3月13日更新ニノベ作品感想その3



4月が目前に迫っています。(更新数分後日本は4月になりました)

感想企画の作品、4月までに終わらせたかったのですが、どうもそれも叶いませんでした。
いや~すごい。 この勢いはホント嬉しいです。
重ね重ね、沢山の作品更新ありがとうございました。
さて、そこで今後の方針ですが。

残る作品感想は(3月13日更新分だと)

ニノベ以下5作品
・ソナタ第46話まで
・Bro.com! 最新更新分(第五話までですか?)
・女中の袖に手を入れて (内、短編連載中の三作品)
・彼女のクオリア(完結)
・壁の中の賭博者(完結)

文芸以下3作品
・ピーラー
・人間以下
・マッド・トルネコ

これら8作品がまだ感想書く為の読み方では未読です。


そこで、これらの作品、今後どう読んで感想書いていくか、そこだけ予定を説明しておきます。
まず連載中の作品で短い作品から早く読めるので順次読んでいきます。次に連載中で長い作品を読みます。最後、完結作品を読みます。
感想もその順で書いていきます。
分かり易く作品名で具体的に言えば、

①「人間以下」「ピーラー」を読んで感想書いてageます。
②「Bro.com!」「ソナタ」第46話まで読んで感想ageます。
③「女中の袖に手をいれて」13日更新以前の未読分を読んで感想ageます。
④「マッド・トルネコ」最新更新分まで読んで感想age ます。
⑤「彼女のクオリア」「壁の中の賭博者」読んで感想ageます。

感想更新回数は作品個々の長さから考えると上記のようになると思います。
④と⑤は順番前後するかもしれません。
完結作品、感想をお待たせすることになりますがご了承ください。何があっても必ず書くから待っていてください!

文芸ニノベ作品感想2のスタートですが、作家の皆さんは既に心置きなく作品のほうage更新しておられますので、企画の感想が消化できそうになった頃合いを見計らってスタートさせる日をお知らせします。
その時に文芸とニノベいずれの更新作品にするかもお知らせします。
サイコロを今後使うかも検討中です。便宜上だけなら実質要らないかもしれません。

企画の作品、なるべく早く読み終えるよう努めますので、今しばらくお時間頂けるとありがたく思います。



「ソナタ」   三浦 作
http://lapluie.kumogakure.com/novel.html

こちらの作品と作家さんを知るきっかけになったのは後藤先生がなさっていた文芸・ニノベ作品感想からでした。面白いけどコメントが少ない。そこに興味を持ち「ほほう、ならばちょっくら良作発掘の意味も込めて読んでみるか」という感じで読み始めました。するとそこでこの反応「お、これはなかなか!」
ニノベの登録は2014年2月10日から連載開始とあります。その時第一話から更新されていたのでしょうか? だとしたら確かにコメント少ないのは謎ですね。おそらくですが、これ私的見解、ニーテル登録様式で小説を読み慣れている読者には、自サイトの小説が馴染みにくいのではないかと思いました。紙面、書籍でもいえると思います。文庫で読みなれると突然豪華なハードカバーを手にしたら幸せだけど少し圧倒される。そんな感覚だと思います。私の場合は紙面で読ませてもらいましたので読むのに色んな意味ですんなり読めました。そして実は私も処女作(削除済み)は自サイトでした。でも管理が面倒なのと、他の作品と同じように文章を平易に読んでほしいと思ったので次の作品からはニーテルにしたのでした(笑)
コメントを存分できなかったのでここで思いっきり感想を書きたいと思います!


■各話ごとの感想

『日常編』
第一話 新橋兄妹
双子の兄・新橋透と妹・新橋光の紹介になる回でした。
兄貴のくせに透、なんだそのへなちょこ具合は! うん、その妹ならその気持ちすごく分かるぞ。ケンカの強い女子は怖い。女であることが既に武器なのに輪をかけて剛腕とか、もうなに!? 理解できない。しかも普段は涼しい顔して虫も殺さぬ振る舞い。ちっくしょー、ギャップが憎めないぞ、光、コラ!

第二話 櫃本千歳その①
「ちょっとお話が」といわれてB組の女子、櫃本千歳についていく透、その短絡さはさすが男子。アホです。
自分の妹だけならいざ知らず怖い女子が登場しました。
殺気の表現が餃子でくる斬新さが新しい感じがした。作者独自の表現でとても楽しんで遊んでる感じがした。

第三話  櫃本千歳その②
殺し屋家業の家に生まれた千歳の話。
現実離れしているけど、家業への意気込み凄いなぁ。お父さんしっかり千歳を教育してると思った。ちとせもまた誇りを持っていて真面目に殺し屋になることへひた向きで、そんなところがまたつっこみどころで笑うところでもあるのだけど良い父娘だと思った。あとお母さん、なんか怪しい! と想ってしまった。

第四話 櫃本千歳その③
透をつけ狙う千歳。その手段がいちいち怖い。しかしよくそれをかわす。透そりあえず生きろ!
何だろうこのノベルは、ハーレムはハーレムでも怖い女子に囲まれる系なのだろうか。光がさりげなく報復を考えてるあたり近いうちに二人の衝突が――。

第五話 櫃本千歳その④
透、光、千歳。授業はちゃんとうけよう。というか、授業中に戦闘はじめてるのかと思っていたグラウンドでのバトル。光と千歳が火花を散らす。横でへぼい子になってる透に笑う。
お、どうした光! 何があった!? ピクリとも動かない光。おいおい、大丈夫か?
読んでるうちに割とつっこみをいれながら物語に引きりこまれそうになりますな~。土埃、凄いね。

第六話 藤納戸忍
藤納戸忍胡っていう散臭い兄ちゃんの登場。髪にふれると色々わかるという一風変わったセンスの持ち主。なんかこの人、ちょっと違う世界に浸っているっぽい。確実にお笑い要素で踏まれる感じがする。

第七話 石竹小雪その①
また一人また一人と謎の女子が登場する。透とぶつかった女子もその一人。男子キャラが出たと思ったらおかしな美容師だったり、告白しそうな女子がきたと思ったら殺し屋だったり、今度の女子は何者だろう。
透が見た夢の話、他愛もない夢ならどうでもいいけど、わざわざ話に組み込まれている時点で、何かあるんだろうなとは思った。

第八話 石竹小雪その②
光の異変に気づいていた見知らぬ女子。透にそのことを言及していたみたいだけど……。
お菓子を以上に食べているっぽい。アメリカのお菓子ってすごく色が異常に濃くて面白いですよ。食感や風味は物により日本人でも受け入れやすいものとそうでないものがある。

第九話 石竹小雪その③
ついに真打、あのぶつかった女子が石竹小雪、2年だと素性が分かります。またここでの第六感ネタに笑った。やっぱそうくるか――!ある意味安心感。

第十話 石竹小雪その④
デブ光。これ凄く笑う。息が荒いのとか、もう、普通に爆笑です。極端なキャラクターのデフォルメ具合、作者の愛情を感じる。上手く表現されているなと感嘆。

第十一話  四季菫&鉛邦弘その①
光の体調不良の原因について透があれやこれやと学校で吹聴していたデマの下り、くすっと笑ってしまった。
ダイエットもかねて光はケンカ師匠でもある忍と山籠もり。それが終盤に差し掛かったころ、透は不良に絡まれる羽目になったコルァ! 光がいないのにどうするの? コルァ! とりあえず光が戻るまでは透に生きていて欲しいコルァ!

