Neetel Inside ニートノベル
表紙

ミシュガルドのちょっとアレな話
黒ビキニ百合戦士

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登場人物:

http://neetsha.jp/inside/comic.php?id=18157&story=29

黒ビキニの拳士:『エリーザ・ブラックビキニ』





※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※



「では始めるぞ」

「はい・・・よろしくお願いします・・・!」

今日のお仕事もこの前と同じだ。

ローパーの体液を満たして一日すごすだけの簡単なお仕事。

ナナはパンツを脱いでお尻を突き出した。

パンツを脱いだ時、透明な粘液が糸を引いた。

早くも期待と興奮でびしょびしょに濡れている。

あれから月に5、6回、体液注入実験のお仕事をしていた。

いつの間にかナナはこのお仕事が好きになっていた。

(ああっ、早く早く・・・!)

ナナは心の中でゲコに懇願しながら器具を挿入しやすいように両手で性器を押し広げた。

ノッポが白い液体で満たされた透明な容器を持ってきて、

ゲコは手に持った針のない注射器にそれを満たしていく。

注射器のくちばしがナナの奥へ挿入され、中の液体が押し込まれる。

焼けるような強烈な快感が体中を突き抜ける。

「ッ・・・・!カハッ・・・!ンヒッ・・・!」

子宮の奥がジンジンと疼き、声を抑えられなくなる。

すべて注入された後、さらに追加の液体が注射器に満たされる。

(気持ちいい・・・!)

ナナは口の端からよだれを垂らしながらかなりみっともない顔で快感をむさぼっていた・・・。





ローパーの体液の調査は、膣内への注入だけではなかった。

「今日は経口摂取の実験をするのじゃ」

「え、け、経口ってまさか・・・」

「そう、飲むのじゃ」

「ええ・・・」

あまりいい思い出がないあの液体だが、ソレによって繰り返し甘い快楽を得るうちに、

ナナはそれほどいやではなくなっていた。

目の前に白い液体がなみなみと注がれたコップが置かれる。

ナナはコップを口元へ運ぶ。

青臭い匂いが鼻をつく。

少し前は吐き気がこみあげる匂いだったが、今はとても胸が熱くなる。

ナナはグラスを傾けてその液体を流し込む。

コクッコクッとナナが喉を鳴らす音が静かに響いた。

頭の芯がジーンとしびれ、体の奥がむずがゆいような不思議な気分になる。

ナナはコップの液体をすべて飲み干し、コップのふちについた液体も舌で舐めとった。

「飲み・・・ました・・・」

「うむ。しばらくそのままにしていてくれ」

それからナナは2時間ほどずっとふたりに一挙一動をすべて観察された。

わずかな体調の変化もふたりに報告しなければならず、質問には正直に答えなくてはならなかった。

「今、体調はどういう感じかね?」

「あ、熱いです・・・それと・・・むずむずします・・・」

「性衝動かね?」

「はい・・・そうです・・・」

「性器に変化はあるかね?」

「え?は、はい・・・ものすごく・・・濡れてます・・・」

ナナはもじもじと太ももをこすり合わせた。

となりのノッポが大真面目にそれをレポートに書き込んでいく。

(は、恥ずかしい・・・死んじゃいそう・・・)

それからいつもの血液、分泌液、尿などが行われた。

それでその日の検査は終わりだ。報酬を受け取ってナナは研究所を後にした。






(ハア・・・わたしもう普通じゃないのかな・・・)

住んでいる下宿所への帰り道、ナナはがっくりと肩を落として思う。

いつの間にこんなに淫乱な体になったのだろうと。

(いや・・・あれはローパーの体液に含まれる成分のせいであって・・・わたしが特別おかしいわけでは・・・)

