「平和と混沌の学園」   第41話から第80話まで   崩砂糖 作
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『速筆、速筆、速筆ーーー!ここにきて尚もその更新速度に衰えを見せず。作者、筆の勢い途切れません!!果たしてこの作品、今後どんな展開を見せてくれるのか見逃せません!!』
作中実況風に遊んでみました。
前回のニノベ作品感想その1更新では第40話までの感想を書いていました。今回はその後半分第80話までの感想になります。すでに13日から第83話まで更新されています。すげー。
読めば読むほどこのバトル作品、そのすごさ感じ入ります。


■各話ごとの感想

第41話 奮闘!田嶋恵士郎(後編)
恵士郎と沙耶のバトルです。いきなり自らを壊しだす沙耶。痛い、痛いです!私もなんか痛くなります!
ファイアー!! 勝敗のゆくへは……。

第42話 滝川アヤキの憂鬱(前編)
Cブロック二試合目、滝川アヤキと鳥月玲奈の戦いです。アヤキはこよみの友人であり、また過去に生徒会に生徒会長と何やかんやあった男。どうなるのでしょうね。簡単には負けないような気はしますが。

第43話 滝川アヤキの憂鬱(後編)
アヤキと玲奈男女の格差を感じさせない力比べ。これ凄いな。こんな女子いたらたとえ自分の方が力強くてもひいてしまうかもしれない。
アヤキはこの頂上トーナメントにエントリーされたことに不満のようですが、この戦いうっぷん晴らしを女子でやろうたぁええ度胸だ。

第44話 波乱の仕合
試合が終わったアヤキの前に何やら面白い女子出てきました。天架舞菓です。問答無用の愛の告白。急速上昇ラノベ展開。ワ、ラ、ウ。
Cブロック第三試合始まります。合気道部部長、葉月と何でも屋の杭瀬。葉月部長推してるのでキタコレ感あります。結果、なんとなく想像してしまう。

第45話 生徒会の思惑
作者やってくれたこの回! こういう物語に緩急つけるのも長編にはないと延々バトル続ける話は間延びしそう。でもちゃんと押させてくれている感じがします。憎い!
何かあるよね。そりゃ。
Cブロック4試合目、始まる。

第46話 魔女狩りあるいは悪魔狩り(前編)
美人だ。美人が戦っているぞ野郎どもー。「貴様」とか美人に言われてみたいですね。
夕凪みのりの以前の通り名もまたかっこいいですね~。
何かかっこいい通り名私も何かつけて欲しいですね~。

第47話 魔女狩りあるいは悪魔狩り(後編)
「……何の話か解からないわ」 私もわからないわ!(カマ
みのり、手が潰れつつも殴りに行く。 お前おとこだなー! 

第48話 新興宗教クルミ教
Dブロックに試合突入!
不測の事態夕凪みのりの敗退を楽しむこよみ。学校を変えるための合理的姿勢崩さず。好印象!
ボランティア部ってまた可笑しなのなのでてきた。笑う。
胡桃ヶ丘夢悠……むゆう?かな。キャラ濃い人だ。 対する求堂ダルクこっちは名前が濃い人だー。


第49話 信じるもの(前編)
ダルク、凄い通り名その名も‘断罪の使徒’。こっちも充分宗教めいてる。でも慈善同好会。草
ダルクに夢悠同じ同好会内での対決。これどうなるんだろう。
水夏、格闘戦で目を肥やすのもいいが年頃の女子なんだからもっと違う方向で目を肥やしてもいいんだよ…。(下心)

第50話 信じるもの(後編)
のっけから怖い光景がきてます。いいいいいいいい~(キューブリックの映画)とか言ってるのだろうか。
そしてふと思ったのですが、実況の人、そろそろ名前付くころ? あ、いらんn……察し。
夢悠の見切り発車的な戦略に笑いました。ダルクの嫌な予感。これも気になる。

第51話 勝利の誓い
ユリ期待……。
楽しげな響きの部たしか少し前の話でアヤキに告った人「わたくし」さんですよね。登場~。
美しすぎるぞこの勝負。

第52話 オールウェザー
Dブロック三試合目です。陽光が丘四天王の一人御堂ゆずきと家庭部(なんか笑ってしまう)橘蜜柑の対戦。この組み合わせに遊び心を感じました。
なけなしの金を出し合ってまで維持しようとする部。それもう同好会でいいんじゃないだろうか。格闘で注目されなくてもいいだろ別にと思うんですが、この蜜柑のいじらしさが憎めないですね。
そんな彼女を下した御堂の徹底した姿勢にも男らしさを感じました。

第53話 氷の暴君と陽光の魔女(前編)
一回戦最後の試合、ついに来ました。見守るアヤキがなにやらモヤッとしていて妙に気分がいいです。わはは。
どんな過去があったんだろう……。怖そうな人が切れた!フラグがピコーンと立ったような気がする。