第十二話  四季菫&鉛邦弘その②
透はコルァ連中に針入高校へ連行される。ここでも誤解から「ケンカの強い透」として目をつけられていたらしいが――。
菫の挙動面白かった。彼女のキャラもどこかお約束ではあるんだけど安心して笑っていられる。
ダサい演出でその場を切り抜ける透。悔しい、ありきたりだけどクスっとくる。見事。

. 第十三話  四季菫&鉛邦弘その③
菫にしかれているマッチョ漢の鉛。この構図もやはり納得の演出。安定して小気味よいネタです。
トイレで透と光入れ替わる。
「美術館でしてみろころされるぞ!」って、絶対殺されないよね!!(強気)
千歳がこっそり観察してるの抜け目ない。こういう小細工が徹底していてるあたり作者に粋な心をみた気がします。

第十四話  四季菫&鉛邦弘その④
鉛と光のバトル、結果はもうご想像。
雑草を雑草呼ばわりするけど、雑草はどこでも芽を出すたくましい生命力があります。
菫さん今後そのように登場してくれるんでしょうかね? 

第十五話  古代紫
千歳の勘違いっぷり、良い。バカでよかったです。共感。
おおお!? 謎の老人。気になる。伏線きた感じする。

第十六話  海老杉智彦その①
イケメン。光に殺してもらう方向で話が進めばいいのに……。希望的観測。
透と勝負決定。イケメン脳筋死んじゃえ~。

第十七話  海老杉智彦その②
千歳が透のバスケチームに。人選は良いがやはりそこは譲れないつっこみどころ。面白い。
わはは、千歳のボケ具合も鮮やかでよい。
出た。マジヤベー

第十八話  海老杉智彦その③
透と海老杉智彦の昼休みバスケ試合。体育館には生徒たちがわやわや集まっているもよう。
ここではマジヤベーが全ての笑を持って行ったー!!
マジヤベー面白すぎた。マジヤベー えへへへへ

第十九話  海老杉智彦その④
3Pはスリーポイントって書いてくれないと……いけないこと想像してしまうのでぇ~赤面。私の目は汚れているのです。お願いします。
海老杉のこの回終盤の展開もある程度予想はできた。しかし悪くない。安心して読んでいられるのと、安定しているギャグセンスやコミカルな表現。ある意味手堅い話つくりだと思った。

第二十話  松平さくらその①
ああ! やっぱり出てきた雑草さん! (菫さんと言っている)
おおっとしかもニノベでは稀なキャラ小学生登場。ロリだ。ほほう。作者色んな要素盛り込んできますね~すごく良い。

第二十一話  松平さくらその②
小学生(ロリキャラ)松平さくら。彼女もやはり剛腕。もう、どうしてもその路線行ってしまうのね。徹底してる。
いいよもう、もっとやれって気になってきた。読んでもその通り。さくらちゃんはゴジラかって勢い。ホントおかしい。この作品凄いな。
「っていうかお兄ちゃん誰だっけ?」これよこれ!ここすごく良い。ザ・小学生のノリ。抜群に良い。

第二十二話  松平さくらその③
光が喧嘩で負けてくるなんて意外でした。
この話では何がぶっ壊れてもおかしくない、驚かない。それで通行人のおばちゃんが変な顔をするという反応に読んでる方が「え?どうして」みたいな気持ちになる。おばちゃんそこへ機知に富んだ返しを透にするべきですって。そういうふうにつっこみをいれることもできて面白い。(ソナタの楽しみ方一例です)

第二十三話  松平さくらその④
さすが雑草の菫さん。壊れたドアをなおさせる間にも情報収集を怠らない。大人になって思ったけどエロ本一冊二冊って別に弱みにならない…。あ、これ、これこそが菫さんへのつっこみです。こういう楽しさ!!
光、こーら、なんかいけないこと皆に言ってるぞ~! わははは。

第二十四話  古代紫その①
いつぞやの謎の老人登場します。
爺さんのわびさびのある動きが面白い。そこからドンとなだれ込むコミカル表現。だんだん馴染んできたぞこのノリに。
筆談爺さん、わはは。マジヤベー以来の面白キャラだこれ。

第二十五話   古代紫その②
透弟子入りするのかと思ったらDIYの手伝いかよ。生木をいきなり材木へ、ええええ!?
爺さんそれあかんやろお~。そんでもって感動してる場合か透。
この回会話文多い! しかもこれ爺さん筆談です。超笑いました。


■双子の兄妹がドタバタと入れ替わりをして方々で喧嘩をするコメディ作品。
全体を通して見えてくるのがつっこみどころ盛り沢山な話つくりでした。この作家さん自身とても楽しんで書かれている様子がしっかり伝わってきます。作者独自の例え表現が多々あるのですが、そこも笑いのネタとしてさほど苦にはなりませんでした。一度書いたものを手直しされていたみたいなことを以前ツイートで見かけましたが、それをみこして作品を読むと、なるほどなあ、と納得する部分もあります。
特に何か狙うこと、技巧や言葉に懲りすぎることもなく、自分にあった心地よい文章の書き方をされていて好感がもてます。背伸びをしていない。そのうえでちゃんと作品の推敲を繰り返し、読者に物語の世界観を理解できるよう丁寧に仕上げられている感じがしました。作者は作品をちゃんと大事にしている。そんなふうにうかがえる作品です。
確かに、内容的には時流のラノベにどっぷりつかっている読者には物足りない、退屈と思われるかもしれませんね。ただ、この作品の良さは沢山あります。読み物として普通に面白いです。商業ベースに乗せて考えなくてよい安心感もあります。お約束展開ですが、そこもちゃんと基本としてちゃんと押さえて来てくれています。作者の見せたいところも大変分かり易い。まず小説で大事な読者に「伝える」ことをよく理解されていると思いました。これ、簡単なようですが意外とできない。すごく大事ですよね。
登場人物の作りこみも個々に魅力的でした。どのキャラクターにもそれぞれ一長一短あってそこがまたよくできていると感じました。完璧すぎる人物はいないのでどの人物も趣があり好感が持てます。


■作中特に印象に残った個所
・今まで冷凍食品の餃子を食べていたが、生まれて初めて手作り餃子を食べたような気分だった。
本物の殺意を表現する下り。凄く斬新。全く共感はできないのだけど、その強烈さにねじ伏せられる心地がした。本作中、いくつかこれと似たような作者独自のたとえ表現があるけど、それも含めてとても笑える。
こういうの、ぜったい他で見られないでしょ。良い!
(「三浦表現餃子の法則」と名付ける)
・「皆、自分の身体の為に我慢してるの! ――以下割愛――」
ダイエット否定しないけど、日本の女の人やせ過ぎだと思う。おまけに猫背が多い。良くないです。
上体の筋肉がちゃんとついてないから猫背になる。筋肉を適度につけてその上に脂肪をうっすら。その方が絶対きれいだと思う。痩せるだけのダイエットはお勧めしません。という超個人的願望。
・「筋肉しかない人間の打たれ弱さわかってんのかゴルァ!」
ゴルァ! ゴルァ!


これだけの話数に印象的な箇所が少なかった。それはなぜか。作品全体の作りやまとまりはとても良いのです。むしろそれこそがこの作品の魅力だと思いました。だから個別にぐっとくる文章はあまりなかった感じです。


以上この作品、第二十五話までの感想はここまで。




「ソナタ」   三浦 作
http://lapluie.kumogakure.com/novel.html

今回の感想では第二十六話目からです。
大長編のソナタの読みごたえは変わらず建材。後半の「透輝大学病院編」登場人物も半増えて込み入ってきます。



■各話ごとの感想

第二十六話  藤黄北斗その①
つい最近妹の光をボコボコにした学校の番長・藤黄北斗登場です。透、ほいほい無防備についいて行って大丈夫なのか? 心配になりましたが実は藤黄もその見た目とは裏腹に家庭環境で悩みを抱える普通の高校生でした。さすがに家族が芸能関係者というのは疲れますね。
透と彼の間に友好関係が生まれそうでほっこりできました。
電車を乗り継いでケンカを売りに来る不良連中にも笑った。こういうコミカルさとても作者らしい表現だと思う。

第二十七話  藤黄北斗その②
番外編のドミノ漫画。未読。大丈夫ですよね。小説感想なので漫画のほうには触れませんね。
筆談爺さん古代と透の修行。なにやらのどに細工をして行う修行です。そうすれば結果的に岩をも砕く声が出せるようになると……。破壊力抜群ですね。これで強くなれるのでしょうか、いや、なるんです! よね。
なかなか面白い試み。苦しんでいる透の姿、ちょっとかわいそうだけど笑います。