「ん・・・?なにアレ」

ナナは自分が住んでる下宿所の前で立ち止まった。道の真ん中にだれか倒れている。

若い女の子だったが、おかしな格好をしている。

水泳のときに着るビキニのようなものを着ている。色は黒だ。

ここは海岸から離れているし、そもそもこの街の海は海水浴場ではなく港町だ。

「ど、どうしたの・・・?」

ナナは倒れている女の子に近づいて声をかけた。

反応がなかったので死んでるのかと思ったその時、いきなりその子が起き上がってナナの腕をつかんだ。

「お願いです・・・ご飯食べさせて・・・」

「え・・・?」

ナナは今にも死にそうな顔で訴える少女を連れて近所の食堂に入った。

「ありがとう!本当にありがとう!」

分厚いステーキを切り分けながらその少女は笑顔でお礼を言った。

ナナはまぶしい笑顔に思わず目をそらした。

「別に・・・わたしお金持ってるし・・・」

ステーキ定食3人前を完食したのち、少女は水を飲んで一息ついた。

「ふー・・・本当にありがとう。一週間くらい水しか飲んでなかったし・・・」

「あー・・・それはつらいね・・・分かる」

ナナは心底同情した。

「そういえば自己紹介がまだだったわね」

少女は席から立ち上がって誇らしげに自分を指さした。

「わたしはエリーザ・ブラックビキニ!ビキニタウン出身の武闘家よ!流派はビキニ拳法!」

ドヤ顔で自己紹介するエリーザに、周囲の客がざわついた。

めちゃくちゃ注目されてナナは真っ赤になってうつむく。

「そ、そうなんだ・・・とりあえず座って・・・。えーと、ブラックビキニも名前なの?」

「そうよ。あなたは?」

エリーザが席に着いた。

「わたしはナツ・ナチュア。19歳。ナナって呼ばれるけど・・・」

「じゃあナナお姉さまって呼ぶことにするわ」

「お、お姉さま・・・?」

「わたし17歳だし。ナナお姉さま、わたしのことはエリって呼んでくださいね」

「え、うん・・・。エリちゃんはどこに住んでるの?」

「ナナお姉さまと同じ下宿所ですわ。わたしは何度か見たことあるけど・・・」

「えッ!?そうなの!?ご、ごめんなさい・・・ゼンゼン覚えて・・・」

ナナは下宿所までふたりで帰り、下宿所の入口で別れた。

ナナは自室へ戻ってせっけん、洗面器、タオルに着替えなどを用意して部屋を出る。

ナナが向かったのは下宿所の近くの公衆浴場だ。

下宿所には風呂場がないのだ。

自分の体液やら、汗やら、ローパーの体液やらで体臭がおかしなことになっているかもしれず、

キレイ好きのナナは一刻も早く洗い流したかったのだ。

浴場の入口を覗き、女湯に誰もいなさそうなことを確認してナナは中に入った。

コミュ障のナナは、お風呂で知らない人に話しかけられたりするのが苦手だった。

この時間帯にはめったに人がいないことを知っていて来たのだ。

入口で番頭のおっさんに料金を払い、服を脱いで浴室に入った。

やはり誰もいない。

バスチェアに腰かけ、浴槽から洗面器で水をすくって全身にかける。

そのあと、せっけんを泡立てて体につけ、全身に広げる。

体をこすると、全身にむず痒いような感覚が広がる。

「ん・・・」

あの実験のあとはいつもこうだ。

強い快楽へいざなう体液のせいで体の疼きが収まらない。

いつもは帰ってから自分でして収めるのだが、今日は食堂でしばらく時間を使っていたせいでもう我慢できなくなっていた。

正直家まで持たない。

(だれもいないよね・・・)

ナナは耳をすます。

お湯を沸かす加熱装置の稼働音以外なにも聞こえない。

ナナは自分の陰核を人差し指でなではじめた。

「ンンッ・・・!」

すでに準備万端の体はすぐに反応した。

右手で陰核をいじって左手で乳首を転がす。

最近ナナはこうして自分を抑えている。

性感が高まってきたところで指を膣口のほうへやり、ぐりぐりと押すようにいじる。

「クッ・・・!」

もう少し・・・もう少しで絶頂というところでいきなり背後の浴場のドアが開いた。

「!!」

心臓が口から飛び出るかと思った。

ナナはあわてて股間から指を離し、体を洗っているふりをした。

扉を開けた人物はそのままナナの背後にまで歩いてきた。

「お背中、流しますわ。お姉さま」

「ッ!?」

その声に驚いて振り返ると、エリーザがそこにいた。

手にはいろんなボトルが入った洗面器を持っている。

「エ、エリちゃん、どうして・・・」

立ち上がろうとするナナをエリーザは押さえた。

「せめてものお礼です。任せてください。わたしマッサージ得意なんですよ」

そう言ってエリーザは自分の持ってきた液体せっけんをナナの体に垂らす。

花の香料のいい匂いが浴場に満ちる。

銘柄は分からないが、かなり高級だと推測された。

「え・・・いいの?これ高いやつなんじゃ・・・」

「女の美容は命より重いんですよ」

(だから空腹でぶっ倒れるのよ・・・)

