Neetel Inside ニートノベル
表紙

ミシュガルドのちょっとアレな話
モブナルドの話

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※寝取られ注意!

使用させていただいたキャラクター

http://misyugarudo.web.fc2.com/kyarakutatouroku-1-21.html
門番:「モブナルド」

http://neetsha.jp/inside/comic.php?id=18190&story=12
モブナルドの婚約者:『ガヤ・ラ・エキスト』

http://org.neetsha.jp/up-h/up/vip3955.gif
モンスター:『ローペリア』(18禁うpロダに飛びます)







このミシュガルドには不思議な話がたくさんある。

そのうち、俺が体験した奇妙な出来事を教えてやろう。


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俺の名前はモブナルド。

SHWから派遣された門番だ。

みんな俺のことをモブっぽいだの、小物臭がするだの、すぐやられそうだの、

さんざん言うが、けっしてそのようなことはない。

俺は人以上によく働くし、手抜きはしない主義だ。




今日も他のやつらが飲みに行っている間に街の周囲の警邏をしている。

むろん、これは時間外労働(タダ働き)だが、市民の皆様の安全と安心のために働くのが門番なのだ。

俺は街の近くにある森を見回っている。

このあたりには危険な野獣はいないと思われているが、なにしろここは未開の大陸ミシュガルド。

油断はできないのだ。

俺はまず森の中にある水場を見ることにしている。

動物ならば必ず水を飲まなくてはいけないだろうし、

ぬかるんだ地形には足跡が残りやすいのだ。

「うむ。異常なし」

水辺に不審な足跡がないことを確認して俺は満足する。

その後、森のあちこちを歩き回り、見慣れない動物のフンや、

食い殺された小動物の死体などがないか、念入りにたしかめる。

「うーむ。今日もなにも異常なしだ。平和だな。俺様のおかげでな!フハハハハ!」

俺は誇らしげに、高らかに笑う。

この作業を無駄だと笑う同僚もいるが、早期に発見できれば

市民の皆様に警戒を促し、被害を減らす効果が期待できるだろう。

俺の婚約者もそんなところが好きだと言ってくれたしな・・・。

「さーて帰るか・・・」

そう言って俺は森の出口へと向かう。

しばらく歩いたところで、俺は見慣れない足跡を見つけてしゃがみこんだ。

「むむッ、これは・・・!?」

それは人の足跡だった。

だが俺の足跡ではない。なぜならその足跡は裸足だったからだ。

大きさからして女性ではないかと考えた。

そうでなければ子供だ。

(子供か女性が裸足でこの森を歩いている!?)

俺はそう考えて緊張した。

まったく舗装もしてない森の道なき道を裸足で歩くとはただ事ではあるまい。

盗賊に身ぐるみはがされたのだろうか?

それとも靴も買えない孤児が迷子になっているのだろうか?

「とにかく早く見つけて保護しなくてはな・・・」

俺は日も暮れ始めて暗い森の道を目を凝らし、足跡を追った。

だが、唐突に足跡が途切れてしまった。

「どういうことだ?」

本当に唐突に足跡は消えていた。

この足跡の主は羽でも生えているのだろうか?

俺は空を見上げる。

すると、ジャンプすれば届くほどの高さに木の枝があるのを見つける。

では、この足跡の主はジャンプしてこの枝に捕まり、木の上へ消えたのだろうか?

なんのために?

この足跡の主は森で迷い、街へ帰ろうとしていたのではないのか?

「これはいったいどういう・・・?」

俺がそうつぶやいて首をひねったその瞬間、バサーッと派手な音がして木の上からなにかが落下してきた。

「ウワアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!」

俺はハデな悲鳴をあげた。

俺は気が小さいのだ。

木の上から落下してきた何かは、俺の背中に覆いかぶさるように捕まった。

とっさに俺は振り返る。

俺に襲いかかってきたのは全裸の女だった。

だがすぐにそれは人間でないことが分かった。

なぜなら笑うように開いた口からは50cmはあろうかという舌と、

口の中を覆うようにびっしりと細かい歯が生えていたからだ。

「ギャアアアアアアアアアアアアア!!!で、出たァァァァー!!!!」

俺はそのバケモノ女を振りほどき、走り出そうとした。

だが、なぜか腕にぜんぜん力が入らなかった。

それどころか、異常に頭がクラクラし、足がもつれてまともに立っていられなくなる。

とうとう俺は倒れこんでしまった。

倒れた俺に女が覆いかぶさって馬乗り状態になる。

「ヒィィィィィィィィィィィィ!!!!助けてくれー!!!!」

女は見たところかなりの美女で、ものすごい巨乳だった。

動くたびにたゆんたゆんと乳が跳ねる。

女の口が開き、よだれがこぼれる。

俺は死を覚悟した。

これからこの妖怪女に食い殺されるのだと・・・。

(すまん、エキスト・・・俺は帰れそうにない・・・せめてもう一度会いたかった・・・)

女は開いた口を俺の顔に近づけ、ハァーと息を吐きかけた。

濃厚なワインのような香りが漂い、それを吸った俺は頭がぼんやりして焦点が定まらなくなる。

女がもう一度俺に息を吐きかける。

この甘い息を吐きかけられるたびに、体の力が抜けていく。

とうとう俺は起き上がる力もなくなってしまった。

俺に力がなくなったのを見た女は、俺の首の後ろに手を回し、唇を舐めまわしはじめた。

(どういうことだ・・・?俺を食うつもりじゃないのか・・・?)