第二十八話  藤黄北斗その③
透が藤黄相手になにかすごく良い説得しているようにうかがえます。でも込み上げてくる笑いの正体。これはそうですよね。あれだ、うん。そうです。わはは、言えない。
藤黄の思い人への告白どうするんでしょうね。読んだ後で先が分かるのでこの辺読み返すとやっぱり笑う。

第二十九話  藤黄北斗その④
そっちかー!! 好きな人ってそっちか―!!! 盛大に突っ込む。
てか、告白された側のお前もそれでいいんかーい!! 結婚するんか―い!
(多くは語るまい)

第三十話 浅紫優二郎その①
針入高校の筋肉番長・鉛は以前光が扮する透に勝負で負けて以来元気がありませんでした。しかし菫の裏工作で行った透との腕相撲と相撲に勝ったおかげであっさりそれも回復します。そんな折……。
学校に現われた謎のキャリーバッグ男。超怪しいこの男のいでたち。
男に針入高校の不良たちはものの一瞬で蹴倒される。
透は筆談爺さん古代のもとで修行中。息苦しいそう。しかしその時そこへ危機がせまる。

第三十一話  浅紫優二郎その②
修行中の透めがけて一発攻撃をかました人物こそ針入高校の不良連中をのしたキャリーバッグ男・浅紫優二郎です。なにやら古代といわくある人物みたい。
過去にこすい手を使い、度々古代の弟子になろうとしていたがその度に失敗の連続。古代にしてみればウザイ男というわけですね。
まあそのへんよく分かる。しかしこの人物、古代と透の間にかませれば今後いくらでも良い味が出てきそうですね。
古代爺さん誤字とかもうほんと笑いに小技効いてる。

第三十二話  浅紫優二郎その③
修行場所に乱入してきたキャリーバッグ男・浅紫に追い掛け回される透。光が来るまで何とか命をつなぎとめることになります。そこへ巨大イノシシ現れる。完全にこれでドタバタがまたも決定。
で、またこのイノシシが強いのなんの。透に強いのは分かるとしても、自称殺し屋の浅紫よりも強いって、もうあれですね、山の主ですかねこのイノシシ。てか、山には熊もいるみたいなのですが……古代さんどんなとこ住んでるの。この爺さんだから住めるって感じでしょうか。

第三十三話  浅紫優二郎その④
当然と言えば当然で、少し考えれば分かるかもしれないが。確かに納得はする。
光が山で修行をしていたというのを聞けばピンと来るはず。納得の友好関係。イノシシと光は仲良しだった。
笑った。ちょっと気づけなかった。やられた。悔しい。そして納得した。うん、私はまだ読者の感覚で読めているぞと。
そしてどこでもキャリーバッグの浅紫、やめえその恰好。シュールで笑います。それを置いて色々やれば五倍くらいは機動性上がりそうだけどね。それいっちゃあいかんのだよね。だいじなタオルなみに重要アイテムでしょうからね。良いキャラだ。




日常編の感想、途中ですがここで一旦区切ります。
というのも、個人的なこの作品への感想、見解になるですが、この後に続く第三十四話からが透輝大学病院編のように思えてならないからです。
作中の登場人物、出来事などをふまえてもこの第三十四話から伏線がまかれているように思いますので、日常編を区切るなら第三十三話でいいだろうなと感じました。作家の意図とはまったく関係ないであしからず。
自称殺し屋の浅紫が学校へやって来て、ドタバタしてクラスメイトの色んな声でざわつく中、透は辟易としながらまたいつもの日常が始まる。ここで一旦幕を引いでも物語に区切りがつきそうです。
そのあと第三十四話からの新たな舞台設定、物語が組まれているようにも思えます。

というわけで、以下、第三十四話から透輝大学病院編(書き直し中)の第四十六話までの感想行きます。



第三十四話 コチニールその①
チワワが喋ります。関西弁でおっさんです。伏線としての登場なのでしょうか、この犬は。そして謎なタイトルでわかるようにコチニールとはこのチワワの名前です。
ツインテのロリ小学生の次は関西弁チワワが物語へ投入されます。そこだけでもクスって笑えますが何が絡んでくるのかここだけでは全くの謎。

第三十五話 コチニールその②
第三十四話あたりからどうも物語の方向が変わっていくみたいに思います。このチワワのおっさん何でしょうか。もともと人間だったと言っています。しかし昔の記憶がないとも言ってます。それはつまり犬なのでは?
この犬との関わり合い、今後わりと濃くなってくるみたいなので、前話でのコチニールの登場にはもう少し前置きが欲しかったような気がします。

第 三十六話 コチニールその③
電車乗り継ぎの不良遠征軍がきた。お前ら遠足かよもう。笑う。そしてさくらにぶっ飛ばされるというお約束!
そこへ石竹先輩キタ。姉の霙とともにコチニールを探していたらしい。
石竹先輩のお姉さん、霙、この方何か隠してそうですね。なにか臭う感じがする。

第三十七話 チニールその④
おっさんチワワを連れて行く霙。松平さくらを案じる藤黄から透に電話が入ります。確かにそんじょそこらの不良相手だとさくらはなんの心配もいらないでしょう。しかしそれは不良という頭脳戦を強いる相手ではないから。力勝負でない何かが彼女へしのびよるのに気づくのはさらに先です。


透輝大学病院編(書き直し中)

第三十八話 プロローグその①
光と透の先輩である岩竹小雪。彼女は自分の姉・霙の行動が最近妙だと光に相談します。
ここで新登場人物が投入されます。病院内に響く女子集団の声。しかも黄色いきゃっきゃしたものでなくドスのあるヤンキー系っぽい。
中学生女子集団のリーダー椎名真赭(漢検1級文字。漢字変換いらついたw)登場でした。

第三十九話 プロローグその②
キャリーバッグ男浅紫のシカトされっぷりが鮮やかで笑う。
ちゃっかり爺さんに透の修行人員として利用されているのにもよい感じです。

第四十話 プロローグその③
光の喧嘩の師匠であるヘンテコ美容師藤納戸忍のもとへ彼の同級生が訪ねてきます。
女なんだか男なんだか……、だから作中この表現だったのかと納得箇所がありました。この思わせぶりな書き方嫌いではない。

第四十一話 カフェ『LABYRINTH』
菫に呼び出しをくらう透。意外でした。この女子はなんだかんだで透を利用しますが。じっさいそんなに悪い人ではないみたいですね。光とは女子力がらみで火花を散らしてますがそれも見ていて面白いです。
ここで透は重大な事実を菫から知らされます。この事実をしってしまった透、藤黄への面子が危ぶまれますね。

第四十二話 椎名真赭
光が家に戻ってきていません。その事実はすでに菫が裏を取っていた。それを聞いた透は光が行ったと思われる病院へ行くが消息はつかめず。そこで入院中の中学生不良女子・椎名真赭に出くわしてしまいます。
透の父親も入院していたこの病院。ここの部分の下りにとても伏線臭をまた感じました。フンガフンガ。気のせいかな。
透、パチモン呼ばわりされてる。わははははは。
あ、透消えた。

第四十三話 飛んで火に入る夏の虫その①
小雪の姉、霙が足しげくかよう透輝大学病院。その地下には秘密の施設があった。光と小雪、チワワはそこに監禁されている。
ここから新しい登場人物いきなり四人? 五人? 六人?投入されます。
これは正直分かりにくかった。道重と珊瑚が同一人物であるのがここでは分からない。人物の容姿、性別や話し方に特徴があればもう少し理解もできる。道重って男の名にもとれる。だから別人かと混乱してしまいました。
研究施設っぽいので皆が白衣着きている姿を勝手に想像してしまうと思います。つまり皆同じ服。けど、それだと個別に人物像が先行して想像できずセリフだけの文が続くと読み手には誰が話しているのか分かりづらい。以上が初見の感想。

