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新都社「作家」に31の質問
バーボンハイム

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新都社作家に31の質問


001 名前をドゾー
トーマス・フォン・バーボンハイム
皆さんからはバーボン先生、バーボン、バーボンハイムと呼ばれています。
落ち着きが無いので落ち着きたいという願いを込めて、「バーボンハウス」の
ハウスの部分をドイツ語のハイムに変えて「バーボンハイム」となりました。

002 主な作品(PR含めて)
アサシーノス、ミシュガルドシリーズ
前者はブラジルのリオ・デ・ジャネイロを舞台とした暗殺者の物語で、
彼が生き別れの義理の妹との再会をきっかけに足を洗いたいと願う
殺し屋の叶わぬ夢を描いたノワールコミックです。
後者は、自分のキャラ登録をして皆で物語を紡いでいくシェアワールド物語で、
黒兎人族のディオゴ、モニーク、ダニィ、兎人族のピアース3世、
エルフ族のミハイル4世、細菌類のボロールの計6名を登録しています。
(2015年9月6日現在)

003 その他、良ければ詳細な自己紹介を

27歳、男性
ガテン系の仕事をしています。
漫画を読んだり、映画鑑賞、スーパー銭湯巡りが大好きです
あと、文鳥さんが大好きです。文鳥さんかわいい。

004 新都社暦と、来たきっかけ
多分、ROM専歴も含めると6年ぐらいはあるんではないでしょうか。
作家歴で言うなら4年ほどでは。

元々はROM専でオナニーマスター黒沢で新都社を知りました。
作家としてデビューするきっかけは
空は赤く落ちるが大好きだったので
自分も恋愛物の漫画を描いてみたいと思い、
長編を作りたいと思ったんですね。
ところが、題材が思い浮かばず迷走してた時に
ジョン・ウー監督の名作「狼・男たちの挽歌最終章」を見て
これだ!!と思ったんです。
舞台がブラジルになったのは、元々大学でポルトガル語を勉強していたので
シティ・オブ・ゴッド、エリート・スクワッドといったブラジル映画とかを
よく鑑賞していたので“いつかブラジルが舞台の作品を作りたい”という悲願を
叶えるためにしたのが理由ですね。それが、アサシーノスになったと。
なので、冒頭シーンはまんま「ブラジル版狼・男たちの挽歌最終章」になっちゃってますね。

005 新都社で好きな作品・作家
殺し屋物だと
だめお先生の「9 ~nine~」、火薬先生の「Killer」、ジョンス先生の「師匠と僕」、
アレックス田中先生の「執行人しばじろう」、えろき先生の「脳筋ちゃん」が好きです。
新都社で数少ない殺し屋漫画を描いている方々なので、良き同志でありライバルです。

ブッコロ大魔王先生の「新・アリとキリギリス」、荒太朗先生の「アカヅキン」、
後藤健二先生の「本当にあった後藤健二の話」、桐山じゃろ先生の「ヨウジンデイズ」等です
ミシュガルドシリーズでは
キャス先生の「獣神帝」シリーズ、
パタス先生の「ミシュガルドの秘境から帰れない」、
ミシュガルド・サーガ先生のミシュガルド戦記ですね。

006 お気に入りキャラ(自作・他作・商業含めて)
自作ではダニエルとダニィがお気に入りです。ダニエルとダニィの裸さえ描ければ正直それでいいです。
後はやっぱり、ディエゴかなぁ~……この4年間を共にしてきた自分の分身のようなものですし、
彼の人生もだいぶ当時の僕の人生に関する心境とか織り交ぜてるので…
他作では「9 ~nine~」のウグイスさん、「執行人しばじろう」ではリッパーガール、
「師匠と僕」では僕、「ヨウジンデイズ」では平賀君、「アカヅキン」ではワルフくん、
「脳筋ちゃん」では叶きんこ、「ミシュガルドの秘境から帰れない」ではハルドゥ、「新・アリとキリギリス」では69号、
「本当にあった後藤健二の話」では後藤先生、「ミシュガルド戦記」ではガザミ、
「獣神帝」ではエルナティですね。


007 FAのやり取りをしたことはありますか?
何度かあります。

008 企画に参加したことは?
ヒットマン・アンソロジー、CMアンソロジー、ミシュガルド聖典などなど…

009 動画配信、ラジオを行ったことは?
ありませんが、やりたいと思っています。

010 オフ会に出たことは?
2回ほど。

011 作業環境はどんな感じですか?
ノートパソコンと、スクリーン用モニターの計モニター2台
あとはWacomのペンダブと、ペイントツールのSAIですね

012 更新までの工程と、更新までにかかる時間は?
先に時間から申し上げると、頻繁に更新する時もあれば
1ヶ月以上かかる時もあります。
工程については、
まず、アイディアが思い浮かんだらノートに鉛筆で下書きします。
コマ割りが先に思い浮かんだ時は、ネームの方を先に描き、
ストーリーが先の時は、ノベル方式でメモ帳に台詞を描いたりします。
そこから、後はキャラクターの表情と演技を付け足します。
場合によっては、モーションキャプチャー方式で実際に
自撮りしてそれを合成、トレースして描いています。裸体シーンの時は
実際に自分の裸体を撮り、改良(笑)して描いています。
あとは、黒いコマ枠を作り、そこにセリフを描いていきます。
こうすると、コマだけを抜き取った時に映画のワンシーンを見ているようになるので
それを意識して描いています。