顔が近づいたところでふと俺は気が付いた。

この女の歯だと思っていた口の中の無数の突起は、細かい触手のようなものだと・・・。

(な、なにが目的なんだこの魔物は!?)

女は両手の親指を使って俺の鼻の穴をふさいだ。

息ができなくなった俺は必然的に口を開ける。

そこへ女は自分のよだれを流しこんできた。

俺は口を閉じてそれを避けようとしたが、ダラダラと大量に垂れてくるよだれをすべて防ぐのは不可能だった。

口に入ったそのよだれは濃厚なワインのような酸味と香りがあった。

うまい。

うまい。

酒とよく似た風味だったが、今まで飲んだどんな酒よりもうまかった。

脳がとろけるような甘い感覚に、いつの間にか俺は口を大きく開けてその女のよだれを受け止めていた。

今度は女は口をつけて直接よだれを流しこんできた。

俺と女の舌が絡み合う。

婚約者ともめったにしない濃厚なディープキスだった。

あたりに俺と女の舌が絡まるくちゅくちゅという微音が響いた。

その女のよだれはどうやら不思議な成分が含まれているようだ。

体の奥が燃えるように熱くなり、ペニスがビンビンに勃起してきた。

もうすでにこの女に食われるという恐怖はなくなっていた。

女は自分の股間に当たる俺のペニスに気が付き、体を反転させて下の服を脱がせにかかった。

俺のモノが女の手で取り出される。

そして女はためらいなく俺のモノを咥えこんだ。

「ウ・ウオーーーーー!!!」

その瞬間、俺はあまりの快感に声をあげてしまった。

女の口の中にある無数の触手が俺のモノを包み込む。

そしてその50cmはあるであろう長い舌がぐるりと巻き付いて上下にしごく。

自慢ではないが俺のモノはデカい。18cmはある。

この女はそれを根元までずっぽり咥えこんだのだ。

(やばい・・・めちゃくちゃ気持ちいいぜ・・・!)

モブナルドは目の前にある魔物女の股間を見た。

この女には肛門がなかった。やはり人間ではないのだ。

粘液を垂らしながらパクパクと開閉を繰り返す魔物女の性器の中には、

口の中と同じように無数の触手が生えていた。

あの中にモノを入れたらどうなるか・・・

そんなことを考えてしまった。

(やばい・・・!で、出る!)

ペニスをなでまわす無数の細かい触手の快感に、俺のモノは爆発寸前になる。

だが、射精することはできなかった。

女の舌が俺の尿道に挿し込まれたからだ。

「ギャアアアアアアアアアアアア!!!」

俺は叫んだ。

痛みからではない。

今まで感じたことのないすさまじい快感が襲ったからだ。

普通、痛いはずだがなぜかまったく痛みはなかった。

この女の唾液の効果なのだろうか?

そのまま女は上下に頭を動かしてペニスをしごく。

女の舌が挿入されているせいで俺は射精できない。

「ウ・ウオオオオオオオオオオオオオ!!!」

性感が最高潮まで高まっているのに射精できないもどかしさに俺は叫んだ。

女は口を離して舌も引き抜き、俺のほうに向き直った。

そして腰を浮かせて俺のペニスを無数の触手が生えた自分の性器へ導き入れた。

「ウ・ウワアアアアアアアアアアアアアーーーー!!!」

あまりの快感に俺は叫び声をあげてしまった。

かつてこれほどの快感を味わったことがない・・・。

女の中に無数の触手があるのはさっき見て知っていたが、

その快感は想像を絶するものだった。

中に生えた無数の触手一本一本が、きつく締め付けながら俺のモノをしごきあげる。

女は一切腰を動かしていない。

女の膣壁と触手が勝手に動いているのだ。

(やばい・・・!やばすぎる・・・!)

女は再び俺の首を抱え、さきほどと同じようによだれをたっぷり垂らしながらディープキスを始めた。

キスしている間も、膣壁と触手によるしごきは止まらない。

この女の性器はまるで別の生き物のようだ。

「で、出るッ!」

性感が最大まで高まり、俺は女の中へとおもっきり射精した。

女の膣壁の動きが変化した。

しごきあげるような動きから、奥へ飲み込むような動きへと変わったのだ。

ペニスが性器の奥へ吸い込まれるような感覚だった。

女の性器が俺の精液を自分の奥へと飲み込んでいるのだ。

「ハアッ・・・ハアッ・・・」

俺は荒く息をつく。

だが、これで終わりではなかった。

しばらくした後に、再び膣壁が動いてペニスをしごきあげる。

俺のモノもまったく収まっていなかった。

普通一回射精したら収まるものだが。

(このよだれの成分のせいなのか・・・!?)