で、以下何度か読み返しておもったこと。
木村さん、桔流赤丹、孔雀嘉男、道重珊瑚、若芽。
やっぱりこの五人がどういう役職でこの施設にいて何をしているのかやはり分かりづらい。役職が分からないのはネックになると思われる。登場人物のイメージを決定づけにくいので。
木村さんはこの場にいない。だからいないものとして、残り四人。この人物を定着させながら物語を進めるか、先に人物像を定着させてからのほうが物語に入り易くなると感じました。連載を急がれたのか、短くし過ぎたのか、削られすぎている気はします。誰を各話で話の軸として扱うか、そこも書いてもらえると今までのソナタの世界観や雰囲気から外れることなく読みやすいかと感じました。

ローズ、これは何ですか?
新しい武器かと思ってググりました。これについての表現も少し説明不足。私、置いていかれてます。

第四十四話 飛んで火に入る夏の虫その②
透、ミイラ取りがミイラになった状態。そこへ自力で脱出した光一行が透を拾う。
やっぱりわからないローズ。日本でのブームだから私だけ知らんのか?と思ったら後藤先生も最初わからなかったみたいで安心した。(後でどういうものか分かったけど著しくもやもやした)
脱出道中そこでもやはりドタバタ。透と光の一行は人物が固定されているのでまま読める。
ただ、やっぱり人物の書き込み不足が感じられる。削ったら肉付けも欲しい。脂肪だけ落とさず程よく肉付けてください。

第四十五話 飛んで火に入る夏の虫その③
第四十三話から通しで何度か読み返したうえでの人物把握で読んでいます。それをふまえて物語を読むと笑える箇所はいくつかありました。
ペットにいたぶられる孔雀。これ、面白かった。シカトされていた若芽も良い。こういった人物の表情が初めのほうにあったらよかたなぁと思いました。
カーニバル? またわからない言葉が出てきました。ローズの時もそうだけど、突飛に出てくるこれらの単語に置いていかれます。
もしかしてこの透輝大学病院編から作風が徐々にですが変わりつつあるんでしょうか? 三浦先生もこれだけの長編を連載してきて書き直したり、元あった作品を短くしたりしていると書き方がかなり上達したり慣れたりしてきていると思います。それがうかがえるのがこの回と次の第四十六話。
それでも一生懸命ソナタの色合いを崩さず執筆しようとしている。そんなふうにうかがえます。

第四十六話 道重珊瑚
忍の同級生・木朽という人物、ちょっとした仕事でこの町へ来たらしいのですが。忍との会話でその仕事をこなす意気込みはなくなります。意味の深い人物に見えますが、この回はなんなのでしょうか……。謎を残して木朽は去っていきました。
ローズ(ブルーローズこれらは同じもの?)とカーニバルとは……。それが明かされます。
研究員道重珊瑚かと思ったら研究所付の用心棒でしたね。最初わからなかった。この物語だと、どちらかと言えばもう少しはじめの登場したときに職業を分かりたかった。
ですがここでの珊瑚の人物描写、彼女に秘められている過去、これらはとても素晴らしい描写でした。洗練されてきている文章だと感じさせます。この作品第一話から読ませてもらいましたが、本当にここまで来ると凄いと思いました。この回はぐっと深く深く珊瑚の内面に引き込まれます。こういう丁寧な文章、新都社の古参の実力のある作家さんと普通にタメをはれるくらい素晴らしい文章です。


■光とは違うけど修行をして力を手にしようと励む透、しかし光を探しに行った病院で思わぬ事態に……。
こうして一気に読んでみると本当に色んな楽しみ、面白さを各話でくれます。今回、感想を書くにあたり第二十六話から第四十二話までまた一気に読みましたが回を重ねるごとに作家の文章への力の入り方が変わっていくのをとても感じました。特に後半。そこには長所短所ももちろんあります。
しかしそこは長編を書くうえで三浦先生が今後消化して作品を執筆していくことだろうと思います。後半の透輝大学病院編はまだ書き直し中とありますので、あせらず着実に作品を執筆していけばいいと思います。文章を書く力量は充分うかがえますので、あとは納得いくまで推敲や書き直しを繰り返すしかないと思います。
時間がかかってもいいと思います。話数がどれだけ増えてもいいと思います。自信を持って書いてください。
商業誌を視野に入れないのであれば話数が増えることへ懸念は必要ないと思います。締切りもありませんしね。
今回の感想では少し厳しいコメントも入っていますが、三浦先生ならきっとこの作品を成就させてくれるだろうという希望的観測の元、今後の執筆の糧になればいいなと思い書かせてもらいました。
ニノベの多作品と比べても全く遜色を感じさせませない良作ですよ。これだけの文章をお書きになれるのですから、ぜひとも最後まで小説で読みたいと思いました。個人的にそう思います。完結が見たいです!
漫画は漫画でまた連載したくなったらその時にすればいいと思います。


■作中特に印象深かった箇所

・強い自分を高められるのは、自分と同格、もしくはそれ以上の相手しかいないだろう?
同意する部分もあり、さらに上乗せする気持ちもあります。上乗せする気持ちというのは、自分と同格、それ以上の人間から得たものを、自分より格下の物へ求められれば伝授する。それは自分の貯金を減らすことのように思うけど、そこからより貪欲に自分が今より上を求めるようになるので技や知識もおのずと増える。新しい自分の能力捻り出そうともがくようになる。こういう感覚は好き。(スゲーウザイ人。私)
・人の忠告というのはいつだって、後から遅れて気が付くものだ。
言いえている。全くだ。そうだ!(自戒)



以上この作品に関する13日更新分までの感想はここまで。








「探偵ロックンロール」   七瀬楓 作
http://neetsha.jp/inside/comic.php?id=17422

ニノベの重鎮であり、投げ作家の重鎮でもあるこちらの作家さん。投げの潔さに関しては誰よりもそのセンスに秀でているのではないでしょうか! その投げ時の見極め、鮮やかさは右に出る者なし。あ、投げてなかったら申し訳ない。しかし、投げることはそもそも悪いことではない。完結作品が善と決めてしまうのもこれまた違う。そういう意味でこちらの作家さん、その自由な姿勢というのは賞賛に値すると言えるでしょう。投げてはまた作品を生み出すエネルギーは何度も甦る不死鳥を思わせます。実に発想力豊か。社会の歯車の中にその身をおきながら悲鳴をあげつつも苦悩しつつ、置かれている現実を投げずに立ち向かう? その姿はハードボイルドを目指す作家としてあまりにも有名。固く茹で上がるその時を皆まだかまだかと待ちわびているのではないでしょうか。いや、あまり気張りすぎず、半熟でもいいかもしれませんね。現実でも程々にうまく手を抜いてください。
今回の更新ではミステリ。以前の作品で探偵小説もありましたね。そちらのほう未読ですがいずれ読みたいところです。


■各話ごとの感想

0 黒髪ストレンジャー
クラス内でのちょっとしたトラブル。その犯人捜し。
冒頭の三行だけでも学生の倦怠感が素直によく出ていると思わされました。学校の授業って眠いですね。あれどうしてでしょうね。興味のある無しにかかわらずひたすら詰め込ませる受験のためばかりの知識。そりゃ嫌にもなりますねぇ。
高校時代は私も授業中よく寝てました。しかし辛うじてノートはとっていました。後で見たらどこかの国の筆記体の文に自動変換していたようです。それほど優秀だったのですね、わはっはっはー。
主人公の栗林相互にいきなり黒髪ロングの助手ができちゃった。

1 セレナーデ‐愛しのアンブレラ‐
ロックで探偵。新しい。
時雨架子の男子を選ぶ基準もけったいだけどロックで探偵も充分けったい。しかしこれが面白い。
友人のバンドメンを絡めつつどう物語が進むのか。う~ん、これ投げられなかったらすごくいい作品になりそう。
ロックの精神がいい味になって もりあがってくれるといいなあ。