第54話 氷の暴君と陽光の魔女(後編)
流石会長、つええです。飛び道具で攻めてもこの人ならものともしないでしょう。
余裕そうです。勝敗はさすがに見えてしまいますね。でもいいと思います。

第55話 二回戦、開始
うわ―これに勝ったら準々決勝ですね。既に濃いメンバだな~。
ユリ期待(もはやウザイ声)。そして見守るしかないツバキの取りまきたち。見てるこっちも歯がゆい。

第56話 天才少女と神秘の継承者(前編)
九条の仔犬っぷりが心底笑う。……そういう部長へのもやもやは勝ってから言うとかっこいいのにあえて今言わせてツッコミ入れさせてくれる作者うますぎ。
ツバキの激闘描写見ものです。すげぇ。しかしどちらも決めにいたらず終わらないまま……。と思っていったらアヤキが読者の心情察してくれた。たまにいいことするこの人。

第57話 天才少女と神秘の継承者(後編)
天才は自分の才能を自覚しているのかいないのか。どちらにせよその言葉に甘んじず磨きをかけていく人が結果的に天才と呼ばれるものなるとは思う。天才は1%の才能と残り99%の努力だみたいなことプロ野球の大家も言ってた。あれ、ちがう。これエジソンか。
九条の本性は――

第58話 九条護の鮮血合気
ここでの葉月の信条が心にしみますね。 鮮血合気、ネーミング、赤がほとばしっている。
響一郎のアヤキへの敵対心、やっぱりそこか。ちょっとあれですね、この小説は男性陣しかれすぎですね。おもしろいからいいけど。わはは。

第59話 明暗を分けたもの
おそらく1秒以下で交わされるバトルの情景描写が鮮烈です。
あとな、九条、すっぱい! 圧巻の勝者は想像にお任せ。はいそのとおり―!です。

第60話 戦うメイドと紺色の月(前編)
メイドと副会長の対決。二回戦二試合目。笛吹忍法は吉と出る? 対する副会長の動きにも目が離せない。
メイドのツクシが突然陸上部だったという新事実浮。これ、どう凄さを理解したらいいんだよ(泣きたい)。有酸素運動に長けていることは理解できる。

第61話 戦うメイドと紺色の月(後編)
飲食業界経験者としてメイドに共感できるとこあった。
ツクシの決めた一撃に副会長の笑み。コ、ワ、イ。

第62話 戦う理由
水夏はこよみに胸中の疑問を正面からぶつけます。その答え、きっと得られるはずだ。うん。いつだろう。
こよみと苅夜の試合、苅夜の闘うわけ…明確にある理由こそぶれない強さへの執着を感じますね。
生きのこるためには必要な要素だと思います。勝敗は別として。

第63話 二十年前の出来事
茶をしばきながらの格闘観戦。この学校の設備スペックの高さに嫉妬です。私の自分は……とか言い出したら高齢負け組。
明かされる二十年前の出来事。 この学校って、え、そんなに歴史あったんだ、意外。

第64話 力無き正義は無力なり
くたばりそうで倒れない逢衣いくらなんでもどこからそんな力が。精神力でしょうか。
こよみが明かす学校の歴史とそこにいた人物。うーん、これやっぱ秘話です。説明不足になるかもしれんけど…でも、だから教えないよ。読んで。
こよみの考え方で見る闘う理由、これにいまいち感情をかぶせられなくなってしまってるのは老いたからなんでしょうか。自分が親の屍踏んできたからでしょうか…。ちょい考えてしまうくだりがありました。

第65話 戦いの不純物
救護班いけずっすね! 親指↓
ちょくちょく登場はしているのですが感想で取り上げるのは初めて。黒崎藤高。かれがこの頂上トーナメントの影の実力者。ただ者ではないでしょうねぇ。その真価はいずれ問われることになりそうです。

第66話 一年前の記憶
人はいつ何を機に変わってしまうのか分からないものですね。しかし、本当に変わってしまっているのか、その自覚は本人どこまであるんだろう。あくまでそれは変わったつもり…、ただ無自覚に自分が思い込んでるだけかもしれない。どうなんだろう。
アヤキとこれまた過去に何やらあった女子沙耶の対決です。

第67話 狂気の裏にあるもの
生徒会のいいカモにさて頂上トーナメントに参加する羽目になってしまったアヤキ。負けて終わるのもしゃくにさわるようなことを考えていたようですが、過去に何かあった友人沙耶とどう戦う。
勝ちに行くのは当然だろうけど……。 こういう関係、嫌だな。苦い。大人になってしまえば割り切れるんだろうけど、若いとねぇ、なかなかねぇ。

第68話 滝川アヤキの黄昏
旧友だからこそ、気心知れる仲だったからこそ突きつけてやりたい答えや現実は実際にもありますでしょう。 そういうのをやんわり包むような関係で流していった先にあるのは希薄でしかなくて。
相手に対して辛いことをあえて示さないといけないとき、自分の真価が問われるよう気がしますね。
自問自答もするんでしょうが……。

第69話 葉山葉月の無血合気
とことんダメ犬九条。もう彼は子のキャラを極めて欲しい! 部長の靴まで舐める勢いだ!
そして常に上から目線口調の後藤尋絵に笑う。

第70話 合気の破り方
えっ! 破り方!? 

