Neetel Inside ベータマガジン
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4月18日更新分のニノベ作品全体を総括します。

今回ジャンルが上手くばらけていました。どれを読んでも基本的に楽しかったです。
作品自体の完成度や技術的な面には、個々に差があるんでしょうけど、どれも個性的で面白かったです。
感想を書くにあたり、作品を読んでいて気になったこともありました。
また、昨今の文芸・ニノベ作品へのコメント欄からうかがえるちょとした事象なども受けて……。
それは、執筆をなさる方の辞書(ないしその類)の使用頻度です。皆さんどれくらい使いますか?
感想企画を担当して以来、人様の作品の感想を、私も書くようになりました。すると少なからず、一定量の文章を書くようなります。当然妙な言葉づかいにも、少しは…、少しはですよ、気を配ります。
おのずと辞書や辞書機能を使うわけですよ。私は小説の執筆歴は新都社で三回(読切り、企画は除く)しかありません。作品を書いた経験自体は浅い方です。ですがやはり、長文を書くときは辞書を使いました。使ってあのレベルかと苛めてよいw
言葉づかいの妙や誤用はないか調べながら書きます。際立って難しい文章を書いたりはしませんが、やはり辞書は使います。Google検索すれば、たくさん辞書機能は簡単に出てきますので。
今回読ませてもらっていて、惜しいと感じたのには、作品自体が悪くないのに、言葉使いに違和感を覚えたことでした。気が付いたもの全てを取り上げてはいません。些末なことかもしれませんので。
しかし、これから執筆の経験を積んでいく作家さんは特に、気を配って損はないと思います。経験豊富な作家さんほど言葉への関心、貪欲さはやはりうかがえます。
私なんか偉そうにいえたものではありません。ですが作品を読んだときに、正しく使われていない言葉があると、やっぱり残念なときがあります。誤用を表現の域と思わせるには、よほどの文章力がいるかと思います。
日常生活(リアル)で他人に、作品を見せていないのであれば尚のこと。そこは自分で、気を配らないといけないんですね。いいつつ頭痛い自分!
日常使う言葉でも、間違って使っていることは沢山あるそうのです。
せめて執筆中は、なるべく頻繁に辞書を引いてもいいでしょう。自分の文章をとことん自分で疑ってみても、損はしないだろうということです。

自分も、意識しないとなー……ホジホジ
例>見聞を深める(誤)→見聞を広める(正)
上の例は、3月13日ニノベ作品感想その2でのやっちゃいけない表現でした(自戒)




他、参考までに――。

以前10周年企画で、概ね作品はプリントして、紙面で読むと伝えていました。
メモを書きこむので、それは現在も変わりません。
今回伝えておきたいのは、紙面でのレイアウト。
作品をプリントして読む場合、私は全作縦書き・縦読みです。
縦横を意識なさる作家さんもおられるようですね。
作風にどれほど影響があるのか、面白さは縦でも横でも変わらずと正直思う。どうだろう。検証はしていないから分からないけど……。極端な話、横書きAの良作が、縦書きBの駄作より劣るとは思えない。
好みでしょうかね。縦読みのほうが書籍を読んでいる気になりますので。
今のところ作品の横書き・横読みは考えていません。
あ、でもこの感想は横書き・横読みだ。


以上長いですが今回の総括でした。







次回感想は文芸です。 日程は以下。よろしくご記憶のほどお願いします!

5月 7日 更新〆きり刻限は 00:00時(深夜12時)まで。



       

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