■自覚はなかったのに探偵として努める羽目になったロッケンローラーを目指す栗林相互の物語。
とっつきやすくて受け入れやすい。それがこちらの作家さんが書かれる文(作品)の最大の魅力だと思います。
ミステリなんか色々入り組んで凝ってそうだから書くにはハードルが高さそう。読む側にしてもつまらなかったら悔しいなどと考えてしまいがち。しかしどうでしょうか、この作品を読んでみるとそこにあるのは飾らない役柄に素直な登場人物ばかりです。主人公はロックだなんだとはいいますが、結局のところは普通の男子で当たり前のように誰でも思うようなことを自然に考えている。栗林の友人にしても特にこれといいて奇抜すぎる人物も今はいません。ではこの物語はありきたりでつまらないのかというと全くそうではないんです。面白いんです。
これはもう作者のキャラクターの使い方や、見せ方が上手いんだろうとしか思えない。セリフやしぐさ、心理描写その一つ一つが登場人物個々にぴったりと手堅くはまっていてぶれない。隙がない。だからどんなキャラクターが現れてもすんなり受け入れられる。物語の流れに違和感がない。これ凄いことで、作品を書くうえでとても大事なことだと思います。当たり前のことを当たり前に書ける。できるようで形にするのは難しい。特に文章を書きなれないうちは尚のこと。今回更新された話数はわずか二話分。ですがその短い更新分の中に出てきた登場人物の数は決して少なくありません。しかしその誰もがちゃんとそれらしい顔とそれらしい個性を持っているように書かれていました。栗林の表には出さないようだけど「こうなんだぜ」的な思考の描写も巧妙。なかなかのものです。
不思議でしょうがそういう意味でもこちらの作家さんの力量は計り知れないと感じます。
ただなぜかよく投げる。どうして? 去年完結一作しかなかったじゃないですか……なんで? まあいいけど。


■作中特に印象深かった箇所

・学生なんてこんなもんだろ? 普通はさ。
そうだ。それで普通だ。だけど概ね皆それを言わないようにしたり、考えないようにするのが美徳みたいになってる。我慢や努力という美しい? 言葉に変えて。それ宗教かな、念仏かな? 好きじゃないな…。
・俺がいきなり英語をしゃべりだしたみたいな目で見る。
とても分かり易く受け入れやすい表現。目に浮かぶ。良い!
・「あの場ではああするのがロックだとおもったの」
この作品ならこういう下りがあるのは当然だけど、そこが新鮮。それでいて自然で違和感がない。


以上この作品に関する13日更新分までの感想はここまで。




Bro.com!   キツヌコ 作   
http://chaosstory.web.fc2.com/bro.com/brodotcom.html

こちらの作品、作家さんともに初見です。タイトルのbroにはあえてつっこみません。もし気になったら色々調べてください。因みに私は日常使いません。
キツヌコ先生はヤングで漫画も書かれているそうです。そちらのほう未読です。個人的には漫画を書かれる作家さんがノベルを執筆されることへはとても関心があります。応援したい気持ちもあります。さらに漫画を書くことと小説を書くことの差異。この面白みを感じてもらえるといいなあとも思います。論理的に美しい文章構築による情景描写や心理描写は、無限の妄想を駆りたてることにおいて小説は漫画を上回ると思います。そんな意味でも文をしたためる行為はいい経験になるとも思います。あくまで自己満足の範囲ですが、これがある程度できれば漫画作品でも深みが作れると思います。物語の構成を考えるにしても文章と画の両方効率よく使い分けられるとおもいます。漫画でも「セリフ力」魅力あるセリフで読ませる漫画ありますよね。というように理想論をおもっくそ語ってみました。ウザ倉ウザキノコ。



■各話ごとの感想

プロローグ
公務員試験合格で騒ぐヒロイン絹子とその父と姉二人。
父は再婚が決っており相手の女性には絹子と同い年の息子がいるらしい。
その再婚相手の息子とは――。
ありがちですね、少女漫画的なこの構成。なんとなく先が読めてしまう。
プロローグはヒロイン絹子にとっての裏切り者という描写がされている「――操鷺信太という男が。」この場所で区切っても良かったかもしれないと思います。
そこから後続の文章に絹子の目線で物語が始まるのでそこからは物語の第一話目としてもいいような気がします。
登場人物紹介のつもりで書かれているプロローグだと解釈しました。 絹子を取り巻く人物がひたすら特徴なく書かれている気がしました。
ドタバタめの恋愛物語かな。新都社で漫画だときぼんでしょうか。
感情の起伏が激しい絹子。特徴のないどこにでもいそうな主人公の信太。どこにでもいそうな(というのはありがちな設定という意味での)友人たち。う~ん、もう少しヒロイン絹子以外の登場人物に脚色が欲しいと思いました。
読みやすくする配慮なのか行間をよくけられている。これが作品の内容に有効かどうかは分からないけど……。読みやすい、見やすいなどの点で言うなら私は個人的にニーテル登録版を推奨します。

第一話 同居開始!
絹子の目線。
父と再婚相手(慎太の母)同居生活が始まる。絹子は当然信太と同じ屋根の下で暮らす羽目になる。
パンツの入ったバッグを開けるシーン。ドタバタの一環で笑うとこ? かと思ったけどあんまり笑いがどっとこない。ここは笑わないところ? 
引っ越し作業中、信太の前で落ち込みの表情を見せる絹子。
絹子は信太にふられていたという事実発覚! 割とこういう敏感な話題を持ってこられるときは、小説だと描写に気を配らないと読者置いていってしまいます。落ち込んでいる絹子の描写のところからもう少し心理描写もふくめて色々書き込んでほしいと思いました。
信太の人物像がここではまだ全く見えてないので絹子がふられたということに同感情移入してよいか分からない。悲しい事実をただぶつけられただけのような感じで「だから何?」で終わってしまうのが少し残念。
作家さん、小説を書きなれてない感じがうかがえます。

以下、信太の目線のところ。
彼女いるから信太は絹子の申し入れを受けられず断った。そういうもんなん? 若いのに自由度少ないぞ信太。
言葉づかいについて少し触れます。「ネット」これは少し気を付けた方良いかもしれない。作中で言うところの「ネット」だったら多分SNS(ソーシャルネットワークサービス)のことなのだと思う。だからここではSNS関連に属するもので絹子と信太が共通で使用しているサービス(たとえばTwitter、Facebook、Lineとか )に限定した方が作品にはしっくりくる気がしました。あるいはSNSって言葉でも良い。「ネット」だと検索機能含めた全てのインターネット上の広い世界、情報ネットワーク全般、というのでしょうか、そういうもの中で笑われたみたいになってしまう。それだと少し違和感がある気がします。

第二話 波乱万丈!
二十歳以下の女子にはポニーテールが好きです。女子高生の髪型、信太のそれには共感できないぞー。
絹子が麻弥子につっこみをいれるシーン。ここも笑う場所でしょうか。いまいちピンとこなかった。こういう笑わせるコミカルな描写の書き方、作品のジャンルは全く違うのですが顎男先生(サクサクノベル)、七瀬楓先生、えろま先生の作品(エロ)とかとても参考になると思います。
つっこみどころとして言えば、再婚問題は学校で自然に誰かれなくばれたらいいんじゃないかなとか思った。事実だし、仕方のないことだし、再婚しているのは親だし、子供がどうこうできることでもないでしょうし……。高校生なら割り切れそうですし、教師に対しても会話からくる心情とかもっと冷めてそうな気がします。
だから先生に呼ばれるところはなぜあるんだろう? と思いました。


