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「右手短編集」   右手 作
http://neetsha.jp/inside/comic.php?id=2569

感想二回目です。
今回は『おいしさま譚』の感想です。
ツイッターのタイムラインで稀に右手先生のイラスト絵を拝見します。
なかなか味わいを感じる面白い絵。
デザイン性のある簡略化された画風。
微妙な淡さのある色付けがまた心地よいです。
おっと、脱線。本文感想行きます。


『おいしさま譚』


■感想
父親の訃報での里帰り。主人公・俊一は実家の二階にある自室で不思議な石を見つける。
親の死を身近に感じる年頃だと、他人事ではないような気持ちになる序盤。実家の荷物整理のくだりもわがことのように感じます。私なんかも既に居場所ないんですよね~、親の家ってw 
右手先生の短編、これまで読ませてもらいましたが、どれも魅力的な雰囲気があります。文章じたいは技巧を凝らしているふうではない。突出した文章力や見せ方があるわけではない。ですが個性的な空気を感じさせてくれます。好感が持てるところではないでしょうか。
本作でもじわじわと不気味な雰囲気に読み手を引きずり込んでくれます。
続編につづくようなので、今の感想はこんなところです。
続編楽しみにしたいです。


以上この作品に関する2日更新分の感想はここまで。



       

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