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「天使の喇叭」  薄暮時 作 
http://neetsha.jp/inside/comic.php?id=18326

初見の作家さんです。
別名義かな?
トップバッターの更新ありがとうございます!
作品の印象では今まで感じたことない雰囲気を味わえました。
一読では文芸よりかなと思わせる文章。
第一印象では「綺麗」という感じでした。
コメント欄でもふれています。



■感想
どんな楽器よりも美しい音、それはあは赤ん坊の泣き声だった。そして私と彼の別れ。
どこかファンタジックな内容の中に、恋愛関係とまではいかない男女の別離が書かれていました。
そんな感じの解釈でよいのかな?
作家さん本作はおそらく秀作なのかな?
すこし書きたいところや見せ場が分かりづらい印象をうけました。
特別な出生の赤ん坊について焦点を当てたいのか、男女の別れに焦点を当てたいのか今一方、私自身の傷心?なのか、重きをおいて書かれている点が弱かったと感じました。
が、そこが持ち味とするところなのかな?
文章(描)写においては丁寧で言葉使いも綺麗なので好感が持てます。雰囲気作りにおいても幻想的で良いのではないでしょうか。
男女が映画を見に行ったあと、別れを切り出す場面なのですが、その終盤、抽象的な書き方を強くされているため導入部分より内容の理解がし辛くぼやけてしまっているのではと個人的に感じます。
私は美しい声の持ち主で声を出すことができなかったという捉え方でよいのかな……。読んでいて自分の解釈に自信がなくなり不安になりました。
う~ん難しい。私なんかも上手くじわるような短編書けませんのでねー。かなりブーメランな感想w
個人的にはもっとガッツリ悲壮感を味わえるとか、じわじわと文章の奥底を感じられる何かが欲しいところだった。
一作目にしてはちょっと厳しい感想だったかもしれない。気にせず今後も楽しんで書いてもらえるといいと思います。
期待してます。



以上この作品に関する14日更新分の感想はここまで。


       

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