第三話 思春期故?
信太、絹子の下着姿に普通に興奮している。お前は猿か。
ここまできてもやっぱり信太に特徴なさすぎ。こいつは何だ。漫画だと絵でかき分けるんですが、小説だともう少し人物像はっきりさせてほしい。描けない分書かないといけないのです。私は個人的に物足りなさを感じました。ただ、ここまでくれば少しは信太の人物像も見えてきますが、冒頭部分であまり掴めないと小説は読者が離れるかもしれません。
「付き合って」この言葉に反応し過ぎ。
ユリねたで盛り上がる男子登場人物人。少し笑った。
信太の現在の彼女・木田とデートする絹子。この二人の間には少し微笑ましい空気を感じました。絹子の木田への優しさにも好感が持てる。信太殺されてもいいと思った。
信太のどっちつかずな気持ち、自分で整理できない様子。凄く読んでいてイライラする。殴りたい。
こういうのに女の子は喜びを感じるのでしょうかね。どちらかと言えば絹子がモヤモヤしてくれると嬉しい気がします。

絹子と信太の間には何かいつも大事な会話が足りていないと感じます。セリフでも作者がわざとそうやっているようにうかがえるのですが、もう少し文章全体の中で地の文と会話文をテンポよく書かれているとより一層コミカルな雰囲気も伝わってきそうな気がします。

第四話 修羅場也!
また言葉に少し触れます。これ私自身もとても勉強になりますね~。
「ネックオーマー」おそらく「ネックウォーマー」。語元の英語のスペルと音を考えると分かり易いと思います。
「oa」、「ow」はカタカナ表記(英語の日本語表記)だと以下。
前者「オー」、「オア」。後者「オウ」、「アウ」、「ーウ」とかになる。
確かそのはず。詳しくはあんまり知らん。専門家じゃないから。
英単語頭文字wの表記だとカタカナ表記で頭は「ウ」「ワ」。
例えば以下。
「ワーム、もしくは、ウォームかな?」warm、「ウッド」wood 、 「ウォーター」water
英語はカタカナにそもそもならないのです。音の表記なので。使われる地方で発音もアクセントも違う。
その辺はまあ、母音と子音の書き分けさえされていればあまり違和感はない。
日本語でアルファベット系言語を表記するのは難しいですね。私もよく悩みます。
これ、もしギャグ要素として使われていたのなら、多分それ分かりにくかった。

信太の友人・比護に彼女がいる。この情報、もっと早く出ても良かったかも。
木田さんが信太と別れないようにしているところいじらしいと思った。病んでますね。コワイ。
ただ信太の優柔不断ぶりが彼女をそんなふうにしている。だから木田さんに罰は当たらない。木田さんを苦しめているのはおまえだぞーと思う。めちゃくちゃイライラします。
何だこのストレスノベルは。あはははは。


■ドタバタ。高校生のラブコメ。
こちらの作品も自サイト挿絵つきと豪華です。
ただ、その豪華さのわりにまだ文章執筆には慣れてない感じがうかがえるのがやや残念です。見せ方に凝ってしまうのは分からなくもない心情です。私も経験がありますので。しかし面白い作品ならどんなものでもコメントは貰えるし、評価も良いものですよ。ラブコメの小説サイトにするなら、サイトカラーも考えて欲しいところ。黒い色だと印象がエロ・グロ系の小説に見えてしまいます。色からどうしても個人的にそっち系統に見えてしまうんです。ちょっともったいないかな。この作品の作風だとこれも個人的に合わないかなぁと感じました。こういうのが好きな人もいるかもしれませんが。あと、真っ黒の地に白抜きの文字が延々続くのも読みづらかった。目がちらつく感じがします。多分他の小説サイトの、小説家になろうの白地、新都社の灰色に慣れているせいかもしれません。小説家になろうはあまり読みませんがたまに良作捜しに潜ります。地の文、情景描写、心理描写はなろう小説の上手な作家さんも参考になります。
少し脱線しましたので戻ります。
物語全体でこういうものが書きたい。伝えたい。こういうところで笑わせたい。ここは登場人物のテンションが下がっているところ。このシーンは盛り上げたいところ。それはなんとなく伝わってきます。ただそれは何となくなだけ。もっと明確さコッテリ感が欲しい特に文章では必要だと思いました。そこがまだ書き足りていないところだなぁと感じました。読む側が作家を気遣って読まないといけないのはやはり作品として未熟だということ。ですがこれは経験で何とかなってくると思います。書き慣れてください。こんなこと偉そうに書いていますが私も文章を書くのはど素人ですから。参考までに扱っておいてくださればいいと思います。
作家さんはまだ若い方だと思いますのでこれからいくらでも吸収できるような気はします。この物語も極端なはなし、たとえば一から全部推敲し直すこともできると思います。新都社でも長編小説を作家さんよく書き直しされますよね。
今後他の作家さんから何か吸収するなら、後藤先生と私の文芸・ニノベ作品感想で感想を書かれている作品。そこで我々両方が褒めちぎっている作品を読むだけでもとてもいい参考が得られると思います。プロ小説はここでは引き合いに出すことはしませんが、というかプロ作家をそもそも私は沢山知りませんから。同じ新都社の作家さんで上手なかたの作品を読む、研究するだけでもかなり違ってくると思います。
発展途上という意味で応援したいです。ホントお前何様って感じですね、私。
嫌われるよ。コワイコワイ~。


■作中特に印象深かった箇所

・「ゲーラゲッゲグッゴラゴーレーグラッゲゲッゲッガー♪」
破壊力ありすぎて笑った。 キツイ。


以上この作品に関する13日更新分までの感想はここまで。


「トゥー・レイト・ショウ 」  えろま 作
http://neetsha.jp/inside/comic.php?id=15754

作品タイトル「女中の袖に手を入れて」が変更されています。というか最初「トゥー・レイト・ショー」でしたね。
今回の感想はこの短編集内の三作品(二作品と言ってもいいかな)の感想になります。


「フェアリーテイル」


■各話ごとの感想

アーザクイーン城下。家族はない家もない。辛い過去を背負い天涯孤独となった槍使いの男グロウ。露店街で腹を空かせて一騒動中の妖精を拾います。
何を書いてもこの作家さん、サクッとそれらしく物語の世界へ引きずり込んでくれます。
天真爛漫な妖精ティティ。彼女はグロウに助けられた感謝の意から彼を主人と仰ぎます。そして旅に同行。
沈むグロウを慰めようとティティは彼に身を捧げます。なんやかんや言いつつ一発抜くグロウに笑う。
グロウは無口でいかつい容姿と想像しています。そんな男が妖精とやってる図を想像すると面白いです。


ことが一段落してティティ人心地とばかりに身を横たえる。そこへ押し寄せる排尿欲求。しかしグロウは彼女をトイレへ行かせません。この部分のティティのテンションとグロウのテンションのギャップにとても笑った。臨場感あふれすぎ。シンプルなのに読ませる文章上手い。
硬派なグロウが妖精相手にスカトロに目覚めようとしている気配も理屈では変だと分っていながらギャグとして笑えてしまう。


柄に似合わず火がついたようにティティで遊ぶグロウ。どんな顔なんでしょう。さぞや鬱憤溜まってるんでしょうね。絶倫さながらのグロウ。その精はとどまるを知らずことはティティのアナルへ及びます。
しかしこれは痛い! ティティが本当に死ぬんではないかと思った。なまじ描写が上手いだけにこれはエロを通り越しているように思えた。ティティの身体の小ささを思うとどうしても性感の心地よさが後退してしまう。ただ、なにかものすご背徳的な勢いは感じた。
全てをはき出し賢者タイムを終えたグロウ、精液でぎとんぎとんになった後に自ら皇女と名乗るティティ。二人は自分たちを奈落の底へ追いやった人間への復讐を誓います。


魔力の為に乱獲された妖精。利用する者される者、ティティはグロウに妖精の生きる術を語ります。
彼女の話し方ではその力量ここでは全く想像できない。おちゃらけ妖精にしか見えません。一体どれほどの力を秘めているんでしょう。


故郷を離れ南へ向かグロウとティティ。南には工業大国ユーザワラがあります。道中立ち寄ったのは小さな村マイエ。
田舎ニート呼ばわりされるグロウに笑う。
マイエには王国の女騎士団長率いる第三騎士団がいて……さらに魔族の豚鬼(オーク)もいて……。これはもうお察しのエロ方向。