013 作品を作るときに工夫していることは?
映画風にする以上、吹き出しや効果音とかを使いたくありません。
その分、絵だけで何をしているかを分からせなければならないので
できる限り無いなりの画力を絞り出して描くことを心がけています。
後は、暴力シーンは極力残虐に、破壊衝動をぶちまけるように描くようにしています。
理由は、暴力の醜さを描きたいからです。

014 よく使うモチーフ・テーマは?
テーマは愛です。これはアサシーノス執筆中に思い浮かんだことなんで、後付けなんですがw…

015 創作で苦労すること、楽しいことは?
頭の中で描きたいシーンがあって、いざ実現した時に
ストーリーとかの都合上で、カットしなければならない時とかが苦労しますね。
楽しい時は作品でキャラクターの表情を描いている時です。

016 影響を受けた作家や作品はいますか?
ジョン・ウー、ウォルター・ヒル、ブライアン・デ・パルマ、
デヴィッド・フィンチャー、北野武、荒木飛呂彦、冨樫義博、荒川弘、小池一夫などなど
挙げたらキリがありませんが、今の作品の傾向で見てみると
ジョン・ウー監督の「狼・男たちの挽歌最終章」、荒木飛呂彦先生の「スティール・ボール・ラン」は
デヴィッド・フィンチャー監督の「エイリアン3」は
自分の中で物語を作る上での下敷きというか、聖書になってますね。


017 好きな台詞は?
どれがって選べませんが、愛に関する台詞は好きですね。

018 どんな性格のキャラが自作品に出てくる?
悪人。基本的に僕の作品で善人ってモニカとか、モニークぐらいしか居ないんじゃあないですかね。
基本的に、人間らしいキャラを描けって言われるとどうしてもディエゴとか、ダニエルみたいな
悪人ばっかになってしまいますねぇ。人間の根本は悪にあって、自己中とか我が儘とかが出てきて
それが自分と家族、親友以外の人間以外に一切向けられない愛情ってなって、最終的に
「家族愛」とか「友情」とかそういうのに落ち着くんですね

019 世界観・ストーリー・キャラ・画力、順位をつけるなら?
キャラが1番、画力は2番、ストーリーは3番、世界観は一番最後。
キャラが無ければ物語は進みません、感情も揺れ動くこともなく心に来るものもありません。
画力は、やはりキャラの表情や感情を描くためには不可欠です。
ストーリーも世界観は後からついてくると思います。

020 創作のために資料購入や取材をしたことがありますか?
映画のDVDを買ったり、ポージング本を買ったりしています。
人生の経験全てが取材だと思っているので、何でも嫌がらずに挑戦しようと思っています。

021 新都社以外でも創作活動をしていますか?
無し

022 ズバリ、プロデビュー狙ってますか?
出来ればですが、こんな胸焼けするほどアクの強い作家なので
一般受けは厳しいでしょうねww

023 創作以外の趣味は?
映画鑑賞、Twitter、文鳥鑑賞(文鳥さんかわいい)、スーパー銭湯巡り、整体院・マッサージ院巡りです。

024 よく聴く音楽
ゲームとか映画のBGMとかを聞いてますね

025 自分の癖



026 恋人はいますか?
いませんが、好きな人はいます。
多分、叶わないでしょうが……
027 過去のトラウマ
大学時代に片思いして振られて以来、恋愛ができません。愛が欲しいですね。
後は、今の職場に入ってから結構怒鳴られたり蹴られたりしていてトラウマだらけなので
人間不信と宴会恐怖症が悪化してしまいましたね。

028 将来の夢
できることなら今の職場を辞めて、作家活動をして暮らせたらなと思います。
お金持ちとかじゃなくていいんで、今の好きな人と暮らして平穏に暮らせたらそれでいいです。

029 座右の銘
世界はクソなのかもしれないが、いつか希望に巡り会えると信じて生きたい

030 これからの新都社での活動予定
アサシーノスの完結を目指したいです。あとは、ミシュガルドシリーズの黒兎人族のキャラを中心にミシュガルドの長編作品を描いてみたいですね。

031 最後に一言!
表現する楽しみを教えてくれた新都社の皆さん、本当にありがとうございます。
今の私があるのは、皆さんのおかげです。正直、自殺せずにこの世に留まっていられるのも
皆さんのおかげです。本当にありがとう。あと、文鳥さんかわいい。




       

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