恥ずかしいと思ったが、邪険にするのも悪いと思ってされるがままにする。

エリーザは自分の手のひらにも液体せっけんを垂らし、泡立ててナナの体に塗る。

「ひあッ!?」

エリーザの手が背中に触れた途端、ナナはビクッと震えた。

「どうかしましたか?」

「あ・・・いや、なんでも・・・なんでもない・・・」

ナナはひきつった笑みを浮かべる。

性感が高まったままで寸止めされていた敏感な肉体はほんの少しの刺激で感じてしまう。

エリーザは丁寧にナナの体に泡を広げ、円を描くようにマッサージした。

細い、しなやかな指先がナナの背中、わき腹、首筋を這う。

「ッ・・・・・・ッ!」

優しく甘い刺激にナナの体がビクビクと震える。

(ダメ・・・感じちゃダメ・・・!ヘンタイだと思われちゃう・・・!)

漏れそうになる声を必死でこらえた。

息を止めて唇を噛むが、ふいにエリーザの手が前に回ってきた。

「ンアッ!?」

その手がナナの鎖骨から乳房、腹部、太ももへと一気になでおろした。

「ヒッ・・・!ァ・・・・!ッ・・・!」

ぞんぶんに快感が高まったところでいきなり性感帯を刺激されたナナはそのまま絶頂してしまった。

(やばっ・・・!どうしよどうしよ・・・!)

太ももと下腹部をぷるぷる震わせながら言い訳を考えた。

「ナナお姉さま・・・ひょっとして感じちゃってますか?」

「えっ!?ち、違っ・・・!これは・・・」

「いいんですよ。だって、感じるようにマッサージしてるんですもの」

「!?」

エリーザはナナの背中にぴったりと自分の体を押し当てた。

エリーザの指がナナの乳頭を中心に丸を描くように乳輪をなでる。

「ァひッ!?」

ナナの体が跳ねる。

「イヤッ、ちょッ・・・!ダメ・・・!ダメだって・・・!」

ナナはエリーザの腕を押さえようとしたが、たっぷり使われた液体せっけんのせいでぬるぬるする上に、

武闘家エリーザの力はナナよりも強く、止められなかった。

「イヤだなんて嘘・・・。だってお姉さま、仕事終わった後、いつも自分でしてるじゃない・・・」

「!?し、知って・・・」

「ここに入ってくる前、ちょっと扉開けて見てんです。お姉さま・・・ここでするつもりだったでしょ」

「!そ、それは・・・」

アレを見られてたことを知ったナナは羞恥で赤くなる。

エリーザの手が再び動き出す。

さっきよりも少し強く、乳房を両手で覆ってこねるように動かした。

「ヒッ・・・!でもこんな・・・誰か来ちゃう・・・!」

「こんな時間、誰も来ませんよ。番頭のおっさんはいつもみたいに寝てるし」

エリーザの人差し指と中指がナナの乳首をつまんでぐりぐり動かした。

「~~~~!」

ナナは声を殺しながらビクンビクンと反応する。

「で、でも女の子同士でこんなこと・・・!普通じゃ・・・」

エリーザの指がぴたりと止まった。

「やっぱり普通じゃないですよね。女なのに、女の子好きなんて・・・わたしはお姉さまのこと好きです。お姉さまはわたしのこと嫌いですか?」

エリーザの泣きそうな声を聞いて、ナナはあせった。

「え、いや・・・、嫌いじゃないよわたしも・・・」

「ホントですか?」

エリーザは後ろからナナを抱きしめ、ナナの尖った耳を舐めた。

(でもこういう意味じゃ・・・)