グロウって槍七本持っていますよね。楽器でもそうなんですが、ギターって一本持っていてもつい新しいの欲しくなりません? グロウもそんな感じで七本槍になったんでしょうか。(違うって後に知る)
女騎士団長が犯されているところ良かった。グロウ、鬼畜思考ですが邪魔しにこないでと思った。わははは。


女騎士団の人たち、既に消えているものかと思ったらしおらしくグロウに挨拶に来る。別にここ、なくても良かったと思ってしまった。後々この女性陣どこかで再登場するのでしょうか。ティティの煽りに若干の物足りなさを感じた。ただの嫌味に見える。嫌味だったのだろうけど。女騎士団への嫉妬ならもっと白熱させてもいい。特に魔法が使える団長の下りに来たあたり。あそこでティティがぶちきれてもいい。騎士団が去った後、ティティが悲しみ怒りをぶつける描写があるが、その憤りを考えるともっと騎士団とやりあってもいいような気がした。この回ではグロウいらんぐらいだったかも。ティティと女騎士団、火花でそうなくらいでも良かったかな……。


というわけでセックスします。
嫌なことがあってもセックスに逃げるなと――どっかであったなこの台詞。それは置いといて。
どうもこの二人の濡れ場には笑いの要素が混じってきていかん。あとテンポの良さは異常。


コーヒー豆を買うときに袋に風味が記載されているのですが、earthy(アーシー)って表現をよく見かけます。ティティのうんこ表現をよんだときぱっとそれが浮かびました。
コーヒー豆見たらティティのうんこを連想させてくれた作家をどうしてくれよう。どうもしないけど。

10
グロウの宿敵、かつての友、アルベリヒが登場します。
この人とても魅力的なキャラクター。作家の人物の書き方がとても生き生きしているようにうかがえる。
グロウとタメを張る人物として申し分ないと思いました。

11
槍と剣を交える二人。
世渡り下手なグロウ。アルバベリヒは言葉巧みに飄々とグロウの性格で痛いところを突いてきます。
拮抗しているようにみえる二人の争い。そこへ一筋の閃光が。これはいかん。やっちゃいかんよ。ティティ。
突如見せたアルベリヒの奇策とも思える魔法。しかしこれが魔法でないとは恐ろしい。感嘆。また物語にぐっと引き込まれました。

12
槍を失い宿敵を打ち損じたグロウ。一騎打ちに要らぬちゃちゃをいれたティティ。

ふたりの反省会です。そこで出したティティのヒントこれはあまりにも色んな意味で勇気がいる。実際作中で行動に起こされることって今後あるかなぁ。
グロウならティティをそんなふうにしないような気はしますが……、うんこには興味を持っていましたのでどうだろう。コントでシリアスなんだけど絶妙に笑わせる。悔しい回でした。

13
工業大国ユーザワラへやって来たグロウとティティ。そこで訓練生時代の友ワダツミに出会います。女剣士です。ワクワクします。しかしグロウが17歳というところにはまったく心躍りません。むしろこの残念な気持ちは何でしょう。憐憫色が濃い。

14
読んできて読んできて読んできて、そして「ティティ、俺を社会的に抹殺したんでなければ今すぐ冗談だという事にしろ」この下りで爆笑した。
そして笑いが沈着したのち「嘘である。」でまた一笑い。
緩急取り揃えるこの波を感じさせるような読ませ方、物語のもっていき方、本当に凄い。

15
凌辱要員としてあえなく登場してしまったかと思われる女剣士ワダツミ。
ここでの濡れ場、ちょっとすごかった。怖かった。さすがに中に妖精が入っていくところを想像するとウッとくるものがあった。性器じゃないからかな、やっぱり違和感を覚える。
これ、エロいのかな……。たしかにワダツミは気持ちよさそうにしているんだけど……。わかんねぇ。

16
ござるっ娘のワダツミは普通にしてるときが一番かわいいですね。
グロウの計画に加担する気んでいるワダツミはグロウとティティへ良い鍛冶屋を紹介します。
武器を買うにはまず資金繰りから。グロウ一行は金をえるため鍛冶屋で知り合った騎士団長からの盗賊一掃仕事を請け負うことに。
ここの鍛冶屋の爺さん何者だろう……。伏線かな。

17
かつてグロウ、ワダツミ、アルベリヒがアーザクインで武芸を学んでいた特殊訓練施設(アカデミー)の恩師マークス先生に少し触れられている。さっくりと最低限の情報ですが人物像が一発でとらえやすく書かれていました。また、それに絡ませるように書かれるグロウ一行の盗賊一掃仕事、ワダツミの剣技の描写、とても良かった。

18
ティティはかつて自国が滅ぼした敵国の妖精シルフィード(シルフィ)に出会います。そこでひたすらティティを恐れ敬うシルフィード。彼女はティティの過去を知る重要な人物と思われます。
元敵国妖精との再会、それは今後物語でどう絡まってくるか楽しみです。

19
30年前、妖精の世界には大きな戦争がありました。当時ティティはまだとても幼かった。シルフィードは当時戦中、精鋭妖精兵を率いていたようです。その当時見ていた光景こそ彼女の胸に深く残るティティの皇女としての姿。
ティータニア(ティティ)の真の力、その姿は後世あまりにも妖精たちへ強烈に残った。
重い回へ突入でしょうか。おちゃらけティティその真の眠る力おそらくあらわれてくるのだろうかと期待します。


■命を助けた妖精と人間を滅ぼすため共に旅をする槍使いグロウの物語。エロです。
エロでなくても十分普通のファンタジー作品とて楽しめる作品ではないでしょうか。執拗なエロ描写を省けばそのままなろう小説でもいけそう。
会話文に「……」「~~」「!!??」が多いのはギャグだからだろうなと思います。読んでいてそんなに苦にはなりませんでした。ただ作風になれない読者だと少し馴染めないかもしれない。多様すぎると軽すぎる気もします。
表現力はとてもある作家さんで読後感の良さにはひたすら感服します。
この作品まだまだ先は長そうなので最後はやはり宿敵対決になるのでしょうか、宿敵含めた国家権力との対決になるのでしょうか。または意表をついて田舎ニートでグロウが終わるのか。そこ、ものすごく楽しみです。
作家さんの力量を考えると俄然期待せずにはいられません。


■作中特に印象深かった箇所

・ふよふよ。
スピード感なく妖精の飛ぶ音。前後文とのテンポも含めてとても良い。
・「……私、一人じゃ扉を開けられないんです……」
細かいけどこういう現実味を出す表現とても大事だと思った。登場人物の大きさの対比がここでより明確になる。書き過ぎると煩いけどさりげなく作中忍ばせる小技。これ重要。
・お互いの心臓を握り潰し、感触を楽しみながら笑って歩いている気狂い共だ。
コミカルとエロで笑わせるけどそればかりではなく、こういう黒いどうしようのなく救われない側面がちゃんとあるのも作品の強い魅力。こう言う側面は武器にもなってると思う。
・二人の認識は、見事にずれていたのだ。
ずれていいてよい。ドンとずれて来いよ。てかグロウこれくらいおバカだから話はおもしろい。


以上この作品に関する13日更新分までの感想はここまで。




「TITI’Sキッチン」

フェアリーテイルの登場人物丸ごとです。
ティティを食すということみたいなのでティティディッシュあるいはティティプレートでしょうか。
怖いですね~。
お遊び的に書かれているっぽいのでサクッと感想行きます。


〇生で? 小骨とかないんですか?
〇ティティ丼? 卵かけご飯の感かうでしょうか。どっちにしても生じゃん。
〇ティティステーキ? どうあっても食われたいですね。ティッシュで掴んで流す。


