Neetel Inside 文芸新都
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今回は、臆面もなく自分の漫画を論評させてもらいたい。厚顔無恥な奴だと罵倒してくれてかまわない。

今回論評したいのは、万引き DJ ERIERIの漫画である。
さくっと終わる感じの短編を目指してる。

まだ、話が殆ど進んでないので、論評も何もないのだが、今回の漫画を描いてて「ああ。」と感じるのが一点だけある。それは読んでいると気持ち悪くなってくる点である。

過激なシーンもグロシーンもない漫画なのであるが、読者は何故かムカムカ、イライラしてくるであろう。40ページくらいで終わらせる予定なのだが、最後まで、このムカムカ、イライラが持続するだろう。

ぼくは、マンガを描いているその瞬間の気分をマンガに描く傾向がある。「そんな気分なんて曖昧なもんが読者に伝わるか!」とかつっこまれそうだが、これが不思議に伝わるのである。

伝わってるのだなと思うのは、コメント欄で激しく罵倒されてるからである。
不快感を持った読者は、気持ちの持っていき場がないので、とりあえずマンガを罵倒しているのだと思う。

誰も知らないと思うが、この漫画はルイス・ブニュエル監督の映画「忘れられた人々」を参考にして描いている。少年非行について、考えさせられるシリアスな漫画に仕上がったらよいなあ。






       

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Neetsha