第71話 暗躍する生徒会
葉月部長、やっぱりこの人良いキャラ。信念(信条)が美しすぎるから落ちるときのリアクションも最高です。
視聴覚室でなにか企んでる人たちがいる。ふむ、こそこそと、面白いな。 くくく。
部外者いる? いいやろ別に。

第72話  澪瀬澪音
ユリキタ。(やめい→自分)

第73話 浮かび上がる歪み
地の文カッコ書きの注釈、笑った。
ユ リ キ タ。(煩い→自分)

第74話 澪音の異常な愛情
ユリ、ユリ。ユリ、ユリ。(小声)
ッセ、s ――――――――――――――。   eズやったんか!!?

第75話 救堂ダルクの正義
レズ………。
ダルクの介入はどうなん?これ。好きにさしたりーなと思う部分もある。

第76話 歪んだ愛の行方
あ、レズが。……。

第77話 二回戦最終試合(前編)
前回の話の焦点をどこに置いていたのか整理したいと思う。バトルであった。それは書かれていたことであり、自分が楽しんでいた部分ではない。そこは明白だ。よこしまな気持ちがあったにせよ、それを面白いと思っていたことは事実で、本題とは違う設定に嬉々としていた自分の楽しみ方もまた一つの選択であったろう。
 >「負けるよ」
同意。

第78話 二回戦最終試合(後編)

圧勝か。 会長と御堂の闘い。そちらも満足そうに映りました。 こよみやツバキからすると敵対側になるのですがそんな彼らの闘いぶり読んでいて心地よかったです。
このあたりになると字数がものすごく減ってきているんですが、最小限で臨場感や勢い、全部書ききってる気がしました。

第79話 トーナメント裏の攻防
何かがおこっています。裏側で。うへへ。うん。内緒かなこれも。
ただ、文字数ここへきてもやはり少ない! 目線で撫でるだけでも把握できます。サクサクいけますよ。

第80 準々決勝
滝川なんかにデレたりしちゃダメだよ!!!!!
水夏あかん……。かわええ。 作者本当にキャラの使いが抜群。


■頂点を制したものは学校を統べる。陽光が丘高校頂上トーナメント二回戦へ突入。
第40話までの一回戦、登場人物も多く濃い内容でしたが二回戦が始まってからもその濃さに衰えはありませんでした。どの人物も個性が立ち、よく書かれていたと思います。バトルシーンの描写も次第に回をおうごとに洗練されていく気配を感じつつ楽しく読ませてもらっていました。闘志をぶつけあっているわけですから物理的に負った傷もあるでしょう、しかしそれだけではない精神的な痛みや揺れまでもがセリフや心理描写からしっかり拾えました。話数は前回感想を書いた分とかわらず40話分ほど。ですが文章量は決して多くありません。むしろ少な目ともいえます。多めに取られている改行に、粋な計らいすら感じました。読むテンポを崩されることなく次へ次へと縦スクロールする動きが心地よい。作者計っているのか? やりますなぁ。スピード感、極まってきています。
これ、本当にまだ携帯電話で書いているのか!? 


■作中特に印象深かった箇所

・おかしくても狂ってても、価値観はその人間のものだ。
価値観を見出だせなくなるとつぎは崩壊が起こるんでしょうか。そうすると精神を正常に保とうとすることが破綻してしまう。おかしいという段階までなら人は人でいられるのかもしれないと思った。まだ大丈夫。
・「もいいよ。これ以上は何も面白いことはなさそうだし、終わりにする」
一瞬で氷りつく感じがしました。
・旧友を殴り、蹴った後味は――苦虫を噛み潰したかのように、最悪だ。
どんな顔をしていたんだろうね。書いてなかったけどそこをうまく思わせてくれる切ない一文。
・敵すら憎まず等しく愛するという、生半可な覚悟では倒れぬ精神的境地。
新都社で作品連載するには同じ精神がいると思った。ま、敵とかはいませんし思いませんけどね。でも相容れぬものの存在を否定し認めない。そういう方向で行くとどこの世界でも生き辛くなるのは自分ですよと言いたい。


以上この作品に関する13日更新分の感想はここまで。