〇ティティパフェ? チェリーと一緒に残したい。
ワダツミはとりあえず食うより寝ろ。




「注文の多い料理店やないかい」

■各話ごとの感想


山中で案内人に逃げられ、連れのロボ犬にも壊れた。ただ一人お腹を空かせるワカメ頭の紳士。
途方に暮れるも現れたレストランにふらふら入っていきます。
有名文学作品は無視。すっ飛ばして踏み込んで銃声轟かせます。わずか数行で紳士崩壊に笑った。
ぶっ放した銃声に飛び出てきたメス山猫は五匹姉妹。このレストランにやってくる人間を食べて生活しているらしい。どうせ猫耳なだけだろ。
男一人とメス5匹。早くも展開はエロいほうへ向かいます。空腹そっちのけで性欲ギンギンのワカメにおいおいとつっこみを入れたくなる。最初は上三姉妹を手にかけるつもりだったのに結局5匹姉妹全部とやるのか。やはりな……淡い残念感。定番の小物、媚薬も登場。
ラーシャ、リュシャ、トゥーシャ、アイシャ、ターシャ。おぼえられへんわ! 適当具合に笑うネーミング。シャム猫ならぬシャゴ猫姉妹。←ちっとも上手い気がしない。
第一の扉では長女が奉仕プレイで二発抜く。ステーキごときでペットになるって安いだろ長女、おい。


ワカメの塩もみ笑う。ムラついてきたワカメ長女を襲う。しかし、地の文とセリフのギャップにやはり笑う。
あっけなく猫長女イってしまいました。ワカメの鬼畜な犯しっぷりなかなか爽快です。
第二の扉を開けて妹たちの前に現れたメスと男。このポーズで歩いてきたのでしょうか。だとしたら凄い。
媚薬のせいなのでしょうか、ワカメは出しても出しても精液が絶えませんねぇ。ひえええ。


長女撃沈――。躯になりました。
前川さんって……。ワカメ、嫌がる次女をどうする。そのまま鬼畜キャラで押し通すのか。わはははひでー。
もういいから。にゃ、はぶいていいんでない? そこには同意する。
処女を相手にやはり心の中では意地悪ワカメ。こいつには何かしっぺ返しがくると期待してしまうぞ。
次のターゲット次女は隠れ巨乳。着やせするタイプのふくよかな身体。理想的ですね。良い!
くっ! つっこもうと思ったら作中でワカメがツッコミ入れてやがる。キツイ(汗)


乳がでるとかもうお母さんだと思います。 産後でないのに乳が出る。こういう体質あり? そこにエロスをもってくるとか、母性への傾倒なんですかこれは。分かりますよ、そりゃね、フィクションですから、いいんですよ、でもね………。赤面。


紳士。完全にその設定は灰。燃えカスになっとる。
怒涛の変態台詞攻めに笑う。そのままワカメに次女が犯されるのかと思いきや……。ワカメ、この時の表情、気になりますね。
三女のセリフ普通にこわい。ロリペドの毒吐きキャラ。残る二姉妹はどうくるの? 温厚な性格形成には知的成長がいるのでしょうかね。そりゃいまあるんでしょうけど。
いや~凄いねこれ。ワカメ飲むか……。


■山猫五匹姉妹のレストランでやりまくる迷子男の話。紳士ではないなこれ。笑う。
これいっとけ、あれいっとけ、詰め込んどけ。あー次どうすっかな~。そんな感じで書かれているような作品です。やり尽くされているエロ世界どこまで冒険してくれるんだろう。メス五匹とっ捕まえてとりあえずあんなことこんなことできるんではないだろうかという感じでしょうか。実験みたいなものでしょうか。妄想の限りをつくして書きなぐっているかのようにも見える印象。このテンポのよさだから読んでいられる。そして一気に読まないとつまらない感じのする作品でした。一回更新ごと待ってられないですね。なんというか、いろんな意味でもったいない。
作家さんの読者への愛なんでしょうかこれは。才能の無駄遣い。その極致的なこの作品に敬意を覚えました。
個人的にはフェアリーのほう期待してます。


以上この作品に関する13日更新分までの感想はここまで。















「かけた天使の与能力」   滝杉こげお 作
http://neetsha.jp/inside/comic.php?id=17573

こちらの作家さんの作品現時点で三作品、ニノベで読ませてもらっています(ました)。そのうち一作品は既に登録削除されている? 少しもったいないですね…。企画への参加もしておられるようで、今後のびしろが大きい作家さんだなと思います。
漫画のほうは…ぷげらに一作お持ちのよう。それに関してここで何かを書くことはしません。
13日更新の時点でこの作品第一話のみの更新でした。感想は第一話分のみを書かせてもらいます。ですが嬉しいことに、その後着実に更新をしておられるところを見ると本腰を入れての執筆という事になるのでしょうか!? 頑張ってほしいところです。なかなか面白いところに目をつけて作品を書かれているように見受けますので、今後に期待したいところ。


■各話ごとの感想

第一話

僅か四行下りですが中二のかほりがしました。サブカル系中二でしょうか。しかしサブカル感はまだ薄い。
どちらかというと私はサブカル系中二方向へいくイタイ人です。そこへ邪気眼の風味が少し……。かっこワライかっことじる。


「ボク、カッケ―」を第三者、女子からみたらどうなるか、という内容。
テーマ天使の学園モノ? でいいのかなこの作品は?


ボクの視点へ戻ります。
作中の内容、設定みたいなものを説明する描写がありました。キリスト教(これも実際は多岐に分かれる、そういうのはさておき…)そっちよりの世界観でいいのでしょうか?
作家独自の世界を作ろうとしているのがうかがえる。おもしろい。


いくらなんでも、おい! とつっこみたくなるボクの慢心ぶりに笑ってしまいました。


漂う中二臭に笑う。
ボクが完全に浸っているところがどうしても可笑しく、笑いのツボに感じてしまって堪えられない。
この浸り具合で最後まで行ってしまってほしい。


■ボクスゲーな天使の…、なんだろう…恵まれた才能とかにふれてくる物語になるのでしょうか。
第一話だけを読んだ感じでは、あまり見えてはこないのですが、タイトルから察するにそういう物語になるのかなーと思いました。内容は面白いです。主人公から発せられるくどいほどの中二臭さに心底笑います。普通に冷静な突っ込みどころとして狙って作られているのだとしたら凄いと思いました。
作中のややわかりづらい世界観。ひねくれている、いびつである表現、言葉使いにも感じられるのですが(コメント欄でもその辺ネタにされている)作品として小説を発表し、それなりに評価を得るにはひねくれる書き方でも書く経験をひたすら積んでいかないと書けないと思わされました。だから着実に数をこなしていけば自分の書き方や個性もよい方向でついてくるのではないかと思います。この作品を読んでいてそれは強く感じました。こんなこと言う手前にも言えるのですが、身の丈以上の文章作りで作品を表現しようとすると必ずうまくいきません。こうして感想を書いている時点でも自らの語彙のなさ、言葉の使いのおかしさを感じながら書いています。そしてそういう負の部分や短所は読み手にすぐ書き手の粗として見抜かれてしまいます。読んでる方はそれで冷めてしまう。
この作品は既に第三話まで進んでいますね。そこまで未読ですが、さらに先があるなら、また完結まで見こして執筆しているのなら、応援したいところです。


以上この作品に関する13日更新分までの感想はここまで。






残すところ三作品。

文芸
マッド・トルネコ

ニノベ(完結二作品)
彼女のクオリア
壁の中の賭博者

次の感想はマッド・トルネコです。作家さん自身も完結が見えないというこの作品、大長編です。次の感想ま時間かかりそう。うはー

あと、冒頭で書いていましたが、私は誤字が本当に多いですよ。申し訳ない。
今回はドラゴンズペニスのタイトルこれはおぼえちがいでした。ズがぬけてた。誰か気づいた? つっこめよ。和田先生ごめんなさい! (直してあります)
あまりにも気になる部分は更新後ゆとりのある時に直すようにしています。
今後もこいつまたやってる~。くらいに軽くつっこんでおいてください。
読んでいる作品に関しても誤字には寛容。よほど文脈取れないとか、表現で引っかかるぐらいでないと取り上げない方向です。22作品読んだ中でも既に相当見つけたぞ、きみたち。けど、あんまりちっさいことは突きません。

sage