「赤い悪魔と魔法使い殺し」   七瀬楓 作
http://neetsha.jp/inside/comic.php?id=18118

七瀬先生の新作(リメイク)です。
改定された作品は感想書かないというのをルール概要に記しています。
ですがそれは完結した作品についてあてはめています。
本作に関しては完結定かではない。よって改定作品ではないと判断しました。
今回の感想日程では既に二作品がage更新されている。
よって感想はこちらの作品みとなりました。
七瀬先生、リメイクとはいえ創作の勢い衰えません。
脳みそのフレッシュ感、あやかりたいものです。
一話更新なのでサクッと感想行きます。



■○『その男、素質ゼロ』
ボサボサ赤毛の鋭い視線。主人公・荒城幸太郎の私立森厳坂魔法学院の新入生生活ははじまっていた。
人物像がスルッと入ってくる快調な滑り出しでした。
学校の自己紹介ってどこまで自分を出していいか分からない。むしろ出したくないですねw
幸太郎に近づいてきたアーモンド目の男に、ちょっとミステリアスな匂いを感じます。なにか隠しているのでしょうか。素肌にブレザーのセンスは何なのでしょうか、フェロモンを感じさせる作戦なのか笑わせてくれます。
ヒロイン、ヒロインの出番は次回にもっと増えること期待です。
やはりこの作家さんの導入部分の読みやすさ、読み手へのストレスのなさには驚かされます。まったく小難しい壁を感じない。心地よい坂道を早足で自然に早歩きするように読めてしまう文章です。
気持ちいいです。
新都社の文芸界隈では個性的な作品が多い印象をけるのですが、七瀬先生の文章を読んでいるとそういう、作品に引っ張られるような強さを感じない。逆にこれが珍しく惹かれるところになります。
心に安心や平和を感じる。没個性というと聞こえが悪い。滑らかなのではないでしょうか。
滑らかすぎて損をしているのでしょうか。上手すぎて損をしているのでしょうか。
親切で優しく、物語の把握もしやすい。それでいてラノベ然とした登場人物の表情も豊かで、とらえやすい。
ニノベは読みたいけど長文のハードルが高い方には七瀬先生の作品はお勧めできます。
作品を「完結まで読む!」と気合いを入れた執着を見せなくても、のんびり構えて更新されていたら読むって気楽にいるといつの間にか完結まで読んでいたという現象になるかもしれません。
作品の雰囲気も重すぎないので物語も追いやすいかと思います。その点でもお勧めです。
このかたの読みやすい文章は伊達ではない。
さあ、新連載としてまじまりました。見守りましょうかこの作品も。



以上この作品に関する26日更新分の感想はここまで。