だがそんなことを考えている余裕はなかった。

さっきよりも早く、強く膣壁と触手が俺のモノを愛撫しはじめたからだ。

「ムオオオオオオオオーーーー!!」

射精直後の敏感なペニスを責められ、俺は叫び声をあげる。

結局そのあと、一度もペニスを抜かないまま5回も射精してしまった。





「うう・・・もうダメだ・・・」

5回目の射精のあと、さすがに俺のモノも収まってきた。

魔物女はゆっくりと腰を浮かせて俺のモノを引き抜いた。

かなり大量に出したはずだが、ぴったりと閉じられた女の性器からは一滴も精液がこぼれなかった。

女はそのまま立ち上がり、軽くジャンプして木の上に飛び乗った。

そのまま木の上を跳んで森の奥へと消えて行った。

「はあ・・・はあ・・・結局あの女はなんだったんだ・・・」

俺はふらふらしながら立ち上がり、森の出口へと向かったのだった。




※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※


これで終わりと思うだろ?

だがもう少し続きがあるんだ。

それからというもの、俺は仕事が終わると毎日この森に来るのだった。

適当に見回りをしていると、しばらくして例の女が木の上から襲ってきた。

そして同じように俺は甘い息で動けないようにされて精液を吸い取られた。

俺は麻薬のようにその女がもたらす快楽から逃れられなかった。

いや、あるいは本当に麻薬成分があの唾液に含まれていたのかもしれない。

俺には婚約者がいた。

美人で気立てが良かった。

無職だった俺を励まして、職場も紹介してくれた。

いつでも俺の味方でいてくれて、世界中探してもこんないい婚約者はいないと確信できた。

その婚約者を裏切ってこんな魔物女と浮気してしまっている罪悪感に、俺の胸はキリキリと痛んだ。

しかしどうしてもその女に会いたくなってしまうのだった。

(すまん・・・エキスト・・・本当にすまん・・・)

そう考えながらその魔物女と体を重ねていた。

異変に気が付いたのは、そんなことが始まって一か月ほどたった頃だった。

いつものように森でその女に会った俺だが、なにやら女の腹部が不自然に膨らんでいるのに気が付いた。

しかし女のほうはいつものようにペニスを口で愛撫したのちに、馬乗りになった。

だが、俺が一度目の射精を終えたとき、突然苦しそうに身をよじらせはじめた。

そして俺から離れて地面にうずくまった。

その性器から緑色のなにかが出てきた。

俺はギョッとした。

その緑色のものを見たことがあったからだ。

ミシュガルド大陸、危険度Dの魔物、ローパーだ。

この魔物は女性を襲い、いやらしいことをするので有名だ。

もっとも男性には脅威がないのだが・・・。

そのローパーが女の股間から産みだされていた。

一匹・・・二匹・・・三匹・・・まだまだ出てくる。

すべてのローパーを出し切って、腹がぺったんこになると、

女は産まれたローパーを胸に抱き、自分の乳房に押し当てた。

母乳を与えているらしい。

そのまま女は産まれたローパーすべてを胸に抱いて森の奥へと消えて行った。

俺はぽつりとひとり残される。

まだ自由に動けない俺は暗い空を見上げながらぼんやりと考える。

あの女はローパーの母親だったのだ・・・。

そしてあまり考えたくないことなのだが、その父親は・・・俺?

(俺はあのローパー女と子作りしてしまったのか?)

そう考えて間違いないような気がした。

(まだ婚約者ともしてないのに・・・)

俺は罪悪感で満たされ、顔を覆った。

だがしかし、ローパーは女性しか襲わないはずではないのか?

それにあんな人型をしたローパーは見たことも聞いたこともない。

そもそもなぜローパーは人間を襲うのか?

(もしかしたら・・・ローパーは人間の遺伝子を取り込むことでより強力な種族へと進化しようとしているのではないか・・・)

射精直後で賢者モードの俺はそんなことを考えたのだ。

しばらくして体が動くようになった俺は立ち上がって家に帰った。




それからは、不思議とあの森へ行く気もなくなっていた。

まるで夢でも見てたみたいだった。




※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※



・・・これで俺の話は終わりだ。

哀れな欲求不満の男の妄想だと思うか?

だがすべては事実なんだ。

俺はきっとミシュガルド大陸に眠る無数の不思議のひとつを見ただけなんだ。

この大陸にはまだまだこんな不思議な秘密が眠っているんだろうか?



もし君も似たような不思議な体験をしたら俺に教えてほしい。








       

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