小説そっちのけで昨今のテレビ業界の闇について思いを馳せるほどに退屈してきたところ。
突如としてぶっこまれるSF設定。
ええ~~今度は宇宙戦争かいな!?
宇宙(そら)いっぱいに驚きの声が響き、ワイプで輝くような笑みを見せる上岡竜太郎「やるやんけ」
スペースコロニーから来た美少女戦士愛馬ちゃん。
自爆が芸風なのか、私の愛馬は凶暴です、なのか?
月の代わっておしおきよ! されちゃうのか!?
今度こそ最後まで心ぴょんぴょん跳ねさせてくれるんだろうなー?

■02.炎の転校生(♀)
国電パ~ンチ! は、目にも止まらぬ速さでファスナーを下ろした!w
愛馬ちゃんは中々のツンデレのようですね。
それ以外の脇を固める賑やかしも多彩です。
幼馴染でボケ倒しまくる桃子。
同じく馴染みの高知。
踏まれる溝口。
そしてひたすら一人ボケツッコミを繰り返していた漫才師のような主人公・赤木ですが。
露出狂の変態マゾ犬のようですw
男のサービスとか誰得。
のっけから軽妙な顎リズムだ。

■03.寮生になってみた
寮に引越す赤木。
一階に女子、二階に男子って…一つ屋根の下に性少年達を同居させて問題ないの?
とらぶるなの? ラッキースケベ期待していいの?
少年誌の皮を被ったエロ漫画を死守ってそういうメタファーだよね?
やべぇ、のんのんじゃなく、ぴょんぴょんしてきた。
ただ、顎先生の実生活を絡めてきているらしき描写もちらほら。
それが逆に不安要素。

■04.女の子は夜出歩いたら危ないんだゾ!
色んな顎作品でよく「虐げられるモブ」はいるんだけど、溝口はそういうポジションみたいね。
ダウンタウンとかでもそうだけど、何かいじめみたいで笑えない時がある。
沢村~では割とそういうモブが輝く要素あったけど、こちらは望めそうにないしね。
溝口は最後まで虐げられるんだろうな…合掌。
愛馬は何やかんやで馴染んどるやん。
桃子のボケ倒しは…可愛いけどこれあかんやつや。
これが幼馴染で将来の嫁さん候補…?
何だリア充かよと最初思ったけど…。
ドンマイやで~赤木(ニッコリ)
焼き魚にケチャップという発想…!(白目)
顎男先生、だから実生活絡めるの微妙に重いんで勘弁して。

■05.ヒロインを尾行してみる回
深夜に出歩く愛馬。
ストーキングする赤木と桃子。
レンタルビデオ屋であれこれ眺める愛馬。
いちいち漫才する赤木と桃子。
何にも起こっていない回なのに、顎男先生の文章のおかげで面白いw
桃子はうざいけど漫才のボケ相方としては優秀。
怒りのロードショー的な回でした。

■06.愛馬の悩み
シリアスな話していたと思ったら何だこれwww
愛馬が戦えなくなった理由はうんうんなるほどなーと納得。
何となくそうじゃないかなーと思っていたんだが、これガルガンティアだ。
宇宙戦争で人間味がなかった戦闘機パイロットが、自然溢れる世界で生まれ変わったように人間らしくなっていくという。
ガルガンティアのんのんびより風味ってところでしょうか。
いやしかしギャグって分かってるけど、青いお兄さん方、簡単に発砲しすぎでしょw

■07.とりあえずくるみ先生は役に立たない
愛馬の安眠の為、部活をやろう!
と、赤木が提案するまで。
顎先生は溝口に何か恨みでもあるのか…。
死体蹴りやめーや。

■08.即興劇
演劇部に引っ張られる愛馬ちゃん。
新キャラの桜庭さんは実に強烈な個性だ。
顎先生がこの話に結構力を入れてきているのが分かる。
主人公もヒロインもいきなり霞んじゃうようなキャラだけどどうなることやら。
あっ、私、この桜庭ってキャラ凄く好きですよ。
愛馬ちゃんがクッソ可愛い人見知り&乙女になってたし、桜庭登場は吉と出たと思う。
一気にこの物語が面白くなってきました。
頑なだった愛馬ちゃんの心が蕩けてくるやもしれない。

■09.喰って帰ろうぜ
桜庭はやっぱりかなりの強キャラですね。
あっさりと愛馬が兵士である事を見抜いちゃった。
カツ丼食べるのさえ可愛いし、桃子とかいうぐう畜はほっといて彼女をサブヒロインに昇格させましょう。
一方、愛馬はへたれだの人見知りだの言われていますが…。
桃子より身長も低いんでしたっけ。
ビデオ屋でも恋愛物に頬を染め、お姫様に憧れるロマンチスト。
元来は繊細な少女なんでしょうねー。
やはり大正義ヒロインですわ。

■10.そして日常
愛馬はキュアプリンセスとキュアフォーチュンを足して2で割った感じだと思う。

■11.愛馬のお願い
桜庭の脚本www
ここまで徹底して狂言回し的存在で、個性の乏しかった主人公(名前忘れた)
実は演劇経験ありという過去が出てきました。
あーそうだよね、じゃなきゃ何で桜庭みたいな変人と親しかったのかという説明がつかないもんね。
この主人公なら面倒は全力で回避しようとするから。
女装、頑張れw

>とにかく、主人公役が愛馬、幼馴染役が愛馬、そしておまんじゅう役が桃子ということになった。

愛馬2役なの?
ここは誤字かな? 珍しい。

さて…。とりあえず全部読みました。
全体の印象としては「滅神~」より更にライトですね。
1話あたりの文章量も少ない。
より顎シリーズ初見の方にも向いている内容かと。
今後の展開予想としては…SF成分とか宇宙戦争設定は背景としてあるだけで、作中には出てこないのかな?
出てきたとしても物語の締めに少しという感じでしょうか。
続きも期待しております。

       

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