Neetel Inside 文芸新都
表紙

新都社 漫画評論集
豪快刑事 第5話(批評家 えりえりから漫画家えりえりへ おまえ絵が雑すぎるんだよ!)

見開き   最大化      

漫画家 えりえり!

おめえ 絵が雑すぎるんだよ!
豪快刑事 第5話 自信作だとか、おめえ思ってたらしいけど、いくらなんでも
ここまで、雑に描いてたら、読者、何が描いてあるかわからねえじゃねえか!

おめえ ネームだからいいとか思ってるかもしれないけど、いくらなんでも
ここまで、雑だと読者に伝わらないから。

おまえが意図してたことの半分も読者に伝わってないから。

アマチュアだからって、雑の言い訳にならないんだよ!!

なので、批評家 えりえりから、漫画家 えりえり へ、こうやったらいいと
伝授しよう。

とにかく、登場するキャラクター 1人につき、ノート1冊潰しまくるくらい描け。これがおまえが今やらなくてはいけないことだ。

えりえり ネーム描きながら、キャラクターの容姿を考えるのはやめろ。出てくるキャラクターは最初から決まってるんだから、まずキャラクター設定をちゃんと描け。第5話で言えば、びいなすなんて、もろに立ちまくるキャラだったはずなのに、おまえがその努力をしなかったために、キャラ立ちせずに死んでしまったじゃないか!

おまえは、第5話のラストで、切なさの感情を読者に喚起したかったんだろう?

だったら、ちゃんとキャラを立たせないとだめじゃないか。ここで、喚起される切なさの正体は、失恋のそれと同じはずだったんじゃないのか?

キャラが立つってどんな状態かって?

教えてやろう。
キャラが立つと、読者は、キャラに対して、愛情を持つようになるのだ。
それにも関わらず、作者であるおまえが、キャラを雑に扱ってたら、読者は、キャラに対して愛情を持つようになるわけないじゃないか。

何?
泣いて謝る?
反省した?

よし、わかった。

だったら、豪快刑事 第5話の②、③をもう一度描きなおせ!!





       

表紙
Tweet

Neetsha