「女の子の体にはたくさんの性感帯があるけど、そのうち一番感じる三つの場所を教えてあげますね」

そう言ってエリーザはナナの陰核を指で押さえた。

「ンッ・・・・!」

そのままさするようにゆっくり刺激を続ける。

「まずここ。陰核です。女の子のおちんちんですね。クリトリスとも言います」

「ッ・・・・!!!」

ナナの背中がビクッと痙攣する。

「この性器は完全に気持ちよくなるためだけについてる器官なんです。だからとっても感じるんです」

エリーザは包皮の上から陰核を撫でまわす。

「ふあ・・・!ふうっ・・・!」

ナナの口から熱い吐息が漏れる。

エリーザは陰核の包皮を少し剥いて触れるか触れないかというほどそっとなでた。

「あッ!あッ・・・!」

あと少しで絶頂というところでエリーザは指を離した。

次にエリーザはナナのワレメに指を滑らせ、膣内にゆっくり挿入した。

ナナはすでに抵抗する意思を失っていた。

あまりに気持ちが良すぎたからだ。

「んやッ・・・ヒッ・・・!」

ナナは快感を散らそうとして身をくねらせる。

「次にグレーフェンベルクスポット、通称Gスポットですね。これの位置には個人差があって・・・」

エリーザはナナの膣内に指を挿入して軽く曲げた。

少し位置を変えてもう一度。

それを繰り返して、少し奥へ入れた指を曲げたとき、ナナの体がビクンと跳ねあがった。

「ひゃあああああああああああああ!?」

ハデな声をあげ、あわてて口を押える。

「ナナお姉さまのはちょっと奥にありますね。ここがGスポットです」

エリーザがギュッギュッと圧迫するように刺激する。

「ああ・・・ッ!ああああ・・・ぁぁぁ・・・!」

ナナは目を白黒させながら体をくねらせる。

「普通はちょっとずつ開発しないと感じないんですけどね・・・ナナお姉さまは淫乱なんですね」

エリーザの言葉責めもまったく耳に入らないほどナナは感じまくっていた。

しかしまたしてもナナが絶頂する前にエリーザは指を止めた。

「ううッ・・・!クッ・・・!」

ナナは唇を噛む。

「最後のはちょっと難しいですけど・・・」

エリーザは右手でGスポットを、左手で陰核を刺激した。

右手と左手で違う動きをするのはかなり難しいことなはずだったが、エリーザはなんなくこなした。

「ンッ・・・ンンンッ!!!」

何度も寸止めされた体は快感が止まらない。

「性感が限界まで高まると、奥にある子宮口が降りてくるんです」

エリーザは中指と薬指をナナの中に挿入した。

かなり奥まで入れると、ナナの奥にある場所へ指がコツンと当たった。

「ひゃーーーッ!?」

「あ、届きましたね。良かった。人によっては指が届かないこともあるんですけど」

エリーザは指の腹で押しこむようにピストンした。

「ひゃッ!?わひゃッ!」

陰核やGスポットの快感とは種類の違う快楽だった。

じわじわ広がり染み渡るようなソレと違い、直接脳にガツンとぶつかるような快感だ。

「3つの性感帯の中でこの場所が一番気持ちいいんですよ」

「ひッ!ちょッ、これヤバッ!」

我を忘れるほどの快楽だったが、エリーザはまたしてもナナが絶頂する前に指を引き抜いた。

「あ、ああっ・・・!な、なんで・・・?」

あと少しで絶頂できるところで止められてナナは悔しそうに言った。

「ねえお姉さま、キスしてください。キスしてくれたら最後まで・・・」

エリーザはナナの横に回ってナナをじっと見つめた。

ナナはエリーザの唇に自分の唇を重ねた。

エリーザはナナの唇を舐める。

「ッ・・・!」

唇がまるで性器のように敏感になっていた。

ナナもそれに答えてエリーザの唇に舌を這わせる。

ふたりの唾液がこぼれて胸元に落ちた。

「ナナお姉さま・・・」

エリーザはナナの首を抱いて体を密着させた。

ナナもエリーザの脇の下から手を回して抱きしめる。

エリーザはナナの舌に自分の舌を絡めあわせる。

ぬちゃぬちゃと淫靡な音が浴場に響いた。

と、そこで今まで余裕の責めの表情だったエリーザに変化が現れた。

目がとろんとして、切なそうな顔になり頬が紅潮する。

「なんかお姉さまの唇すごく気持ちいい・・・!」

エリーザがむさぼるようにナナの唇を舐める。

(あー・・・それたぶんアレだ・・・)

今朝飲みまくったローパーの体液に含まれる陶酔成分がまだ口の中に残っていたんだろう。

あるいはお腹の中のソレが気化して吐息といっしょに出てきたか。

ふたりはお互いの唇をむさぼりあった。

「ねえ、エリちゃん、お願い・・・」

性感が高まりすぎておかしくなりそうなナナは懇願した。

「え、あ、はい・・・」

エリーザは再びナナの背後に回り、愛撫を再開する。

さっきよりもっと早く、強く。

ナナは声が漏れるのも気にせず、何度も絶頂した。





事が終わると、ふたりは浴場を出た。

幸い、番頭のおっさんは昼寝していた。

あるいは寝たふりをしているだけだったかもしれないが・・・。

エリーザは顔を赤くしてナナに言った。

「ねえ、お姉さま、今日じゃなくてもいいから今度はわたしに・・・」

「えッ!うー・・・」

ナナは戸惑ったが、コクリとうなづいた。





       

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