これは逆効果だぞ。(パリ同時多発テロの報道規制について)

現在、フランスで、恐らく世界史的な事件が進行している。
パリで起こった同時多発テロの件である。

今後の推移を見守るしかないのだが、これは、欧州諸国が対応を誤ると、911など比べ物にならないほどの大惨事を招く可能性がある程の大事件だと言うことは述べておこう。

つまり、その政治的な意味を考えると、アメリカの同時多発テロ1などよりは、はるかに大きな、極めて重要な国際的な悲劇である。

そして、BBCやなんやらの国際的なニュースメディアは現在、このニュースを特報扱いで、延々とライブ中継している状態である。(911や311の時も、やってましたよね。)

で、あなたは不思議に思わないだろうか?

この事件の日本での報道の少なさに対して。

いや。だって、普通そうじゃないか?

現状、欧州で進行しているのは、あの911を超えたと思われる国際的なテロである。
フランスでは非常事態宣言が出されてて、国境が封鎖されてんのである。
これが、他の欧州諸国にいつ波及しても、全くおかしくない状態である。今後、より巨大ななんらかの悲劇が、世界的に起こるのだろうなと予感させられる大事件である。

なんで、日本の地上波では、この事件について殆ど触れないの?


一応、ネット上で、それに対する信憑性のある言説が飛び交っている。
もっとも、信憑性のある言説は、テロに対して大騒ぎすることは、結局テロリストに利することになるので報道規制がひかれているというものである。

ただ、もしそうだとしたら、それは逆効果ではないか?

日本国民は、地上波の報道の少なさにいらだっており、その不自然さにたいして不安を感じているのである。

特に欧州と日本は距離があるので、現在、欧州で起こっているパニックが日本に、ただちに波及することは考えにくい。

この場合、地上波を管轄する方々も、変な親心を出さずに、重要性を優先してちゃんと報道してほしい。それが、報道の義務なのではないか?
「だがしかし」
まず、このダブルネーミングのセンスが素晴らしい。これは少年サンデーに連載されている漫画のタイトルである。最近、アニメにもなったらしい。あまり期待せずに表紙買いをしたのだが、読んでみてそのすごさに呆然としている状態である。

この漫画の魅力な、絵である。絵がすごいのである。味のあると絵とかヘタウマの絵ではない。ものすごい技術を持った人がものすごい漫画を描いている。

ストーリ上の見どころと言うのは、実はボケとエロを一人で引き受けている残念系美女であるヒロインに萌えるくらいしかないのだが、それでも、この絵はすごい。

もし、あなたが漫画家志望者か何かで、この漫画を1巻から読み始めて、そのややぎこちない絵をみて、なんだ大したことないやと勘違いしているなら、迷わず、2巻、3巻、4巻と読んで・・いや眺めてみたほうがいい。

絵のとんでもない上達ぶりにのけぞるであろう。

ベタ、構図、空間構成、コマワリ、それらの完全主義的な計算のされ方が素晴らしい。

大友克洋が登場した時、膨大なフォロアーが生まれたが、それに匹敵するような大型新人のような気がする。

宮崎駿の「風立ちぬ」を映画館で初めて見たとき、圧倒されて、席からしばらく立ち上がれなくなってしまったのだが、「だがしかし」には、そんな衝撃を受けている。

これは一般読者より、むしろ漫画家や漫画家志望者に読んでみてほしい漫画だ。


sage